大河『べらぼう』礒田湖龍斎役に鉄拳 キャラクター紹介(36)
2025年1月3日(金)13時0分 オリコン
大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』より(C)NHK
鉄拳が演じる礒田湖龍斎は、蔦重(横浜流星)が企画して、西村屋与八(西村まさ彦)と共に出版した『雛形若菜初模様』の絵師。吉原の女郎たちに新しいデザインの着物を着せて描いた雛形本の浮世絵版の先駆けとして、当時の女性たちの関心を集めることになる。
放送100年を迎える2025年は、日本のメディア産業、ポップカルチャーの礎を築き、ときに“お上”に目をつけられても“面白さ”を追求し続けた人物“蔦重”こと、蔦屋重三郎が主人公。親なし、金なし、画才なし……ないないづくしの“江戸のメディア王”として時代の寵児になった快楽児・蔦重は、文化隆盛の江戸時代中期に喜多川歌麿、葛飾北斎、山東京伝を見出し、日本史史上最大の謎の一つ“東洲斎写楽”を世に送り出す。脚本は森下佳子氏が担当。江戸時代の版元で浮世絵師の喜多川歌麿や葛飾北斎を世に出したことで知られる蔦屋重三郎の生涯を描く。