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宮崎アニメを彷彿とさせる美麗なグラフィックで魅せる3Dアドベンチャー『Way to the Woods』に期待

おたぽる1月3日(日)23時0分
画像:『Way to the Woods』公式サイトより。
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『Way to the Woods』公式サイトより。

 一見、海外発のゲームやアニメには見えないビジュアルとテイストのコンテンツが最近増えてきたような気がする。開発中のスクリーンショットが先頃公開された3Dアドベンチャーゲーム『Way to the Woods』の美麗なグラフィックもちょっとした既視感のようなものを覚えるかもしれない。それもそのはず、本作のクリエイターは“宮崎アニメ”から大きな影響を受けているという。


■宮崎アニメの影響を受けた16歳が開発中のゲーム

 オーストラリア・メルボルン在住の16歳、アンソニー・タンが現在開発中というアドベンチャーゲーム『Way to the Woods』の画像を数点、投稿サイト「Reddit」に先頃アップしたところ、意外なまでの反響を呼んでいる。業界内での評判も高く、来年のPS4版ゲームの目玉といわれている探索型アドベンチャーゲーム『No Man's Sky』を現在鋭意開発中のHello Gamesのディレクター、シーン・マレイ氏もツイッターで「今日見ることができるゲームの中でもっともゴージャスなものだ」と書き込み感銘を受けたことをつぶやいている。

『Way to the Woods』公式サイトによれば、本作は3人称視点の“手作り感溢れる”3Dアドベンチャーで、世界観やビジュアルは宮崎アニメの『千と千尋の神隠し』や『もののけ姫』、またゲーム作品では『風ノ旅ビト』や『Life is Strange』、『The Last of Us』などに触発されているということだ。宮崎アニメファンなら確かにどこか親近感を覚えるビジュアルではないだろうか。開発はタンを筆頭にいずれも16歳のジャラド・ベイカー、ジェレミー・ワームスレイの2人のプログラマーの計3人で行なわれているということだ。

「私たちの究極のゴールは、例えば『The Last of Us』と『風ノ旅ビト』を融合させたような、素晴らしく、鳥肌が立つようなゲーム体験を味わってもらうことです」と、タンは「Eurogamer」の取材に応えている。開発チームは、無償のゲームエンジン・Unreal Engine 4を使ったゲーム開発の支援プログラム「Unreal Dev Grants」(Epic Games主催)に応募しており、審査を通れば最大5万ドルまでの開発援助金を獲得できる。したがって審査の結果次第で、今後の開発の進行速度が決まってくるということだ。当面はPC版の開発を行なっているが、状況に応じて各種コンソール版の開発も今後検討するという。このグラフィックでどんな3Dゲーム体験が味わえるのか大いに気になるところだ。ともあれ続報を待ちたい。


■“逆輸入”ジャパニメーション『RWBY』 

 このように日本のアニメに影響された映象やゲームは時折意外なところから現れてくるのだが、一部で絶大な人気を誇るアメリカ発のアニメ『RWBY』もまた、ビジュアルだけを見れば日本のアニメだと信じて疑わない人がほとんどではないだろうか。

 アメリカのアニメ制作会社・Rooster Teethによって制作された『RWBY』は、2013年7月から無料のWEBアニメーションとして放映が開始されるとたちまち人気を博し、日本のアニメ好きにも多大なインパクトを与えた。3DCGソフト「Poser」によって描かれた緻密なビジュアルがとにかく“ジャパニメーション”そのものである。2014年には「国際WEBアカデミー賞」最優秀アニメーションシリーズ賞を受賞している。

『RWBY』は、人類を脅かす種族“グリム”に対抗すべく“ハンター養成所”に通う少女・ルビーが仲間と成長していく様子と闘いを描いたSFアクションだ。Wikipediaなどの情報によればやはり日本のアニメキャラなどの影響を受けており、特に『ブラック★ロックシューター』や『天元突破グレンラガン』などをリスペクトしているということだ。今年2月に制作のトップが残念なことに不慮の死を遂げる不幸な事態を迎えたが、制作はその後も続けられて現在、第3シーズンとなる「Volume 3」の6話までが公開されている。

 そして今年からは日本のファンのために専用ウェブサイトを開設し、ワーナーブラザーズジャパンと組んで公式の日本語吹き替え版(現在は「Volume 1」まで)を制作してファンを喜ばせている。日本語吹き替え版で観る『RWBY』は日本のアニメとだと言われてもまったく違和感のない作りだ。また、三輪士郎による漫画化作品が「ウルトラジャンプ」(集英社)2015年12月号から連載中。そしてイベント情報や関連グッズ情報なども随時サイトで報告されている。日本のサブカルチャーの影響を受けたコンテンツの“逆輸入”の流れは今後も続くのかどうか興味深いところだ。
(文/仲田しんじ)


【参考】
・Eurogamer
http://www.eurogamer.net/articles/2015-12-11-fawn-over-these-lovely-way-to-the-woods-screenshots

・Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/RWBY

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データ提供元:アニメキャラクター事典「キャラペディア