転換期迎えた『笑点』 ブームの中で醜聞狙われた円楽

1月3日(火)7時0分 NEWSポストセブン

醜聞を狙われたのは『笑点』人気がゆえ?

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「芸能スキャンダルに携わる仕事を始めて25年。正直、2016年ほど忙しい年はありませんでした」と語るのは18年連続女性週刊誌No.1を守り続ける『女性セブン』の川島雅史・編集長だ。


 SMAP解散、ゲス不倫をはじめとする数々の不貞、など、この1年は芸能ニュースが世間を騒がせ続けた。だが、日頃あまり女性誌やワイドショーを見る機会のない週刊ポスト読者は、意外とその詳細を知らなかったりするのではないか……。今回、そんな読者のために『週刊ポスト増刊2017新春スペシャル』では「女性セブン・週刊ポスト出張所」を開設した。


 ベッキーに匹敵するインパクトを世に与えたのは、乙武洋匡氏の不倫スキャンダルだ。妻と幼い子供3人がいながら、女優の黒木華似の20代後半の美女と海外旅行に赴き、他にも複数の女性と「不適切な関係」があったと『週刊新潮』に報じられた。


『女性セブン』(4月14日号)は騒動直後に妻・仁美さんの告白を報じた。


〈私は日常生活に困難を抱える彼と生活する大変さをわかって結婚したつもりでしたが、子供を育てる中で、手足のない体をぞんざいに扱ってしまったことで、彼がとても屈辱的な思いをしたこともあったと思います〉


「先天性四肢切断」という障害を抱えて、着替えやトイレ、風呂、そして“性の処理”も一人ではできない夫を24時間フルサポートしながら、3人の子育てまでこなす仁美さんの日常を女性目線で報じた。川島編集長が振り返る。


「取材して分かったのは、乙武さんのようなハンディキャップを持つ夫の生活をサポートする妻の大変さです。我々の想像をはるかに超えた過酷さであり、単なる不倫報道というより障害を持つパートナーを支える難しさを考えさせられた」


 その後、『女性セブン』(7月7日号)は乙武夫婦の別居と離婚をスクープ(正式な離婚成立は9月)。11月下旬、『ワイドナショー』(フジテレビ系)に出演した乙武氏は、「不倫は暗黙の了解だったが、子供に影響が出るのが耐えられなかった」と離婚理由を述べた。芸能リポーターの井上公造氏が語る。


「ハンデがあってもパワフルにチャレンジするのが乙武さんの魅力でしたが、不倫騒動後はすっかり元気がなくなった。だけど、『ワイドナショー』に出演して以来ツイッターを再開。本音で語るようになり徐々に番組からも声がかかるようになった」


 神妙な不倫謝罪会見が続く中、異彩を放ったのが三遊亭円楽だ。2016年6月、40代美女と連れ添って、錦糸町にある「サービスタイム4500円」のラブホに入る姿をキャッチされたが、謝罪会見では、「『円楽改め老いらくです』って名前変えようかと思った」と“円楽節”が炸裂。“不倫なぞかけ”まで披露する爆笑会見となった。


「2016年は桂歌丸師匠が『笑点』(日本テレビ系)の司会を卒業するなど、番組の転換期を迎えて、例年以上に笑点メンバーに注目が集まった。そのため、円楽師匠がマスコミに狙われたのでしょう(笑い)」(井上氏)


 女遊びが“芸の肥やし”といわれるのは、歌舞伎役者も同様だ。10月に歌舞伎界の大名跡を襲名した中村芝翫(当時は橋之助)は、京都の花街・先斗(ぽんと)町の30代人気芸妓との逢瀬が報じられた。報道後、夫の不貞を謝罪した妻・三田寛子(50)の姿が〝神対応〟と絶賛された。


「報道後、三田さんはバラエティ番組から引っ張りだこに。悲壮感などおくびにも出さずに“女の強さ”を見せる姿が女性から好感を得ました」(ワイドショー芸能デスク)


 井上氏が不倫に沸いたこの2016年を総括する。


「不倫不倫不倫……。魔女狩りのように不倫が見つかった1年でした。猛烈な逆風を目の当たりにして芸能人が縮こまってしまって、夜の街に出ていない気がする。このままでは芸能人の色気みたいなものが消えてしまいかねない。その意味で残念な1年でした」


※週刊ポスト増刊2017新春スペシャル

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