『きょうの料理』最高視聴率は「ばぁば」の女子アナ説教時

1月3日(火)16時0分 NEWSポストセブン

『きょうの料理』ばぁばが女子アナにお説教した回は年間視聴率No.1

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 2016年11月に放送60年目に突入した『きょうの料理』。人気長寿番組のハプニング&トリビアを紹介する。


【1】テーマ曲はまな板をイメージ

 タンタカタカタカ〜♪の曲中に入る「トコトコ」という音は、「まな板を刻む音」をイメージしたもので、ウッド・ブロックという楽器を使っている。作曲者は2016年5月に亡くなった世界的作曲家の冨田勲さん(享年84)だ。


【2】料理の真上からの撮影は“合わせ鏡”

 今でこそテレビカメラは軽量になり、クレーンもあるが、ひと昔前まで深鍋の中を真上から撮るのが“課題”だった。


「そこで考えたのが、合わせ鏡。ガス台の真上の照明設備に鏡を吊り、そこに映った物が、ガス台前に設置してあるスタンド型の鏡に映るようにする。その鏡の画像をカメラで撮影していました」(番組制作に関わるフリーディレクターの河村明子さん)


 この手法は20年ほど前まで使われていたという。


【3】「15分塩結び」が“神回”と話題に

 2014年10月の放送で、料理研究家の土井善晴さんが紹介したのは、塩むすび。 「手に塩をつけておむすびを結ぶんですけど、それだけ15分間。土井さんは手の洗い方からしっかり教え、愛情をこめて料理を作る心得といった話を交えながら、見事に15分やられました」(大野さん)


 この放送はネットで“神回”として話題になった。


【4】ばぁばの“説教”が最高視聴率

 2014年のおせち特集に、ばぁば、こと料理家の鈴木登紀子さんが出演したときのことだ。女性アナウンサーが鈴木さんの自宅を訪れて、お煮しめなどを教わっていたが、試食の場面で鈴木さんが「お碗の取り方が悪い」「箸の持ち方が悪い」と女子アナに“お説教”。



「そのまま放送したら、その回がその年の年間視聴率No.1に。2015年にも再放送したら、またウケました(笑い)。食事のマナーもお伝えできるのが、レシピサイトと違うテレビの良さだと思います」(チーフプロデューサーの大野敏明さん)


 その鈴木さんは、「食べることは生きること」と語る。


「食べることは生きることです。とくに、今の時代、子供たちに何をどう食べさせるかは、大きな問題になっていますね。でも、“私の料理が家族の命を支えている”と思えば手は抜けませんわね。子供は家族のためにせっせと料理に励む母親の姿をちゃんと見ていますよ。


 私が、いわゆる料理研究家としてテレビにデビューしたのは46才のときでした。当時、ご近所の奥様方に頼まれて、自宅でお料理を教えていたの。それが好評でお声がかかったの。最初のメニューは、青豆(グリーンピース)ご飯です。当時はちょうど電気炊飯器が普及し、ご飯が簡単に炊けるようになった頃でした。


 でも、私としては、アルミのお鍋で直火で炊いたほうが早く炊けますし、格段においしい。お料理教室でもうちのご飯はおいしいと評判になっていたので、ご飯ものでスタートすることにしたんです。どんなときもおいしいものを出すのが私の使命ですからね」(鈴木さん)


※女性セブン2017年1月5・12日号

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