常盤貴子が寅さんの妹を演じて感じた「アホな男は可愛い」

1月3日(金)7時0分 NEWSポストセブン

連ドラ女王はまもなくデビュー30年

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 ロングのワンピースをエレガントに着こなして現われた常盤貴子(47)は、独特のミステリアスで艶やかな雰囲気を纏っていた。だが撮影から一転、話し始めると明るくて実に気さくで、時折、関西弁が混じる。


「父の仕事の関係で、小学4年生から高校1年生まで兵庫県の西宮で過ごしていました。引っ越しは嫌でしたが、すぐに関西の波に飲み込まれ、1週間で関西弁をマスターしていたそうです(笑い)。『とりあえず言うといたろ』みたいな精神も、培われましたね」


 1月5日スタートのドラマ『贋作 男はつらいよ』(NHK BSプレミアム、日曜午後10時〜)では、寅さんの妹・さくらを演じる。故・渥美清主演、山田洋次監督の映画『男はつらいよ』を現代の大阪に甦らせた作品で、監督自らが原作・脚本を担当している。


「さくらはオリジナルで倍賞千恵子さんが完璧に演じてこられた役なので、引き受ける上で多少のためらいはありました。ただ、山田監督による贋作だから、なんちゃって寅さんを楽しもうという気持ちもあった。映画と変わらず、寅さんの惚れっぽいところは見ていて面白い。周りからアホやなぁって言われる男の人って、かわいらしいです」


 1991年にデビュー。多くの作品でヒロインを務めてきたが、30年近い女優人生を経て、仕事への想いも変化してきたと話す。


「この年齢になると、数は少なくても、楽しくて充実した仕事をしたいと思うように。今回のドラマも素敵な経験だったし、続編が作れると嬉しいですね」


【PROFILE】ときわ・たかこ/1972年4月30日、神奈川県生まれ。1991年に女優デビュー。1993年ドラマ『悪魔のKISS』(フジテレビ系)で注目を集める。代表主演作は1995年『愛していると言ってくれ』(TBS系)、2000年『ビューティフルライフ』(TBS系)など。2019年9月、エッセイ集『まばたきのおもひで』(講談社)を出版。世界初となる8K制作の時代劇『帰郷』(杉田成道監督)が、1月17日から劇場上映、2月8日に時代劇専門チャンネルで放送。4月には映画『海辺の映画館─キネマの玉手箱』(大林宣彦監督)の公開を控える。


●取材・文/戸田梨恵


※週刊ポスト2020年1月3・10日号

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