ドラマ視聴率のニュースで現場に“主演離れ”も

1月4日(木)16時33分 ナリナリドットコム

日本テレビの小田玲奈プロデューサー(ドラマ「家売るオンナ」「地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子」など)が、1月2日に放送されたトーク番組「新春TV放談2018」(NHK)に出演。ドラマの視聴率が話題になることの弊害が起きている、現場の空気感を語った。

番組ではこの日、地上波と遜色ないレベルの俳優が出演したり、大物脚本家を起用したりと、存在感を示し始めているネットドラマについてピックアップ。番組MCの千原ジュニアが「出る側、俳優さんはどう思ってはるんでしょうね?」と、ネットドラマに対する俳優の考え方を質問した。

日経エンタテインメント!編集委員の品田英雄氏は、「テレビはお仕事、ネットドラマはやりたいことをやれる、みたいな空気にどんどんなってきて。俳優さんなんかはやっぱり、単に事務所から来たお仕事ではなくて、自分がやりたいっていうものをOKしてもいいみたいな、前のめりの姿がネット界にどんどん広がっていって。それは世代の問題だと思うんですけど、それが勢いをつけたり、今までできなかったことをやるってことに繋がってると思います」と分析。

そしてドラマ制作の現場を熟知する小田プロデューサーは「視聴率がネットドラマは出ないじゃないですか。視聴率がすぐ、1%上がった、1%下がったって、主演俳優の写真が使われてネットに出るじゃないですか、Yahoo!ニュースとかで。1%なんて誤差だと思うんですけど」と、視聴率を取り上げるネットニュースが息苦しさを生んでいると指摘し、コメンテーターのテリー伊藤も「かわいそうだよね」と同調した。

ここでカンニング竹山が、噂で聞いた話として「プロダクションとか主演張る俳優さんが、地上波のドラマで頭張ってやるんだったら、ギャラ一緒くらいだったらWOWOWさんとかそのへんでやったほうが、(地上波では)数字悪かったときに『あいつ主役ダメだよ』ってなるから、それだったらはじめからWOWOWで予算もあって、ギャラも変わらないんだったら、そっちで映画みたいな感じで撮ろう、そっちが増えてるって」と、“地上波ドラマ離れ”が起きているのでは、と質問。

小田プロデューサーは現場の空気感として「『傷つかない』って。そういう風にすぐ言われちゃうようになったなと思うんです。傷つかなそうだからやりますとか。例えば主役だと傷ついちゃうかもしれないけど、これくらいの位置でやれば、(視聴率が)もし悪くても傷つかない」と“主演離れ”が確かにあるそうで、「(ネットニュースは)毎回、(視聴率の)ほんと大したことないことでも言うじゃないですか」とぼやき、テリー伊藤も再び「プラスになることはなかなか書いてくれない」と同調していた。

ナリナリドットコム

「ドラマ」をもっと詳しく

「ドラマ」のニュース

BIGLOBE
トップへ