コリン・ファース、『キングスマン』新作に「少し一本目のハリーが恋しい」

1月5日(金)6時20分 クランクイン!

『キングスマン:ゴールデン・サークル』より(c)2017 Twentieth Century Fox Film Corporation

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 世界中で大ヒットを飛ばしたスパイ・アクション映画『キングスマン』の続編『キングスマン:ゴールデン・サークル』では、コリン・ファース演じるハリー・ハートが驚きの復活を果たす。「アトラクションに乗っているような映画ってなかなか数は多くないし、ワクワクして観てもらえる作品だと思うよ」と自信をのぞかせるコリンに、精神的・外見的に変化した役柄に対する思いや、ジュリアン・ムーアとの共演秘話などについて、電話インタビューで話を聞いた。 英国の諜報機関キングスマンの活躍を、主人公のエグジー(タロン・エガートン)を中心に描く本作では、前作でヴァレンタイン(サミュエル・L・ジャクソン)に頭部を銃撃されたハリーが、「不完全なハリー」として驚きの復活を果たす。コリンは「今回の不完全な部分を持ったハリーを演じるのはすごく楽しかったけど、少し一本目のハリーが恋しいなと思ったりもしたよ」と回想。前作とは少々異なるハリーを演じたものの、「やっぱり全然違うアプローチというのは、むしろ一つのチャレンジとして与えられた方が、ただ繰り返すよりも僕にとっても良かったのではないかと思う」と満足気だ。

 ハリーは本作で眼帯を着用しているのだが、外見的な変化によって演技に対するアプローチが変わったのだろうか。「大いに違った。そのことに驚いたし、その影響にもびっくりした。片方の目しか見えない人はたくさんいて、彼らは順応している。でも、そうなるととても多くの物事が変わってしまう」と答えるコリン。結果的には順応したものの、自分の立ち位置も分からなくなったそう。「距離感覚に影響を受ける。それに私の場合は聴覚にも影響した。聞こえなくなったのではないが、何もかも大きすぎて聞こえるとか、奇妙な聞こえ方になった。脳に全く同じメッセージが届いていないという事実に対して、五感が少し調整をするのだと思う」と考えを明かす。 そうした労苦を伴った本作では、前作で見ることができなかったエグジーとハリーの師弟コンビによる共闘が実現した。エグジーを演じたタロンとは「家族のような関係」で、前作からずっと連絡を取り合っていたそう。「今回また共演するからといって、改めてお互いのことを知ったり信頼を勝ち取ったりするようなプロセスは必要なかったんだ。阿吽の呼吸みたいなものがあって、お互いにいろいろなアイディアを持ち込むこともできた」と満足そうだ。「2人の間のジョークみたいなものもあるんだ。でもそれは役者の間だけで言えることではなく、スタッフともそういう関係性があるとよりスムーズだし、より作品も良いものになると思うんだよね」とも語る。

 悪役のポピーを、大女優ジュリアン・ムーアが演じたことも話題を呼んでいる。『シングルマン』で共演経験のあるジュリアンを起用したいというマシュー・ヴォーン監督の思いを受けたコリンは、「僕から直接『1本目のキングスマンを観た?』とメールしたよ」と秘話を紹介。続けて「(1本目を)ジュリアンも気に入っていたし、彼女の子供たちも大好きで、すぐに『イエス』と言ってくれたんだ。もともと彼女とは、『再び共演したいね』とずっと話していて、やっと再会できた」と再共演が実現した喜びを明かすも、「やっと再会できたのに、皮肉なことに1シーンしか共演していないんだ(笑)」と苦笑。それでも、現場では一緒に過ごすことができたそうで、「彼女とはいつでもまた共演したいと思っているよ」と話していた。

 映画『キングスマン:ゴールデン・サークル』は1月5日より公開中。

クランクイン!

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