ダルビッシュ、落合博満氏「走り込み論」否定 メジャー投手のランニング重視「絶対にない」

1月5日(金)14時55分 J-CASTニュース

ダルビッシュ有投手(イラストはレンジャーズ時代のもの)

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米大リーグ・ドジャースのダルビッシュ有投手(31)が、元中日監督の落合博満氏(64)のトレーニング論を否定した。


落合氏は、スポーツニッポンがウェブ版でも配信した阪神・金本知憲監督(49)との対談記事の中で、ピッチャーの「走り込み」の重要性を力説。メジャーリーグ(MLB)選手のランニング量は「日本人より多いかもしれない」とも訴えた。




これに異を唱えたのがダルビッシュだった。2018年1月3日に更新したツイッターで、「アメリカの選手の方が走るとか絶対にない」と切り出したのだ。




落合氏「(藤浪の不振は)ランニング不足」




落合氏と金本監督の対談記事は、1月1日のスポニチ紙面に掲載されたもの。その後、3日朝には同紙ウェブ版でも記事が配信された。その中で、ピッチャーの走り込みについて落合氏が言及したのは、昨季不振にあえいだ阪神・藤浪晋太郎投手(23)の話題でのことだ。




昨シーズンを通してコントロールが定まらず、自身初の不調による2軍落ちも経験した藤浪投手。不振の原因について、落合氏はまず「ランニング不足。下半身が弱いと思う。コントロールのいい投手は、やっぱり走る」と指摘。その上で、




「投げ方を完全に忘れさせるほど走らせないとダメだと思う。下半身を作らないと。投げる体力がないと思う」



と独自の「再生法」も提案した。




このようにピッチャーの走り込みの重要性について語る中で、落合氏は「アメリカの投手も走るからね」とも言及。メジャーリーグの選手はあまり練習しないとのイメージがあるが、それは間違いだなどとして、




「向こうの選手は朝4時、5時くらいから、人が来る前から走っているからね。人の見えないところで練習して。もしかしたらランニング量は向こうの選手の方が日本人より多いかもしれない」



とも訴えた。これには、金本監督も「ウチで一番、走るのはメッセンジャー(編注・阪神の先発投手。MLBから2010年に日本球界へ移籍)ですね」と返していた。





ランニングメニューは「長くても15分ぐらい」





このように、MLB選手のトレーニング法を引き合いにしてランニングの重要性を述べた落合氏の意見に反論したのが、以前からツイッターやテレビ番組などで「走り込み不要論」を唱えているダルビッシュだった。




ダルビッシュは1月3日深夜のツイートで、上述した落合氏と金本監督の対談記事のURLを紹介しつつ、MLBでの日々のトレーニングについて「短、中距離のメニューは組み込まれているけどかけてる時間は長くても15分ぐらい」と言及。その上で、




「アメリカの選手の方が走るとか絶対にないんだけどなぁ」



と落合氏の意見を否定した。




その直後に投稿したツイートでダルビッシュは、




「『走り込みが足りない!走れ!』それでもダメだと『投げ込みが足りない!投げ込め!』

それでもダメだと『精神的に弱い!もっと走れ!』の無限ループ」


とも言及。落合氏が対談記事の中で述べた藤浪の「再生法」を暗に否定したようにも捉えられる言葉を投稿したのだ。




また、10年以上前にはMLBでも投手のランメニューを重視している球団があった、との一般ユーザーからのリプライ(返信)に対し、ダルビッシュが「少なくとも自分が来て所属したチームや他チームの選手から聞いたところだとそこまでしていないと思いますね」と返す一幕もあった。




こうしたダルビッシュ投手の持論について、ツイッターやネット掲示板には、「ダルビッシュさんが言うと、説得力があります」「でも落合さんの言ってる事結構説得力あると思うけどなぁ」といった賛否の分かれた意見が出ることになった。そのほか、




「ぜひダルビッシュさんが落合さんとガチで対談する企画を願います」



との書き込みも目立っていた。




また、ダルビッシュが藤浪との合同自主トレを1月中に実施する予定だとしていることから、




「藤浪にメジャーで得た知識を教えてあげてください」

「藤浪投手にアドバイスをお願いできないでしょうか?」




といった阪神ファンからの期待の声も寄せられていた。

J-CASTニュース

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