『あさイチ』降板の有働アナ、決定に至るまでの様々な葛藤

1月5日(金)7時0分 NEWSポストセブン

2017年末、男性との会食に向かう有働アナ

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 お茶の間の朝に7年以上にわたって笑顔を届けてきたNHK・有働由美子アナ(48才)の『あさイチ』降板。アナウンサー職のままニューヨークへ異動し、NHKの現役女子アナとして史上初めて民放番組に出演するなど、次々と新たな道を切り開いてきた。彼女が胸に秘めていた葛藤と決断──。


 2017年も残すところ2日だけになった年の瀬の夜、都内の人気日本料理店の個室にいた1組の男女。季節の食材をふんだんに使った創作料理に、全国から厳選した米をじっくり炊き上げる土鍋ご飯が名物で、多くの芸能人が贔屓にする名店だ。


 部屋から漏れるのは、お茶の間の朝に聞き覚えのある笑い声。NHKの有働由美子アナウンサーだ。平日毎朝レギュラー出演する『あさイチ』が年末年始休みに入り、久しぶりにゆっくりと羽を伸ばせる夜だった。店は自宅から歩いて数分のところ。彼女は向かい合う男性に柔和な笑顔を送っていた。


 4時間ほど食事を楽しむと、有働アナは店の正面玄関から、男性は裏口から、わざわざ時間をずらして警戒した様子で店を後にした。


「一緒に食事をしていたのは脚本家の三谷幸喜さん(56才)だったようですよ」(居合わせた客)


 有働アナは三谷脚本の大河ドラマ『真田丸』(2016年)でナレーションを務め、1月1日に放送された正月時代劇『風雲児たち〜蘭学革命篇〜』で再タッグを組んでいた。


「三谷さんは何年も先までオファーが絶えず、しかも遅筆なためいつも締切に追われている状態。お酒も飲まないので、役者さんと飲みに行ったりすることもほとんどありません。そんな中でもし有働さんの家の近所まで食事に出向いたなら、よほど信頼関係があるんでしょう」(芸能関係者)


 その2日後の大晦日の紅白歌合戦。有働アナは特別枠出場の桑田佳祐(61才)の横浜アリーナ中継に登場。桑田と肩を組んで歌って踊ると、ヒラリとスカートが舞って美脚が露わになっていた。


◆何かとんでもない間違いをした


 翌元日のスポーツ紙で報じられた有働アナの『あさイチ』降板は世間に衝撃を与えた。



「“プライベートを充実させたい。年齢的にもそろそろ自分の時間が欲しい”という希望があったそうです。連日午前4時半に起床し、早朝に局入りする生活を8年も続けています。他に特番やナレーションの仕事を行い、2012〜2015年には紅白歌合戦の総合司会も務めました。48才でこの激務を続けるのはかなりの負担。


 今のあさイチは彼女とイノッチ(井ノ原快彦)の掛け合いの和やかさがウケて人気番組に成長しましたし、同時間帯の視聴率1位を独走する番組のMC降板はよほどのことですが、局側もここまで貢献してくれた本人の申し出を断ることは難しかったのだと思います」(スポーツ紙記者)


 プロ野球選手や広告マン、会計士などとの恋路が報じられてきた有働アナ。2013年には静岡県内で空調設備会社を営む5才年下のA氏との遠距離恋愛もスクープされた。


「最近になってその男性とも破局したとも聞きました。熱愛が報じられるたび、いつも結婚説が囁かれてきましたが、そんな彼女も気づけば50才目前。それは、彼女がこれまで人生の岐路を迎えるたび、仕事を選んできたことの証でもあるんでしょう」(NHK関係者)


 彼女は現在、チーフアナウンサーという肩書をもつ。500人いるNHKアナの中で15%ほどしかいない管理職で、局長級のエグゼクティブアナウンサーへの昇進も間近といわれている。


《結婚して子供も産んで、仕事もよくやっているよね、と言われるのがベストだと思っていました。でも、結婚して子供が生まれたら、私は器用じゃないし、きっと仕事の質は落ちてしまう。(中略)今は仕事かな、と思ってタイミングを逃してきました》


 かつて、有働アナは雑誌のインタビューでそう吐露したことがあった。だが、彼女ははじめから人生のすべてを仕事にかけてきたわけではない。


「『あんたこのままのペースで仕事してたら卵巣ダメになって出産できませんよ』って言われて、それからものすごい、何かとんでもない間違いをした、産む可能性というか機能があるのに無駄にしちゃったんじゃないかと思って、気が変になるほどに泣いたりして病院に通ったんです」


 2016年5月、あさイチの「女性リアル どう思う?“子供がいない生き方”」のコーナーで、そう切り出したこともあった。葛藤の中で人生の夢と涙を繰り返しながら、前に進んできた有働アナ。



「同じNHKの青山祐子アナ(45才)は40才になってから4人の子供を産んで、6年近く産休育休を取っています。そんな年齢の近い後輩の生活を見て考えるところもあったでしょうね。有働さんは30代後半の時、NHK初の特例でアナウンサー職のままニューヨーク特派員として4年間むこうに行っていました。帰国したのがちょうど40才のときで、同時にあさイチに抜擢。早朝の帯番組を担当することは、気軽に夜の会食にも顔を出せず出会いもない。40才から48才までそんな生活を8年続けるなか、結婚や妊娠と自分のキャリアとの狭間で考えることもあったと思います」(前出・NHK関係者)


 最近になって、彼女は周囲に「結婚や出産は無理かなと思って、やっと気持ちが落ち着いてきた」と漏らしていたというが、その胸中をはかり知ることはできない。そして彼女は「朝の顔」を降りる選択をした。


「結婚や出産への気持ちの整理がどこまでついたかはわかりませんが、プライベートを充実させたいというのは心からの本音だと思います。この先50才を過ぎて女ひとりで生きていくことを真剣に考えたんじゃないでしょうか。


 いくら人気アナとはいえ、50代目前の有働さんが帯番組のレギュラーをもつのはNHKでは珍しいことです。体力的にもキツい中で“現場仕事”を続けることは大きな負担になります。それに、自分がいつまでも現場にいることで、若いアナウンサーの活躍の場を奪ってしまっているという考えもあったようです。


 同年代と同じように、管理職として局に貢献していくことが、跳ね返って自分のためにもなるというのが、決断の理由だったようです。有働さんは“ジムに通いたい”と話したりして、お金や時間を自分のために使いたいと考えているそうです」(別のNHK関係者)


 冒頭の夜、店で男性と別れた有働アナは、ひんやりとした空気の中、徒歩で帰宅した。途中、大型書店に足を運び、あてどもなく売り場をふらついた。そんな時間こそが、彼女が求めていたものなのかもしれない。


※女性セブン2018年1月18・25日号

NEWSポストセブン

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