元議員夫妻・宮崎謙介×金子恵美 子育て・家事語り合う

1月5日(金)11時0分 NEWSポストセブン

宮崎謙介・金子恵美夫婦が子育てを語る

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 夫は辞職、妻は落選──山あり谷ありの夫婦が今も二人三脚で歩いているのは“宝物”がいたからだ。2012年の衆院選で初当選するも、2016年2月に辞職した宮崎謙介氏(36才)と、2017年10月の衆院選で落選した金子恵美氏(39才)の夫婦。2016年2月に誕生した長男の子育てについて語る。


宮崎:妻は息子のことを全然怒らないんです。でも唯一怒るのは、絵本を粗末に扱ったとき。


金子:議員時代はほとんど子育てしてなかったんですけど(苦笑)、とにかく絵本を読ませてほしいと要望だけはしてました。本を大切にして、本からたくさんのことを学んでほしいと思ったからです。だからこそ、絵本を踏んだり破こうとしたりすると本気で怒ります。


宮崎:ぼくも同意。でもそれ以外は本当に怒らない。だから何か息子が悪さをすると、息子にも怒るし、妻にも“こうすると危ないから叱らないと”って。


金子:私も怒られる(笑い)。子育てにしっかり向き合ってまだ2か月ですが、育児の大変さを本当に実感しています。産後2か月は育休を取っていましたが、とにかく寝られない。夜ぐっすり寝てくれるようになったのはつい最近です。睡眠時間以外でも、日々時間との闘いですよね。朝も、自分ひとりのときは出かけるまでの時間を自分のペースで使えるんですよね。


 でも、子供がいると子供のペースで物事が進んでいく。ご飯を食べたがらなければいつもより時間がかかる、ようやく出かけられそうと思ったら、「うんち」と言われたり泣き出されたり。家を出るまでの時間がそれまでと全然違う。少し語弊があるかもしれませんが、世の中で最も重労働ってお母さん業なんじゃないかなと思うんです。


宮崎:子育てしている人の社会的価値は、すごく高いですよ。


金子:妊娠をして、切迫流産、切迫早産の診断を受けて、いわゆる高齢出産で息子を産んで。経験しなければわからなかったことがたくさんありました。育児に関しても、この2か月で“これまでわかった気でいたんだな”ということがよくわかった。市議時代から子育て支援を活動の1つのテーマにしてきて、いろいろなかたのお話を聞いてわかったつもりでいたけれど、自分でやってみたら全然違うと痛感しました。


宮崎:だからある意味で、よかったんです。自分たちの手で子育てできるようになって。



金子:議員時代、子供に対して“誰が愛情を注いだかより、どれだけ愛情を注いだかの方が大事だ”と思っていました。母である私が忙しくして家を空けることが多くても、夫なり私の母なり保育園の先生なり、たくさんの人が息子に愛情を注いでくれればきっと良い子に育つと。でも、今思えばそれも言い訳だったのかもしれない。それくらい、子育てに向き合って感じることは多いですね。


──2016年2月に出産し、約2か月後に復帰。2017年10月の総選挙で落選するまでの約1年半、子育てのメインを担ったのは、宮崎さんだった。


宮崎:新潟に住む義母にも泊まり込みで来てもらったり、ぼくの仕事が忙しいときは新潟に預けたりもしていたので、すごく助けられました。それでもひとりのときは、おむつを替えて、ご飯を作って。もちろん子供から目は離せない。大変でした。離乳食作りもほとんどぼくがやったので、にんじんペーストを作ったりしていました。


金子:そうそう。小分けにして凍らせてくれてた! 私は復帰してすぐに政務官に就いたこともあって、離乳食は作ったことないけど…。


宮崎:お風呂に入れるのは怖かったな。まだ首も据わっていない息子の全身を洗って、お風呂から出たところに敷いておいたタオルの上に子供を置いて。その後、1分くらいで自分のことを終えて出るような感じ。首が据わって寝返りをうつようになったらそれはそれでまた大変だった。とにかく、子育ても家事もエンドレスで終わりがない。世の中のお父さんって、「今日はゴミ捨てした」とか「子供を風呂に入れた」とか、偉ぶることが多い気がするけど、お母さんは当たり前に毎日毎日やってることですよね。


金子:空気というか呼吸と一緒。当たり前のようにやっている。


宮崎:そう。でも男性の多くは、やったことをアピールしてしまう。「なんの苦労もわかってない」という話を聞くこともあり、ぼくは自分の子育ての目標として、“朝から晩までひとりで子供と過ごす”ことを最初に掲げたんです。おはよう、から、おやすみ、そしてまた、おはようまで。そしてそのサイクルを何日かできるようにならないと、とても一人前にはなれないなと。


金子:私が復帰する頃には、もうやってくれてたよね。


※女性セブン2018年1月18・25日号

NEWSポストセブン

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