SHINeeジョンヒョンさん 自殺の裏に“強欲オーナー”の存在

1月6日(土)17時0分 文春オンライン

韓国社会に衝撃を与えたトップアイドルグループ「SHINee」(シャイニー)のメンバー・ジョンヒョン(27)の自殺。その背景には、「文化大統領」の存在が取り沙汰され……。


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©WireImage/ゲッティ/共同通信イメージズ



インスタではうつを示唆 


 2008年にデビューし、日本や中国、フランスでも活動する男性5人組アイドルグループ・シャイニー。日本でのツアー動員数は100万人を突破し、来年2月にも大阪と東京でドームツアーを控えていた。


「5人組で、仲間割れが多い韓国アイドルには珍しく、メンバーの仲がいいことでも有名。日本でいえば『嵐』のような存在です」(韓国の芸能関係者)


 ジョンヒョンは、歌唱力のある実力派でメインボーカルを務め、15年にはソロデビューを果たしている。


「今年4月までパーソナリティを務めたラジオでは、セクシャルマイノリティを擁護したり、セウォル号事件の犠牲者のために徹底調査を求めるなど、その発言は特に、若者に影響力を持っていました」(同前)


 そんな彼が変わり果てた姿で発見されたのは12月18日のこと。練炭による自殺だった。死後、知人のアーティストを通じて公開された遺書には「少しずつ俺をかじってきた憂鬱は結局俺をのみ込んだ」などと記されており、所属事務所関係者は「普段からうつの症状がひどかった」とした。


「ただ、人気絶頂にあった彼の突然の死をファンは受け入れられていません。うつ症状が出ていたのに、彼を救えなかった事務所の責任も今後問われるでしょう」(韓国芸能記者)




“文化大統領”


 シャイニーの所属するSMエンタテインメント(以下SM)は、1989年の創設以降、BoA、東方神起少女時代など数々のトップスターを輩出する最大手の芸能事務所だ。創業者で元フォークシンガーのイ・スマン会長(65)はK-POPの立役者として国内では「文化大統領」「先生」と呼ばれ、11月には米国『Variety』誌で「影響力のあるビジネスリーダー500」に選出された。


「SMの凄さは徹底管理と世界戦略にあります。その育成システムはジャニーズ事務所を手本に作り上げられ、それを凌ぐ厳しさです。10代の子どもがオーディションやスカウトを受け、5年から、長い場合では10年のトレーニングを経て、『完成品』としてデビューする。さらに、歌や踊りだけでなく、発言やキャラクター設定までガイドラインが渡され、徹底的に管理されるのです。SM所属タレントの優等生ぶりは徹底管理の賜物と言えます」(同前)



少女時代もインスタで追悼


 一方で、SMはこれまで、東方神起や少女時代、EXOの元メンバーらと低報酬や過密日程を巡る契約トラブルを起こしている。


「無理もありません。イ会長の最優先事項は企業の利益。さらに、彼の野望はアジア制覇です。『アジアのハリウッドを作るのが私の夢』『外国ファンを国民とする韓流仮想国家を作るのが最終目標』と話しています。ヨーロッパでも活動しソロ活動もこなすジョンヒョンが、かなりの過密日程だったことは間違いありません」(別の韓国芸能記者)


 韓国芸能界にも働き方改革が必要なようだ。



(「週刊文春」編集部)

文春オンライン

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