森川葵、前野朋哉の恋バナに「草食系じゃない!」と驚き 『嘘八百』仲良しトーク

1月6日(土)7時30分 クランクイン!

森川葵&前野朋哉、『嘘八百』インタビュー クランクイン!

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 映画『噓八百』で、中井貴一佐々木蔵之介をはじめとするベテラン俳優陣がいぶし銀の名演を見せる一方、瑞々しい演技で見る者を魅了するのが、森川葵と前野朋哉だ。劇中で愛すべき癒し系カップルを演じた二人に、中井や佐々木との共演を通じて得たもの、自身の原動力になっている過去の経験などについて語ってもらった。 イカサマ古物商の則夫(中井)と、落ちぶれた陶芸家の佐輔(佐々木)が、“幻の利休の茶器の贋作”を作り、一発逆転の大勝負を仕掛ける姿を描く本作。森川は則夫の娘・いまりを、前野は佐輔の息子・誠治を演じている。誠司はジオラマ好きの内気な青年で、偶然出会ったいまりに惹かれていく役どころ。その人間的魅力を前野は「この子のことが好きだと決めたら突き進んじゃうというか。そういう不器用だけど、一途なところ」と答える。

 誠司の一途さは自身にも通じるそうで「昔は好きになったら、振られても、また一回、もう一回って行くみたいな。何回もチャレンジしていましたね」と苦笑。これに森川は「草食じゃない!」と驚きの表情を見せる。そんな森川はいまりについて「大人ぶりたいところがあるんですけど、子どもが抜けていない。ちょっと面倒くさい子のような気もしますけど、どんどん蓋(ふた)を開けて、いまりという女の子についた壁とか鍵を開けてあげると、すごくかわいい部分が見えてくる」と笑顔を見せる。

 そんな二人は、中井や佐々木との共演を通じて“気づき”を得た。自身も監督経験がある前野は「佐々木さんはピリッとした空気があって、中井さんは明るい中で楽しんでいる感じだけど、伝えることは伝える。そのお二人が一緒のお芝居をするときに、面白い化学反応が起こる」と楽しげに分析。一方の森川は「それぞれ人に対してすごく優しくて丁寧。長くこの業界で仕事をしていくには、本当に人柄が良くないとやっていけないんだろうなって。そういう人たちが愛されて、現場に求められて、ずっと続いていくんだろうなって感じました。自分もできる範囲で、そういう人間になっていけたら」と憧れの気持ちを語る。 劇中では、過去の挫折を原動力に、則夫と佐輔が一発逆転に乗り出すわけだが、前野と森川にとって“原動力”となっている過去の経験を聞いてみた。前野は「高校生のときは勉強ができなかったので、美術でどうにかしたいともがいていて。進学校なのに、なぜ美術で行こうとしているんだ? という周りの目に、絶対いつか黙らせてやりたい! みたいな、変なメラメラがありました。勉強ができなかったから、別の道で頑張らなきゃという思いは、今につながっていると思います」と明かす。

 さまざまな作品で活躍を見せる森川も「私の世代って、女優が多いんです。だから、オーディションで最後の3人くらいまで残ることがあっても、なかなか」と本音を吐露。去年の初めにも大切なオーディションに惜しくも落選したというが、「ダメだったことによっていろいろな作品に出られるんだから。今はそのタイミングじゃなかっただけで、それで良かったんだよ」と中井に言われたそう。その言葉、さまざまな作品との出会いが救いになり、考え方にも変化が生じた。「勝ちたいという気持ちもあったんですけど、今はそれよりも、自分の道を作っていった方が早いんじゃないかなと思っていて。見返してやりたいという気持ちよりは、自分は自分として頑張っていこうという方向に行っていますね」。これを聞いた前野は「すごくいい傾向だね。素晴らしい!」と感心していた。(取材・文・写真:岸豊)

 映画『嘘八百』は全国公開中。

クランクイン!

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