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黒夢、2014年を締め括ったスペシャルな2Days公演

OKMusic1月6日(火)19時30分
画像:「TOUR 2014-2015 BEFORE THE NEXT SLEEP VOL.2 『毒と華』」 (OKMusic)
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「TOUR 2014-2015 BEFORE THE NEXT SLEEP VOL.2 『毒と華』」 (OKMusic)
画像:「TOUR 2014-2015 BEFORE THE NEXT SLEEP VOL.2 『毒と華』」 (OKMusic)
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「TOUR 2014-2015 BEFORE THE NEXT SLEEP VOL.2 『毒と華』」 (OKMusic)
画像:12月30日@なんばHatch (OKMusic)
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12月30日@なんばHatch (OKMusic)
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12月30日@なんばHatch (OKMusic)
画像:12月30日@なんばHatch (OKMusic)
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12月30日@なんばHatch (OKMusic)
黒夢が2014年を締め括るライヴを、大阪と名古屋で行なった。

【黒夢 TOUR 2014 BEFORE THE NEXT SLEEP VOL.2 『毒と華』 2014.12.30 なんばHatch】

〈TOUR 2014-2015 BEFORE THE NEXT SLEEP VOL.2 『毒と華』〉を展開中の黒夢。全国各地で最高の記憶を刻む中、12月30日の大阪・なんばHatch公演もまた特別に輝く夜となった。

カリスマたちの登場を今か今かと心待ちにしているオーディエンス。時計の針が午後7時を指す頃、突如場内が暗くなり、彼らの心は一気にひとつになった。「大阪ー!」の第一声でフロアを煽る清春。王国はいきなり揺れに揺れている。彼らのライブに訪れるたびに楽曲のバラエティの豊かさに感心するのだが、この日も恍惚とする場面が幾度も訪れた。「Love Me Do」の歌詞中の「天国」を「大阪」に替えて歌ったり、「REASON OF MYSELF」をアコースティック・バージョンで披露したりと多様な魅力で観客を虜にする黒夢。午後8時45分頃に本編が幕を閉じるまで、彼らは“2014年の今"の充実ぶりをおおいに見せてくれた。

数分後、観客の要求に応えて、再びステージに登場するメンバーたち。ここで清春の口からいつになく緊張感と高揚感の漂う言葉が放たれた。「今日来た人にサプライズがあります。ちょっと僕らもびっくりしているんですけども。いつもゲストがいらっしゃるときは敬意をこめているんですが、今回は僕らのレベルを超えています。日本が生んだ世界的なバンドの世界的なギタリスト!LOUDNESSからAKIRA TAKASAKI!」絶叫で包まれるなんばHatch。オーラをまとった高崎晃がオーディエンスの前に現れる。「1曲いくよー!」という清春の導きによって、激烈に奏でられたのは「ANARCHY IN THE U.K.」。黒夢と高崎晃が同じステージ上でSEX PISTOLSをカバーする。まさに今ここでしか観られない稀有な光景だ。清春と人時。さらにはサポートメンバーのK-A-Z(G)とYOUTH-K!!!(Dr)。踊り狂うように演奏する全員の顔が少年のように輝いていたことは、オーディエンスの記憶から一生離れないだろう。

このスペシャル・ゲストの登場は、もちろん事前に告知されていなかった。清春も述べていたように、対バンとしてではなく、飛び入りで高崎晃が参加したということに大きな意味がある。今の黒夢には、かつて想像しなかったことが何でも起こりうる。残るツアー会場にできる限り多く訪れて、その凄みを確かめてほしい。

燃料が投下されたかのように、続く「SUCK ME!」から更なる盛り上がりを見せる。気がつけば、時計は午後10時付近を指していた。3度目にして最後のアンコールの「棘」「For Dear」「Like @ Angel」は、このツアーの中でも特に印象深いシーンとなった。清春がMCで少し触れていたように、実はこの日の黒夢の二人の体調は万全なものではなかった。彼がやむを得ずステージ袖に下がったときに人時が長く語ったこのツアーに対する想い。その真摯さに、この夜大阪に集ったファンは胸を打たれたことだろう。サプライズ・ゲストの高崎晃に対する敬意はもちろんのこと、清春と人時の互いを思いやる気持ちがそこかしこに窺える、かけがえのない時間だった。しっかりと抱き合う彼らの姿はただただ美しかった。

特筆すべきは、彼らを支えるオーディエンスの合唱に非常に気持ちが込められていたこと。ライブというものは、演奏する者だけでなく、その光景を見守る者が参加してこそ完成するのだと改めて気づかされた。二度と訪れることのない時間を愛する、最後のロングツアー。バックドロップに書かれた「OUR KINGDOM」の文字がいつも以上に鮮やかに目に飛び込んでくる大阪公演だった。

TEXT BY:志村つくね
PHOTO BY:今井俊彦


【黒夢 TOUR 2014 BEFORE THE NEXT SLEEP VOL.2 『毒と華』 2014.12.31 ZEPP NAGOYA】

高崎晃の飛び入りというサプライズを含む大阪での狂宴終了から丸1日を経た大晦日の夜、黒夢は名古屋にいた。

2014年最終公演の会場は、ZEPP NAGOYA。かつて年間を通じてのツアー日程が公表された際、「名古屋公演の本数が極端に多いことの意味も察して欲しい」と清春が語っていたことを記憶している読者も少なくないはずだが、実際、黒夢として年間を通じて行なわれてきた全53本のライヴのうち、この夜を含めて彼らは計6回にわたってZEPP NAGOYAのステージに立っており、11月15日にDIAMOND HALLにて行なわれた〈BOYS ONLY〉を含めれば、年間7本の名古屋公演を実践してきたことになる。ここまで名古屋にこだわるのは、当然ながらそこが黒夢にとって聖地ともいうべき場所だからだろうが、所縁深い街のシーンを活性化しようという彼らの心意気もうかがえる。

場内が暗転し、オープニングSEの「ZERO」が聴こえてきたのは、午後10時48分のこと。メンバーたちが配置に着き、清春の「名古屋!」という扇動に、フロアを埋め尽くしたオーディエンスが大音量で呼応する。幕開けに据えられたのは「I HATE YOUR POP STAR LIFE」。ものすごい体感スピードだ。しかも間髪を入れず畳み掛けるようにして、次から次へと攻撃的チューンが連射され、観ているこちら側も曲間で息を継ぐ暇がないほどだ。しかも清春は愛すべき街を叱咤するかのように「名古屋!」という呼びかけを連発する。

「黒夢初の名古屋でのカウントダウン。楽しんでください! 言い忘れてた。名古屋の黒夢です!」

冒頭の5曲を経たところで、空気が一変する。アコースティック・セットが組み込まれているのだ。しかも黒夢は、“いかにもアコースティックが嵌まりそうな曲"ばかりをそうしたアレンジで聴かせるわけではない。通常ならば踊りだしたくなるようなアッパー・チューンをジャジーにキメてしまうあたりには、さすがにこの顔ぶれの懐の深さ、適応力の高さが生半可なものではないことを感じずにいられない。

その後、「MASTURBATING SMILE」「FASTER BEAT」の波状攻撃でフロアはふたたび炎上。そして続く「SUCK ME」の途中、清春はメンバーたちに視線を送り、演奏を止めさせた。

「2015年まであと90秒。今年は黒夢で、すげえいろいろ良い思い出が作れました。来年もついてきてください! 名古屋でカウントダウンできて幸せです!」

その直後、新年の到来を呼び込むカウントダウンで場内の熱気が最高潮に達したことは言うまでもない。そして、2015年の黒夢が最初に披露したのは、MISFITSの「LAST CARESS」をSEに用いながらの「FAKE STAR」だった。

こうして黒夢の2014年は幕を閉じ、同時に2015年という新たな年がスタートした。もちろん演奏は日付が変わってからもたっぷりと続き、度重なるアンコールの最後の最後、「Like@Angel」の大合唱が終わり、メンバーたちがステージを去る頃には、時計の針がすでに午前1時50分をまわっていた。その少し前、清春はステージ上からこんなふうに呼びかけていた。

「よくやってると思います、我ながら。好きな音楽をやって、好きなように生きてます。お互い好きに頑張ろうね。そしてお互い好きに楽しんで、できるだけ美しく、できるだけあざとく、できるだけ正直に、歳を重ねていきましょう!」

「2月まで、これを楽しみましょう。最高の日々を楽しみましょう。僕も人時君も幸せです。だからもう……本当に愛してます!」

清春はさらに、「2015年も、他は関係ありません。僕らがいちばん最高です!」とも言い切っていた。そう、黒夢は今も黒夢以外の何ものでもなく、しかも清春と人時のパートナーシップは過去最上級といえる状態にある。年が変わろうとその事実は変わりようがないし、2015年も黒夢は唯一無二の存在として独走を続けることになるのだ。

そして、このロング・ツアーは当然ながらまだまだ続く。清春の言葉にも含まれていたように、2月9日、すなわち彼らにとって21回目のデビュー記念日に、この夜と同じZEPP NAGOYAでの公演をもって、このツアーは最終着地点へと至ることになる(広島での振替公演をのぞく)。この夜の名古屋はとても冷え込み、深夜には雪も降っていた。しかしZEPP NAGOYA館内のまるでサウナのような熱気は、清春と人時が姿を消してからもその場に充満したままだった。2015年もこの熱を、存分に味わい尽くしたいものである。

TEXT BY:増田勇一
PHOTO BY:山内洋枝、森好弘

【セットリスト】

■2014.12.30 なんばHatch
SE ZERO
01.I HATE YOUR POPSTAR LIFE
02.CLARITY
03.A LULL IN THE RAIN
04.heavenly
05.Love Me Do
06.奴隷
07.Let's go down the street
08.REASON OF MYSELF(ACO.)
09.Glass Valley's Oar
〜 BASS Solo〜
10.Starlet
11.アロン
12.ミザリー
13.ゲルニカ
14.LEAP
15.BARTER
16.C.Y.HEAD
17.SICK
<ENCORE 1>
18.ANARCHY IN THE U.K.
19.SUCK ME!
20.ROCK'N' ROLL
21.CANDY
<ENCORE 2>
22.autism
23.後遺症
<ENCORE 3>
24.棘
25.for dear
26.Like@Angel

■2014.12.31 ZEPP NAGOYA
SE ZERO
01.I HATE YOUR POPSTAR LIFE
02.CLARITY
03.13new ache
04.someone
05.heavenly
06.FREE LOVE,FREE SEX,FREE SPEECH(ACO.)
07.くちづけ(ACO.)
08.A LULL IN THE RAIN(ACO.)
09.LOVE ME DO(ACO.)
10.アロン
〜BASS Solo〜
11.MASTURBATING SMILE
12.FASTER BEAT
13.SUCK ME!
〜HAPPY NEW YEAR !!〜
SE
14.FAKE STAR
15.C.Y.HEAD
16.SICK
<ENCORE 1>
17.HELLO CP ISOLATION
18.ROCK'N' ROLL
19.CANDY
<ENCORE 2>
20.優しい悲劇
21.ミザリー
22.棘
23.for dear
<ENCORE 3>
24.後遺症
25.KINGDOM
<ENCORE 4>
26.Like@Angel
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データ提供元:アニメキャラクター事典「キャラペディア