事前に準備を整えて計画的に 自動車保険を解約するとき

1月6日(土)9時50分 オリコン

車を手放すときの手続きはスムーズにしたい 自動車保険の解約するときの注意ポイントを紹介(写真はイメージ)

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 自動車保険の見直しや車を手放すときなど、現在加入している保険を解約するというケースはどんな手続きを行えばよいのだろうか。今回は特に任意保険と自賠責保険、この2つの保険の解約をスムーズに行うために、知っておきたい知識を紹介する。

■任意保険を解約する場合のリスクとは

 任意保険を解約するときは、保険会社の担当窓口や代理店に解約の意思を伝え、必要書類の郵送を依頼しよう。基本的には必要書類に記入の上、保険証券などを同封して返送するのみで手続きは完了する。ダイレクト型の保険を契約している場合は、インターネット上で完結できる場合もある。

 ここで注意したいのが、車を所持している状態での解約は、非常にリスキーだということだ。解約が成立すると一切の補償を受けられないので、車を手放すのであれば、実際に手放す日よりも後に解約するようにしよう。また、保険の切り替えを行うのであれば、解約したまま空白期間が生まれると、6等級以上の等級はリセットされるという点にも注意が必要だ。上位の等級を持っている場合は、これまで築き上げてきた実績を手放すことになる。そこで、最大10年間等級を保つことができる「中断証明書」の申請も視野に入れながらの手続きをおすすめする。

■自賠責保険を解約できるタイミング

 自賠責保険は、公道を走るすべての車に加入が義務付けられているので、前提として任意の解約はできない。解約できるタイミングとしては、現在の車を廃車にするときのみになる。解約手続きは任意保険と同様で、加入している保険会社に必要書類の郵送を依頼して、それに記入の上、保険証書とともに返送すれば完了だ。

■途中で解約した場合に受け取ることができる「返戻金」

 任意保険における返戻金の金額は、年間一括支払済みの保険料のうち、残りの期間に応じた料金が契約者に還付される。ただし、残りの期間をそのまま月割にした金額が戻ってくるわけではなく、「短期率」と呼ばれる料率を掛け合わせて返戻金を算出する方法が多く採用されている。返戻金の金額に関しては、各社対応が異なっているので、契約保険会社に問い合わせて正確な金額の算出を依頼しよう。

 自賠責保険は任意保険とは異なり、返戻金は残りの期間に応じて決まる。こちらは、1ヶ月以上の期間が残っている場合に月割で返還されるが、ただ廃車にしただけでは返戻金を受け取ることができず、必ず保険会社で解約手続きを行う必要がある。廃車にするときは忘れないようにしよう。

 解約の場合、保険会社とのやりとりは郵送で行われるケースがほとんどなので、手続きがすべて完了するまで約2週間程度の時間がかかる。さらに、書類に不備があれば、郵送し直すなど余分な労力がかかり、遅れた分、返戻金の金額も少なくなってしまう場合があるので注意が必要。付随するリスクを頭に入れながら、計画的に進めよう。

オリコン

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