NHK「契約アナ」の待遇・仕事事情をOG・古瀬絵理氏が解説

1月6日(水)7時0分 NEWSポストセブン

竹中知華アナ(左)と古瀬絵理アナ

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 共にNHKの地方局の契約アナウンサーから全国区のスターダムにのし上がった「スイカップ」こと古瀬絵理アナ(元山形放送局)と「パイナップル乳」こと竹中知華アナ(元沖縄放送局)が初対談。現在は共にフリーで活躍する2人だが、NHK時代はどんな契約内容だったのだろう?


竹中:古瀬さんはスタッフ契約? 出演者契約?


古瀬:私は出演者契約。年俸制でした。


竹中:私も同じです。スタッフ契約は契約期間に満期があって、沖縄放送局は5年。出演者契約は1年ごとの更新。ニュースを1本読んでいくらという計算です。


古瀬:出演者契約のほうが額はいいですよね。


竹中:スタッフ契約だと手取りで月に20万円未満というのもザラですし。


──お2人の年俸はいくらぐらい?


古瀬:言えない(笑い)。年収400万円には届かない、という程度。ボーナスもないし。局アナとは明らかに違いますよ。


竹中:全然違う!


古瀬:例えばアナウンス部の部長と1歳上の局アナと食事に行ったとします。1万5500円の支払いだとすれば、部長が1万円、局アナが5000円を払って「じゃあ、古瀬君は500円ね」と言われる。局員と10倍も差はないだろうけど、倍以上は違う。


竹中:その分、局アナは危険な仕事もしてます。台風中継は契約アナは担当しない。万が一のことがあったら責任を取れませんから。契約アナは使い勝手がいいので契約更新は容易です。でも、次のステップを考えなければいけない立場。常に「いつ辞めるか」を考えていました。


──先日、NHK山形放送局で、気象予報士の女性が突然泣き出し、話題となりました。局内のイザコザなども指摘されていますが、何があったと思いますか?


古瀬:実際の理由はわかりませんが、同じような立場の人が集まれば、揉め事はつきもの。契約キャスターはテレビに映る分、お互いライバル心があって、表向きは仲良くするけど、腹の中では何を考えているかわからない(笑い)。スタッフ間のイザコザはよくあるとは思います。


竹中:沖縄はおおらかな人が多くて、契約スタッフ同士でも仲は良かったですよ。


古瀬:私の場合、先に「スイカップ」という名前が出てしまった分、接するのが難しかったのかもしれません。


【プロフィール】

ふるせ・えり/1978年山形県生まれ。2000年にNHK山形放送局の契約アナウンサーになる。2003年頃に山形名産のスイカに引っ掛けた“スイカップ”という愛称をつけられ全国区に。2004年にフリーに転身し2011年に結婚。現在はラジオや講演などで活動中。


たけなか・ともか/1982年広島県生まれ。2005年に青森朝日放送に入社。2008年にNHK沖縄放送局の契約アナウンサーになり、7年間にわたり朝のニュース番組を担当。2011年頃から“パイナップル乳”と呼ばれるようになる。2011年に結婚、2015年4月からフリーアナウンサーに。


※週刊ポスト2016年1月15・22日号

NEWSポストセブン

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