【最終話直前】『Wake Up, Girls!新章』『Run Girls, Run!』が語る、泣いて、笑って駆け抜けた183日!【WUG新章・バックステージ#11】

1月7日(日)12時30分 アニメイトタイムズ

2017年10月より放送中のTVアニメ『Wake Up, Girls!新章(WUG新章)』。2014年1月からスタートした同アニメシリーズ。劇場アニメ『Wake Up, Girls! 七人のアイドル』、TVアニメ『Wake Up, Girls!』、続・劇場版前編『Wake Up, Girls! 青春の影』、続・劇場版後編『Wake Up, Girls! Beyond the Bottom』など約3年以上の歴史を刻んできた『Wake Up, Girls!』の最新作もとうとうクライマックス直前!

今回の【WUG新章・バックステージ#11】では再び、『Run Girls, Run!』(速志歩役・林鼓子さん、守島音芽役・森嶋優花さん、阿津木いつか役・厚木那奈美さん)の3人が登場する。

物語もいよいよ最終話を迎える中、彼女たちの心に残ったシーンや『Run Girls, Run!』として、この半年間行ってきた活動の裏話などを聞いた。『Run Girls, Run!』“6人”それぞれの成長
——『Wake Up, Girls!新章』もいよいよクライマックス。12話で『Run Girls, Run!』というユニット名も登場しました。今の率直な気持ちをお聞かせください。

林鼓子さん(以下、林):歩ちゃんを演じてきて、今はすごく嬉しい気持ちでいっぱいです。お披露目の後、「キャラと一緒に私たちも成長していきたい」って言ってたんですけど、本当にそうだなと思っています。

もう1つ嬉しいことがあって。12話ではデビュー曲の『カケル×カケル(読み:かけるかけるかける)』が登場しました。アニメの中に私たちがショーケースでパフォーマンスした曲が出るっていうのは、もう本当に嬉しかったです。森嶋優花さん(以下、森嶋):アフレコが始まった頃は演技をするだけで一杯一杯だったのですが、少しずつ慣れてくることができました。今では、現場色々なことを吸収しようと思えるくらいになりましたね。例えば、「先輩はどんな台本の持ち方をしているんだろう」とか、「台本にどんなことを書き込んでいるんだろう」とか。その中で、感情を込める言葉を抜粋して、自分の中で分かりやすくして、アフレコに臨むということを学びました。

また、以前は「もっとテンション上げて?」ってディレクションが入っていたんですけど、最近は、すっと音芽ちゃんが舞い降りてくるようになりましたね。厚木那奈美さん(以下、厚木):今回の12話で『カケル×カケル』が登場するんですけれども、実際に曲が出てきた時の『ランガ』の反応がまさに現実の私たちと一緒だなって思ったんです。「私たちがこの曲を本当に歌ってもいいのかな?」って。私たちとキャラがリンクしてるんだなって思いました。——速志歩、守島音芽、阿津木いつかの3人は物語を通じて、どのように変化していったと思いますか?

厚木:8話の中で、3人がチラシ配りに行ったんですね。そこで、「笑ってナンボ」って言葉が出たように、“いつかちゃんなりのアイドル像”に近づこうとしている姿がすごく成長したなって思います。これまでは『I-1club』が好きで、ダンスが好きだった。でも、ここから私もアイドルになるという変化があったんだなって。本当に感動しました。

林:歩ちゃんは本当に変わりましたよね。1話だと動画を出すのも恥ずかしがってたのに、8話では自分から丹下社長にアイドルをやらせてくださいって言いに行くなんて。また、12話では先輩が『Run Girls, Run!(以下、ランガ)』というユニット名を付けて下さって、キャラもすごく嬉しかったと思うんですけど、私たちも一緒の気持ちで嬉しいなって思いました。

森嶋:音芽ちゃんはプロフィールに「歩、いつかを巻き込む台風の目」って紹介があるんです。最初の頃はトラブルメーカーという感じだったのですが、徐々に3人の中で、一番お姉さんっぽいところが出てきました。8話では歩ちゃんと小さい子に絆創膏を貼ってあげるシーンがあったり。実はお姉さんっぽい一面があるのかなって。

林:5話でいつかちゃんが「これを笑顔でこなせないと、アイドルはやれない」って歩ちゃん言ったじゃない?その時に音芽ちゃんは「いいじゃん! やってみようよ」って言ったよね。すごく思い出に残ってる。お姉さんっぽさあるよ。『WUG新章』印象に残っているエピソード
——第7話「特別篇 わぐばん!新章」でもストーリーの振り返りを行っていましたが、改めて『WUG新章』で印象に残っているシーンを教えてください。

林:第6話のバスツアーに行った時に歩ちゃんすごかったですよね?着ぐるみの中に入っちゃったりとか(笑)。ハプニングもありましたが、バスツアーに参加したことで『WUG』さんたちの話を聞くことができました。アイドルになる決意が固まったシーンですよね。

その後はまゆしぃさんに直接「アイドルになりたいんです!」って言ってみたり。思いついたらすぐ行動できる娘なんだなって。私は歩ちゃんがステップアップしたこのエピソードが印象に残ってます。森嶋:私は3人でグリーンリーヴズ(グリーンリーヴズ・エンタテインメント)に行って、丹下社長にオーディションをお願いしたシーンです。

社長に断られながらも、3人がめげずにお願いして、オーディションを受けさせていただくことになったのですが、実はこのシーンって私たち現実の3人がオーディション(avex×81produce Wake Up, Girls!AUDITION 第3回アニソン・ヴォーカルオーディション)を受けていた時の課題セリフだったんです。2次審査のときからそれぞれこの役を掴もうと思って、魂を込めてきたセリフ。それがアニメになって放送されたのは凄く感動しました。これは一生忘れないシーンになりました。

厚木:8話でチラシを配っている時に2人が戸惑っている中、いつかちゃんが「私、行く」って言って、先に動き出したシーンです。さらっと言ってるんですけど、裏では葛藤がきっとあって。10話で「タチアガレ荘」に3人で行ったときもいつかちゃんが先陣を切ったんですよね。普段は大人しいけど、「ここぞ!」って時には、一歩踏み出せるいつかちゃんが描かれたシーンが私は大好きです。——島田真夢(CV・吉岡茉祐さん)がボードに書いた伝言をさらっと消したりもしましたね。

厚木:あれはちゃんと消していいですか?って確認しているんです(笑)。思い切りがある娘なんです。

——そう考えると、クールなのに行動力があるって現実だとあんまりいない女の子のイメージありますね。

厚木:私自身も引っ込み思案だけどダンスが好きって話をすると「以外だねー」って言われるんです。いつかちゃんもそう言われてるんじゃないかな?って思いますね。——特別篇「 わぐばん!新章」はいかがでしたか?

林:ずっと見てたので恐れ多かったんですけど、現場ではあいちゃんさん(林田藍里役・永野愛理さん)、ななみんさん(久海菜々美役・山下七海さん)がすごく優しくて。

皆で食レポのシーンをやった時に、「ずんだ餅」を食べたんですけど、私は一口で食べちゃって(笑)。それが想像よりも大きくて。なかなか食べ切れなくて、喋れなかったんです。そういうのもバラエティならではで勉強になりました。

——ありがとうございます。では、『Run Girls, Run!』以外のユニットで印象に残っているエピソードも教えてください。

林:11話で『男鹿なまはげーず(絹宮サキ CV・洞内愛さん、六代陽子 CV・明石香織さん、風山唯 CV・小笠原早紀さん)』が復活したんです!復活しただけで感動なんですけど、アフレコもすごかったんです。マイク前に立った時の東北訛が本当にすごくて。私たちの手元にある台本には標準語で書いてあるんですけど、それでも追えないくらい。全員すごかったです。プロの仕事を見ました。厚木:私は8話の『I-1club』のキャプテンがまいまい(近藤麻衣 CV・加藤英美里さん)からよしめぐ(吉川愛 CV・津田美波さん)に変わったシーンです。アフレコ中も空気が変わるくらい印象的だったんです。まいまいからよしめぐに受け継がれる緊張感や『I-1club』これからどうなっていくんだろう?って描かれたすごく濃いシーンでした。

もちろん、もかちゃん(鈴木萌歌 CV・山本希望さん)やネクストストームのしほっち(岩崎志保 CV・大坪由佳さん)もとても気になるんですけど、私はまいまいとよしめぐのシーンが個人的には一番印象深いです。お披露目後、半年で生まれた絆
——『Run Girls, Run!』のお披露目から約半年が過ぎました。3度のショーケースイベントや響でのラジオ番組、アニメイト仙台30周年記念 1日宣伝大使など。アフレコ以外の経験も重ねてきた上で、この半年を振り返った感想をお聞かせください。

林:この半年間で、仕事への意識が変わった印象があります。最初は本当に夢みたいな感覚で、ふわふわしてました。でも、ショーケースイベントを重ねていくうちに、3人で「どうやったらお客さんが楽しんでいただけるか?」、「どうやったら上手くトークを回せるようになるんだろう?」って、しっかり考えるようになりましたね。自分で言うのも恥ずかしいですけど、最近は一歩一歩成長している実感があります。

後はラジオ!初の冠番組なので、最初はすごく不安だったんです。流れに沿ってなんとか頑張るのが精一杯というか。でも、最近は響さん(響 - HiBiKi Radio Station)から色々とアドバイスをいただいたり、自分でも色々なラジオ聞いてみたりして、もっと面白くしたいと思っています。

——林さんは『Run Girls, Run!』のセンターを務めています。その辺りでも変化はありましたか?

林:最初はお姉さん2人がいて、私がセンターを務めるということで心配もたくさんあったんです。でも、2人がとても優しくしてくれるし、私は私なりに一緒に頑張っていけばいいんだって自然に思うようになりました。私がセンターだからどうこうという感じじゃなくて、3人で頑張っていこう。そんな考えです。

私、メンバーの中で気が弱いキャラだったんですけど、ライブを重ねていくうちにしっかりもののキャラに変わったんですよ(笑)。アフレコやライブの経験を通じて、これまでの殻を破れたような印象はあります。——森嶋さん、厚木さんはいかがでしたか?

森嶋:半年間、本当に早かったですね。私の地元・京都でのお渡し会もあったり、『Wake Up, Girls!』の聖地である仙台に行かせていただいたり。ショーケースイベントも全部で6回ステージを踏みました。改めて考えると、以前って「演技を頑張ろう」、「歌をがんばろう」、「ダンスをがんばろう」という感じだったんです。ですが、もう一つ大切なものがあるなと。

はやまるも言ってましたけど、ライブを通じて改めて「トーク」の重要性にも気付いてきました。トークってなかなか上手くなるのが難しいですよね。今、一番の悩みだったりします。

私、ショーケースイベントでも、なかなか感謝の気持ちを自分なりの言葉にできなかったんです。本当に色々な思いが溢れているのに、ファンの皆さまにどうやって伝えればいいのか分からなくて。

——なるほど。

森嶋:そんな中、お手紙だったり、お渡し会でいただくメッセージが本当に励みになりました。「笑顔が素敵」って言ってもらえたり、「ダンスで大きく踊ろうと頑張ってるよね?」とか。ファンの皆さまから言ってもらえたことをもっと伸ばそうって思いました。

厚木:お披露目(ワンダーフェスティバル2017[夏])の時にはそれぞれ3人の立ち位置がハッキリしていなかったんです。当時って、まだ3人が出会ってから数か月しか経っていなかったので。でも、それから時間が経つにつれて、色々なことが分かってきました。ショーケースイベントVol.3を終えた今は、3人それぞれのキャラクターや得意なこと立ち位置が明確になってきた感じがします。もっちーは何か困ったことがあった時すごく頼りになるし。林:分かる!悩み事を3人で話している時に、先陣を切って慰めてくれるのはもっちーなんだよね。「そんなことないよ?大丈夫だよ」って。

厚木:お姉ちゃんだなって感じしますね。

森嶋:そういう面出てた!?よかったよかった(笑)。

『カケル×カケル』これ、私じゃん!
——それでは、少し荒っぽい言葉で恐縮ですが、これまでの活動で一番“ヤバいな”って思ったエピソードを教えてください。

林:私はやっぱりお披露目ですね。イベントの一週間前に歌のレッスンがあったんですよ。そこで、あっちゃんが泣き出しちゃって。

厚木:そうなんです。本当に私が皆さんにすごく心配をかけてしまって・・・。私が歌に対する不安が大きすぎて。

林:全然大丈夫だったのにね?

森嶋:うん。

厚木:本当に不安が大きすぎて、声が出なくなっちゃって。上手く歌えなくなっちゃったんです。今でも思い出したら泣きそう・・・(涙)。あれは本当にヤバかったよね。

森嶋:デビュー前は本当にそれぞれ抱えてるものが多かったよね。半年経った今だから言えるみたいなこと。

林:当時、演技レッスンの時に3人全員が泣いたんですよ。それで中断になっちゃったり。誰か1人が泣き出すと、先生がしっかりと話しかけてくれるんですけど、それで残りの2人ももらい泣きしちゃうんです。それから泣いてる3人へ先生が有り難いお話をしていただくんですけど、それを聞いてもっと涙が止まらなくなっちゃって。

森嶋:今振り返ると、もっとレッスン頑張ろうよ?って思うんですけどね(笑)。

厚木:頑張ろう、頑張ろうって思うんですけど。それが焦りにつながっちゃって、泣いちゃうことも多かったですね。

——他にはあったりしますか?

森嶋:そうですね。私たちのデビュー曲『カケル×カケル』のダンスの振り入れが、ショーケースイベント初回(2017年9月24日)まであまり時間がなかったんです。2人はもともとダンスをやっていたので、振りを覚えるのが早かったのですが、私はすごく苦戦しちゃって。なんとか当日、発表できるクオリティに持っていったのですが、あの時は大変でした。

厚木:私は『カケル×カケル』のレコーディングですね。ブースに入った時に緊張して上手に歌えなくて。神前さん(神前暁さん)がわざわざブースの中に来てくださるくらい。すごくスタッフの方々にご迷惑をおかけしたのですが、しっかりと収録ができてよかったです。 ——『カケル×カケル』の話題が出たので、記念すべきデビュー曲についても教えてください。初めて聞いた時どう感じましたか?

森嶋:号泣しました!

林:すごくいい曲だなって思いました。私は少しドラムをやっていたのですが、2番のサビのドラムが最高にカッコイイんです。ここをずっとリピートして聞いてました。

森嶋:歌詞が心に染みましたね。いわゆるエモいというか。これからこの曲を私たちが歌って育てていくんだって考えると、すごく先が楽しみになりました。



林:私、もっちーのAメロの歌詞がすごく共感したんです。「そうだ だって私は一歩早くに 子供時代とさよならした」っていうフレーズなんですけど。私は声優の世界に入ることができて、いわゆる普通の女の子と違う道を歩みはじめました。それで、自分がもっと大人にならなきゃって思ったというか。すごく主観的なんですけど、「これ、私じゃん!」って思いましたね。ただ、目の前にあることに向き合う大切さ
——『Run Girls, Run!』は2018年1月アニメの『デスマーチからはじまる異世界狂想曲』のOP『スライドライド』でタイアップが決定しました。ユニットとして、そして個人として2018年に成長させたいポイントや目標をお聞かせください。

林:2018年は筋トレを頑張ります。歌とダンスのパフォーマンスをもっと高めたいんです。これまで私ってあまり運動をせず、体たらくな日常を送ってきて(笑)。まだまだ体力が不足しているので、ここを頑張りたいです。3人としてもボケ・ツッコミがしっかりとできるようにトークも磨いていきます。そうだ!春から高校生になるので学校も頑張ります。

——林さんは中学生の段階で、声優という夢の職業に就くことができたわけじゃないですか?今の林さんにとって学校はどういった場所なんですか?

林:そうですね。今の学校は私にとって、普段の自分に戻れる日常です。東京に来て仕事をしている時は、少し違う自分という感じがあるんです。でも、学校に戻ったら「あっ私だ〜」って。デビューしてからも周りの友だちは全然変わらずに接してくれて、本当に恵まれた環境にいるんだなって思っています。 ——ありがとうございます。では、森嶋さんの2018年の目標についても聞かせてください。

森嶋:2017年は私たち『ランガ』が駆け出した年になりました。2018年は1年間“駆け抜ける”年にしたいですね。色んな行事でイベントを行ったりとか。例えば、バレンタインやひな祭りイベントとかもやってみたい。後は『わぐばん!』みたいなバラエティ番組にも憧れているので、挑戦してみたいです!また、2018年は『ANIMAX MUSIX NEXTAGE』への出演も決定していますので、まずはここを目指して頑張ります!厚木:まだまだ『ランガ』は駆け出しという感じもあるので、2018年は安定した走りを見せていきたいです。もっと私たちの魅力を伝えていけるように頑張ります!——それでは最後の質問になります。林さん、森嶋さん、厚木さんにとってデビュー作となる『Wake Up, Girls!新章』もとうとうクライマックスです。応援し続けてきた視聴者の皆さまへメッセージをお願いします。

林:ここまで『WUG新章』を見てくださってありがとうござます。最終回ってちょっと寂しいですね。歩ちゃんたちもここまで走り続けてきてようやく最初のゴールが見えてきたという感じです。『WUG』さんたちと関わる中で、アイドルらしくなってきた3人に注目していただきたいです。

森嶋:ここまで見てくださってありがとうございます。私たちは『Wake Up, Girls!』という素晴らしい作品の中に突然登場しました。そんな私たちをすごく優しく見守ってくれた皆様のお陰で、ここまで走ってこれたんだなって思います。最後に輝いている3人を絶対、絶対見てほしいです。そんな最終話になっています、これがもっと先の私たちのストーリーにつながればいいなって思ってます。

厚木:ここまで応援してくださってありがとうございます。これまでを振り返ると、3人って凄くがむしゃらに走ってきましたよね。目標はあるんだけど、何をしたらいいか分からない。それでも3人は目の前にあることを頑張ってきました。『WUG』さんたちの日常のお手伝いでも何でも。

私、ただ目の前にあることに一生懸命になれるって、凄く素敵なことだって思うんです。なので、皆さんにも3人を通じて「自分も頑張ろう!」って感じていただけたら嬉しいです。私たちとリンクしている歩ちゃん、音芽ちゃん、いつかちゃんの最終回を見届けてください。

——ありがとうございました!

【WUG新章・バックステージ#11】はここまで。最終回はとうとう『Wake Up, Girls!』の7人が登場決定!『Wake Up, Girls!新章』について語り尽くす【WUG新章・バックステージ#12】をお楽しみに!

[取材・文/川野優希]

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