【アニメキャラの魅力】愛を知ったホムンクルス「アイリスフィール・フォン・アインツベルン」の魅力『Fate/Zero』

1月7日(水)8時29分 キャラペディア

(C)TYPE-MOON/Fate Project

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 アニメ『Fate/staynight』通称s/n。このs/nのスピンオフにあたる作品が『Fate/Zero(通称F/Z)』です。本編から10年前の出来事を描いており、s/nの主要人物たちの両親や近親者が多く登場します。s/nで重要なキャラクターの一人である「イリヤスフィール・フォン・アインツベルン」。s/nでは全くと言っていいほど触れられなかった、彼女の母親「アイリスフィール・フォン・アインツベルン」も、この物語では中枢を担う人物として登場します。


【※一部、ネタバレの内容を含む可能性が御座います。ご注意下さい。】


■聖杯の器として造られたホムンクルス

 良き妻として、良き母として、またサーヴァントであるセイバーに対しても気さくに接し、正に非の打ち所のないように見えるアイリスフィール。しかし実は彼女は、第四次聖杯戦争の聖杯の「器」として、アインツベルンにより錬成されたホムンクルスなのです。そのため成人女性のような見かけですが、実は生まれてから9年しか経っていません。

■最愛の夫

 聖杯の器として錬成された存在のアイリスフィール。本編では一児の母らしく温和で優しく、しかしどこか少女めいた無邪気さを残す魅力的な性格でしたが、造られたばかりの頃は感情の存在しない、まさに人形のような状態でした。そんな彼女に感情を与え、今のアイリスフィールとしての人格を形成していったのが、夫である衛宮切嗣です。

 最初こそアイリスフィールは切嗣を畏怖の対象とみており、切嗣も聖杯戦争のために造られた存在である彼女に対して良い感情を抱いていませんでしたが、アインツベルンの城で共に過ごすうち、自然と愛し合うようになります。アイリスフィールにとって切嗣は、自らに世界を、人としての生き方を教えてくれた最愛の夫なのです。

 アイリスフィールは彼の苦悩を知っているが故、自らの理解に及ばない理想も、そのための非情な行為も全て受け入れ、彼の悲願のためにその命を捧げます。二人の馴れ初めから現在に至るまでの過程は、アニメ二期のEDの他に、一期BD-BOXの特典CDにて垣間見ることが出来ます。現在と違い非常に殺伐とした二人のやりとりは必見です。

■魂で繋がる我が子、イリヤスフィール

 切嗣と同じく大切な存在である、愛娘のイリヤスフィール。F/Zでのアイリスフィールの行動原理は、切嗣の理想を遂げるため、そして大切な我が子を次の聖杯戦争の犠牲にしないためだと言えます。そんな二人は同じユスティーツァの系譜のホムンクルスであるため、母と娘という枠を超え、謂わば魂のレベルで繋がっています。

 アイリスフィールの言動からも、睦まじい親子仲だったことは間違いないようですが、残念ながら本編でこの二人のそういったやりとりは見ることが出来ません。アニメ誌の描き下ろしなどで垣間見れる程度なのは意図的なのでしょうか・・・。母と娘の心温まるエピソードも、是非みてみたいものです。

 妻として、そして母として、その生を捧げたアイリスフィール。しかしその結末は、あまりにも辛く報われないものでした。物語序盤の無邪気な彼女を見る度、本当に辛くなってきます。彼女の残した思いが、願いが、娘であるイリヤスフィールにどのような影響を与えているのか。『Fate/staynight[Unlimited Blade Works]』、また映画が決定している『Fate/staynight[Heaven's Feel]』で是非確かめてみてください。 


【原稿作成時期の都合により、内容や表現が古い場合も御座いますがご了承下さい】


★記者:柊723(キャラペディア公式ライター)

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