『知らなくていいコト』小田玲奈P、“お仕事ドラマ”に新たな要素の狙い (1) 自身の体験を作品に投影

1月8日(水)6時0分 マイナビニュース

女優の吉高由里子が主演を務める日本テレビ系ドラマ『知らなくていいコト』(8日スタート、毎週水曜22:00〜)。仕事も恋も絶好調の毎日を送っていた週刊誌記者の主人公が、シングルマザーとして育て上げてくれた母の急死によって父の秘密に迫ることで、人生が大きく狂わされることになるというストーリーで、業界の内幕を描く、いわゆる“お仕事ドラマ”を得意とする水曜ドラマ枠において、吉高は「またひと味違った作品になりそうな予感がしています」と語る。

そんな今作をプロデュースするのは、これまで『家売るオンナ』『地味にスゴイ! 校閲ガール・河野悦子』などを手掛けてきた日本テレビの小田玲奈氏。 “お仕事ドラマ”に新たな要素を盛り込む狙いとは——。

○■絶対に暗いものにはしたくない

今作が立ち上がった経緯を聞くと、『家売るオンナ』シリーズでタッグを組んだ脚本家の大石静氏と「今までと違う“水曜ドラマ”をやりたい」と話したことが発端だという小田氏。日テレの水曜ドラマと言えば、視聴者の活力になるような“お仕事ドラマ”の名作を数多く生んできたが、今回は「目の前の仕事を頑張ってきたにもかかわらず、30代にして働くことの骨子がブレたときに、それを乗り越えて生きていくは“強さ”を描きたいという話をしたんです」という。

それを体現するキャッチコピーが“お仕事系ヒューマンドラマ”だ。「“お仕事系”という軽さと、“ヒューマンドラマ”という重みの組み合わせが気に入ってます。社会派っぽいことをやるんですけど、絶対に暗いものにはしたくない。やっぱりエンタテインメントという形で見せようと思っています」と狙いを語り、「これまでの“お仕事ドラマ”が好きな人も、そういうものに飽きてしまった人にも新しい感じで見てもらえると思います」とアピールする。
○■視聴者に「へっ!?」となってほしい

自身の体験を作品に投影することが多いという小田氏だが、「今回もありますね」とのこと。

「私、シングルマザーになったんですけど、どこかで“転んでもただでは起きないぞ”という気持ちがあるんです。『離婚しました』って言った後に『でも、子供ができました』って悲報なのか吉報なのか分からない報告をして、みんなを驚かせるとか(笑)。悲しい話をしたときに、話題が悲しい流れに持っていかれるのは嫌じゃないですか。だから、ただ負けずに頑張るっていうヒロインというより、『そんな状況でも前向きに考えようとするんだ!』とか『そんな中でも恋をするんだ!』とか、みんなを驚かせながら勇気を与える…ちょっととんでもないヒロインを求めているのかもしれません」

小田氏のプライベートな事情を、大石氏は「ゲラゲラ笑って聞いてくれる」というが、そんな同氏の脚本では、ビックリするリアクションを「えっ!?」という単純な驚きではなく、「へっ!?」と混乱を含んだ言葉で書くことがあるのだそう。今作でも「視聴者にもへっ!?となってほしいです」と期待を込める。

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