安倍晋三氏の後継候補 フジテレビ報道局の中でも評判上々

1月8日(金)16時0分 NEWSポストセブン

 岸信介氏、佐藤栄作氏、そして安倍晋三氏と一族から3人の総理大臣を輩出した、政界きっての名門ファミリーにとって、次世代を誰にたくすかは唯一ともいえる悩みだ。子供がいない安倍晋三首相の後継者には、候補として兄・寛信氏の長男、寛人氏の名前があがっていた。その安倍ファミリーに新たな後継者候補が浮上している。


 岸家を継いだ安倍首相の実弟、信夫・代議士の長男、信千世(のぶちよ)氏である。寛人氏より1学年下で、2014年、慶応大学商学部を卒業してフジテレビに入社。大学時代に準硬式野球部に所属したスポーツマンだ。


「慶応の硬式野球部は毎年のようにプロ選手を輩出するが、プロ希望ではなくても野球を真面目にやりたいという学生が入るのが準硬式野球部。信千世は1年の時から試合に出ていた。運動神経はいいし、人付き合いも良く、ルックスも悪くない。先輩からも後輩からも慕われていました。一言でいえば“いいヤツ”です」(同窓生)


 従兄弟で現在慶応義塾大学のロースクールに通い司法試験を目指しているという寛人氏とは、対照的な面もある。2人を知る慶応大OBはこういう。


「寛人君は安倍総理の甥ということを隠していたし、岸首相の名前が出るだけで不愉快そうな顔をしていた。その点、信千世君は政治家志望で総理の甥で岸のひ孫ということを隠そうとはしなかった。フジに入社したのもマスコミの立場から政治の世界を見たいと考えたからでしょう」


 実は信千世氏はすでに選挙への「出馬」と「落選」を経験している。大学3年の時、慶応大学の「全塾協議会事務局長」選挙に立候補。これは他の大学の学生自治会長にあたるポストで、全学部生の投票で選ばれる。信千世氏は落選したが、学生時代から注目の人でもあった。


 フジテレビに入社すると報道局に配属された。フジテレビ関係者がいう。


「本人は政治部を希望したが、さすがに現職総理の甥を政治部に配属して首相番にするわけにはいかず他部署に回った」


 フジテレビは「(信千世氏は)報道局ニュースコンテンツセンターに所属している」(広報部)と回答したが、社内の評判は上々のようだ。


「彼は研修期間に『とくダネ!』を担当した。プロレス好きの好青年で、すぐ先輩たちとプロレスの話題で盛り上がっていた。冗談で『将来は政治家のセンセイですか?』と聞いたら、『ハイ、その際にはよろしくお願いします』と笑顔で返してました」(同前)


 入社2年目の昨年は特攻隊の番組を制作し、「さすが安倍総理の甥」と社内で話題になった。「総理の後継者」として名門ファミリーを背負って立つ資質十分に見える。


 もちろん信千世氏が政治の道を選ぶのであれば、「岸家の後継者」として父・信夫氏の地盤を継ぐのが順当だろう。ただし、信千世氏には弟がいることから、「本人は寛人君が政治家になる気がないのなら、自分が安倍総理と養子縁組して後継者になる道もあると考えているようです」(別のフジ関係者)との見方もある。


※週刊ポスト2016年1月15・22日号

NEWSポストセブン

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