2017年の家庭用ゲーム市場規模は3917億円 Nintendo Switchが牽引、11年ぶりにハード・ソフトともに拡大
2018年1月9日(火)18時48分 BIGLOBEニュース編集部
2017年の家庭用ゲーム市場規模が11年ぶりにハード・ソフトともに前年を上回ったことが、ゲーム情報総合メディア「ファミ通」の調べでわかった。
2017年(2016年12月26日から2017年12月31日まで)の国内家庭用ゲーム市場規模は、ハード・ソフト合計で前年比130.8%の3917.5億円に拡大。2006年以来11年ぶりに、ハードとソフトの市場規模がともに前年からプラスに転じた。ハードでは、「Nintendo Switch」が340.7万台を販売し、市場を大きく牽引。プレイステーション4も2016年を上回る193.5万台を売り上げた。
ソフト市場もプレイステーション4とニンテンドー3DSを中心に、前年を上回る売上を記録。最も売れたソフトは、ニンテンドー3DS向けの「ポケットモンスター ウルトラサン・ウルトラムーン」で推定販売本数は200.4万本。「ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて」は、2機種合計で308.1万本を販売し、タイトル別合算では2017年で最多の売り上げとなった。また、「スプラトゥーン2」が175.2万本を販売するなど、「Nintendo Switch」の3タイトルがミリオンに到達。2018年も引き続き市場を牽引するとみられている。