“恋愛先生”こと辻仁成、悩める女子の救世主に!(辻仁成「ムスコ飯」エッセイ)

1月9日(火)17時0分 女性自身

女性自身[光文社女性週刊誌]

写真を拡大


最近、悩める女子からやたらと恋愛相談を受けるのです。不思議なことに、恋に悩む女性たちというのはなぜかみんな「躊躇している、踏み切れない、傷つくのが怖い」と口にします。いくつになっても悩み多き人生ですものね。恋愛先生はまずこう返します。「あのね、バラ園で傷つかないでバラの花をつめますか?」「傷つくことなく勝利したスポーツ選手っていますか?」。そう言うと、みなさん、そうですね、と素直に頷いてくださいます。


「でも、恋愛先生、それでも傷つきたくないんです」。あの、知らんがな、ですよね(笑)。「待ってください。そもそも出会いがないんです。どうやって出会えばいいでしょう?」。恋愛先生は答えます。「出会いに気がつかないだけじゃないでしょうか? 出会った時に積極的に行動していますか? あ、そうだ。私のことどう思いますか、なんて聞いてないでしょうね?」と。


そんなこと聞かれたら、僕なら「別に、どうも思いません」としか返さないですよ。でも、「私はあなたのことが心の底から好きなんです」と言われると、そこに自分を好きになってくれた一人の乙女の存在に気がつくので、悪い気はしませんし、自ずと回答が違ってきます。もちろん、これで恋愛に繋がるかどうかはわかりませんが、ポジティブな反応は期待できます。「私のことどう思いますか」とか、「私のこと嫌いですか」って聞かれると、人間というのはネガティブな反応しか返せないものです。このスタンスの違いにまず気づいてください。


「そんなこと言っても、ポジティブになるにはどうしたらいいかわからない〜」って、知らんがな、ですよね(笑)。でも、恋愛先生はこう続けます。「傷つかない、というのがあなたの目標ですか? たとえ傷ついたとしてもチャレンジして相手を自分に向けさせるのが目標じゃないですか?」とね。まずは、いい印象を相手に届けましょうよ。前向きに生きている人とみんな繋がりたいんです。とくに男性は、どっちかと言ったら楽しい人、前向きな人、優しい人が好きですよ。あなたのスマイルが内側から溢れたものであれば、大きな前進が期待できるでしょう。はい、本日の恋愛先生はここまで(笑)。


さて、今日は恋人やご主人の心を掴むのに最適なサイドディッシュを一品ご紹介します。辻家特製のオニオンチーズリング。野菜嫌いな息子にトマトをたくさん食べさせたくてハンバーガー作りを始めたのですが、最近はサイドディッシュにも目覚めまして、ついにここまで到達しました。オニオンリングを割ると、中に仕込んだチーズがとろ〜りとろける仕組みです。たまりませんよ。


材料4人分:玉ねぎ2個、スライスチーズ(モッツァレラか、とろけやすいもの)数枚、小麦粉適量、卵2個、パン粉適量、油適量、乾燥パセリ少々。


まず、玉ねぎのへたの部分を上下とも切り落として皮をむき、幅1.5㎝程度の輪切りにします。輪切りにできたら、輪を1つずつはずしていきます。バラバラになった玉ねぎの輪の直径が2回りほど違うものを2つセットにします。そのセットにした玉ねぎと玉ねぎの間に、はみ出さないようにスライスチーズを差し込んでいきます。チーズの切れ端も入れて玉ねぎの間を埋めたら、30分ほど冷凍庫で冷やします。冷凍したほうがカリッと揚がるからです。そして、冷凍した玉ねぎを小麦粉、溶き卵、パン粉の順で潜らせます。溶き卵とパン粉だけもう一度つけてから、170度の油でじっくりときつね色になるまで揚げます。カリッと揚がったら、お好みで乾燥パセリなどを振りかけて完成。出来たてをすぐに食べるのがおすすめです。ファストフード店では食べられない、家庭の味ですよ。単品でもおつまみに最適です。


ボナペティ!



本誌連載の料理をえりすぐったレシピ本『パリのムスコめし 世界一小さな家族のための』も絶賛発売中です!

女性自身

この記事が気に入ったらいいね!しよう

辻仁成をもっと詳しく

BIGLOBE
トップへ