鳩山邦夫氏「友人の友人がアルカイダ」発言で蝶マニアが苦境

1月9日(木)16時0分 NEWSポストセブン

 2007年、鳩山邦夫法相(当時)が日本外国特派員協会主催の講演で発した、「友人の友人がアルカイダ」という衝撃の一言。直後から釈明に追われた。この発言は、「一国の治安責任者がテロリストの知り合いを放置している」と批判された。


 そしてこの発言は、思わぬ分野に波紋を広げた。“蝶”業界である。鳩山氏は国会答弁などを通じて、「友人」とは蝶コレクターである鳩山氏の研究仲間であり、「友人の友人」も“蝶繋がり”で、蝶の販売を生業とする「アントン氏」なる人物だと説明した。


 このアントン氏が、アルカイダとの関わりを指摘される「ジェマ・イスラミア」のメンバーだったという。だがこの発言の余波で、蝶の標本販売業者は困った状況になった。


「鳩山氏の友人は、バリ島在住の日本人採集家で、蝶や昆虫愛好家の間では知らない人はいない人物。ただ、あのアルカイダ発言以降、連絡先を変えてしまって、蝶の標本が手に入らなくなってしまったんです。現在でもバリ島に住んではいるようなのですが……」(業者の1人)


 一方、テロリストと名指しされたアントン氏は、「インドネシアで元気に蝶の採集や商いをやっている」(別の業者)とのこと。アルカイダ呼ばわりされた本人よりも、その周辺の人物たちが、大きな迷惑を被ってしまったようだ。


※週刊ポスト2014年1月17日号

NEWSポストセブン

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