2016年注目の新成人芸能人 大原櫻子、森川葵、橋本愛ほか

1月9日(土)7時0分 NEWSポストセブン

注目新成人の筆頭、大原櫻子

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 1月11日成人の日、今年は121万人が大人の仲間入りをする。芸能界でも、多くの新成人が誕生する。いったいどんな顔ぶれがそろったか? テレビ解説者の木村隆志さんが注目の新成人芸能人について解説する。


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 新成人タレントの筆頭は大原櫻子さん。ソロデビューからわずか1年で『NHK紅白歌合戦』出場を果たし、全国ツアーも成功させた歌手業に加え、月9ドラマ『恋仲』(フジテレビ系)では主人公の妹役で出演するなど、女優業も順調そのもの。


 さらに、公開中の映画『ちびまる子ちゃん イタリアからきた少年』では、挿入歌だけでなく声優も務めるほか、今月9日から人気演劇ユニット・地球ゴージャスの公演で舞台にも挑戦するなど、活躍の場は広まる一方です。最大の持ち味は、見る人の目をクギづけにする吸引力。小動物のようなルックスから放つ歌声は力強く、演技も情熱的で、ギャップ十分です。


 2人目は、同世代女優の中で「今最もキャスティングされている」森川葵さん。昨年は8本の連ドラと3本の映画に主要キャストで出演するなど一気にブレイクしましたが、今年もさっそく月9ドラマ『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』(フジテレビ系)に出演するなど、その勢いは留まるところを知りません。


 特筆すべきは、多くの作品に出演しているのに、「また出てる」などと全く飽きられないこと。森川さんの役作りは、黒髪ロング、金髪、ベリーショート、丸刈りとめまぐるしく変える髪型のように変幻自在で、正統派美少女から悪女、地味女、不思議ちゃんまで難なく演じ分けてしまいます。


 3人目は、今年3月の映画『ドロメ』で、その森川さんとダブル主演を務める小関裕太さん。昨年はドラマ『ホテルコンシェルジュ』(TBS系)に出演したほか、2本の映画で主演に抜擢され、今年1月にもミュージカル『DNA-SHARAKU』で主演を務めるなど、俳優としての評価は同世代トップクラスのものがあります。小関さんの魅力は、女性受けするやわらかい笑顔と中性的な佇まい。子役として『天才てれびくんMAX』(NHK)、ミュージカル『テニスの王子様』に出演していたこともあってファン層も広いだけに、制作サイドとしては真っ先にキャスティングしたくなるタイプの俳優です。


 4人目は、映画とCMでスケールの大きな活躍を続ける小松菜奈さん。映画『渇き。』での大抜擢から『近キョリ恋愛』『バクマン。』など、出演作品のほとんどでヒロインを務めるなど、その大物ぶりは際立っています。今年も『黒崎くんの言いなりになんてならない』『ヒーローマニア−生活−』『ディストラクション・ベイビーズ』の映画3本でヒロインを務めるほか、世界の名匠マーティン・スコセッシ監督のアメリカ映画『Silence』にも出演。CM出演本数も同世代トップクラスであるように、美しさと親近感を兼ね備えています。


 5人目は、朝ドラ『まれ』(NHK)でヒロインの弟役を演じた葉山奨之さん。昨年は、初主演を務めた『夏ノ日、君ノ声』、波瑠さんの元恋人役を演じた『流れ星が消えないうちに』、友人思いの高校生役を演じた『あしたになれば。』の3本に出演するなど、映画での活躍が目立ちました。朝ドラ最終回の日に、主演ドラマ『サマー・ストーカーズ・ブルース』(フジテレビ系)が放送され、どこかほほえましさのあるストーカー像を好演したのも印象的。「今どきの若者」を思わせる脱力感と、胸に秘めた純粋さや熱さを併せ持つキャラクターは、事務所の先輩である小栗旬さんや田中圭さんを彷彿とさせるものがあります。


 6人目は、新成人最高峰の俳優実績を誇る橋本愛さん。朝ドラ『あまちゃん』(NHK)でのブレイク後は、主な活動の場を映画にシフト。昨年は主演2部作『リトル・フォレスト』では山奥で自給自足の生活に挑む女性を演じ、『寄生獣』では寄生生物と闘う主人公を愛し続けるヒロインを演じました。今年も『残穢 -住んではいけない部屋-』では竹内結子さんとともに「最恐」と名高いホラー作に挑み、『シェル・コレクター』では奇病に侵された少女を演じ、『うつくしい人』では地元熊本が舞台のロードムービーに出演予定。ポルノ映画への偏愛を語るユニークな姿も含め、すでに独自の世界観や大女優のオーラを醸し出しています。


 その他にも、朝ドラ『ごちそうさん』(NHK)でヒロインの娘役を演じた松浦雅さん、史上初の競馬連動ドラマ『馬子先輩の言う通り』(フジテレビ系)でヒロインを務めた大野いとさん、昨年『お兄ちゃん、ガチャ』(日本テレビ系)で連ドラ初主演を経験したジャニーズJrの岸優太さん、愛くるしい笑顔で雑誌の表紙を総ナメにする勢いの久松郁実さんなど、すでに実績十分の注目タレントが目白押しです。


 小学校入学時にゆとり教育がはじまったため、「1995年度生まれは最大のゆとり世代」なんて声もありますが、ここで挙げたメンバーはいずれも役に没頭するタイプ。ポジティブかつ謙虚なだけに、現在の勢いが失速することはないでしょう。学生と社会人の両方を演じやすい年代であり、映画、ドラマ、CMなど、さまざまな作品での活躍は約束されたようなものです。


【木村隆志】

コラムニスト、テレビ・ドラマ解説者。テレビ、ドラマ、タレントを専門テーマに、メディア出演やコラム執筆を重ねるほか、取材歴2000人超のタレント専門インタビュアーとしても活動。さらに、独自のコミュニケーション理論をベースにした人間関係コンサルタントとして、1万人超の対人相談に乗っている。著書に『トップ・インタビュアーの聴き技84』(TAC出版)など。

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