ココロ&フトシ、キャラを見た時の第一印象とは『ダーリン・イン・ザ・フランキス』ココロ役 早見沙織×フトシ役 後藤ヒロキ ペア対談

1月10日(水)18時0分 アニメイトタイムズ

2018年1月13日(土)23時30分から放送がスタートするTVアニメ『ダーリン・イン・ザ・フランキス』(ダリフラ)。アニメイトタイムズでは、アニメ本編の放送に先駆けて本作に出演する声優陣を対象にしたペアインタビューをお届けします。第3回目となる今回は、早見沙織さん(ココロ役)×後藤ヒロキさん(フトシ役)。

遠い未来、移動要塞都市プランテーションにあるパイロット居住施設“ミストルティン”の中で、戦うことだけを教えられたコドモたちが、“フランクス”と呼ばれるロボットに乗り、巨大生命体“叫竜”と戦う。そしてそのロボットを動かすには、必ず男女のペアが必要となる——

ここでは、そのペアごとに作品の魅力を語っていただきました。■■バックナンバー
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□https://www.animatetimes.com/news/details.php?id=1515484466 (ミク役 山下七海×ゾロメ役 田村睦心 ペア対談)


ありのまま演じたフトシと180度違う側面も見せるココロ
——オーディションの思い出はありますか?

フトシ役・後藤ヒロキさん(以下、後藤):俺、落ちましたってメールが届いていたんですよ。手違いかもしれないんですけど。でも、そのあとスケジュールが押さえられていて、いや受かってますと(笑)。ココロ役・早見沙織さん(以下、早見):下がって上がってだから、ハッピーな感じですね(笑)。後藤:すっごい跳ね上がりましたよ。オーディション自体、僕はあまりしたことがないんですけど、この作品に関しては、僕もちょっと思い入れがあったんですよ。

——どんな思い入れが?

後藤:フトシくんって外見的には太ってるんです。だからおそらくみんな声を太く出すとか、太った声でくるんじゃないかなと思って、僕はありのままの自分、無理して出してる感じじゃないものでやってみようと考えたんです。マネージャーともそれは話して、もっと太ってるっぽくとも言われたんですけど、今回はこれで勝負させてくれって説得して。

早見:すごい。

後藤:結果、受かって錦織監督に会ったとき、それを汲んでくれていたんですよね。後藤くんだけ太った声でやってなかったんだよって言われたとき、もうこの監督についていこうと思いました(笑)。

こちら側の意図を汲んでくれた上でやってくれと言ってくれている。おそらく反対意見もあったと思うんですけど、錦織監督が後藤くんでと言ってくれたのならば、進むだけだなって。モチベーションがすごく上がりました。早見:私はいくつかの役を受けていたんです。でもココロちゃんはキャラ表でもふんわりしてるし、この役絶対やったら癒やされるだろうなって思いました。やっぱり役からもらうパワーって絶対にあるので。

後藤:我々が毎週癒やされていますけどね(笑)。早見さんが立っているだけで癒やされるので。

早見:全然全然! でもやっぱり作品の奥深さを今感じてて。オーディションのときに思っていただけのキャラではなかったというのが相当出てきてます。むしろオーディションのイメージと180度違う側面を見せるキャラクターだと思うので、典型的ではない、人間味のある役になってきているなって思います。

後藤:わかる! 特にココロはそうだね。


早見沙織さんが是非見てほしいと言うフトシの気になるシーン
——では、錦織監督の印象はどうでしょう? 先程ついていくと言っていましたが。

後藤:錦織監督とは(お仕事をご一緒するのが)初めてだったんですけど、すでについていこうとは思っていたんです。僕も作品数的はそんな多くないんですけど、自分からコミュニケーションを取ってくれる監督って少ないと思うんですよ。

でも錦織監督は、結構キャラクターとか作品についておっしゃってくれるので、役者としてはすごく助かるんです。人としてもとても信頼していて、役者の向こう側まで見てくれてるし、作品が未来に向けて走っていくのに、ちゃんと引っ張っていってくれる人だから、頼りがいのある方だと思いました。多分スタッフのみなさんもそう思ってるんじゃないですかね?

——だからこそこれだけのスタッフが集結したのかなと思います。早見さんはどうですか?

早見:私が最初に、うお〜って思ったのが、3話を終えたあたりで、主要キャストのみんなで集まったんです。

後藤:あ〜、一発ずつビンタ食らったやつか。

早見:そんなことはなかったですよ(笑)! そこでみんな集まって、世界観とか、このキャラはどういうキャラクターですとか、用語のことも資料とともに錦織監督が話してくれたんですよ。

後藤:役者と制作陣のすり合わせというかね。

早見:そのときにすごく厚めの資料を頂いたんです。それを見て、相当練られている作品なんだろうなって、びっくりしたのを覚えてます。

後藤:あと、こちらが質問したことに対して、まず悩まないんですよね。これはこういうことですって答えてくれるよね?

早見:そうですね。オリジナルだとわからないことが多くなるけど、そういうときは全部聞けばいいのかなってくらいの安心感があったので、大船に乗ってる気持ちにはなりました。

——では、自身が演じるキャラクターについてを教えてもらいたいのですが。

早見:ココロちゃんの第一印象として、今出ている、優しくおっとりとした性格で、マドンナ的存在というところが真っ先に立つし、何ならしばらくその印象なのかと思っていたんです。

でも群像劇で、人間の心情と心情がぶつかり合っていく作品なので、人間ってそれだけじゃないなっていうのが出てくるというか。本人も成長途中なんだなっていうところがたくさん出てくるんです。

それがどう届くのかっていうのはあるんですけど、根本は悪い人ではないというか。でも自分なりの信念と芯はしっかりあると思ってます。だから奥深いキャラクターだと思ってほしいです。——フトシは「マイペースで能天気だが、意外と常識的」と(公式サイトのキャラクター紹介には)書いてあります。

早見:でも繊細なところもありますよね?

後藤:うん。すごく傷つきやすいし繊細なんですよ。あとすごく直情的なところはありますね。思ったら制止を聞かずに突っ込んでいっちゃうとか。そこは様子を見たほうがいいんじゃないか?って思うところも、突っ込んでは失敗して。

早見:だから脳天気なだけではない、プロフィールに書いてあることだけではないんです。

後藤:ちゃんと2人にも考えてることがあるんだぞっていうのが伝わる話が先にあるので、楽しみにしてほしいです。あと、ゾロメとの掛け合いはすごく楽しいです。お互いにアドリブを言い合ったり、アドリブ要員的なところはありますよね。そこでキャラクターを肉付けできるなと思いました。——お互いの声を聞いていかがでした?

早見:掛け合いはあまりないんですよ。だから後藤さんがフトシとしてしゃべっているのを後ろで聞いていると、欠かせないキャラクターだなって気がします。フトシがいるから場がまろやかになるというか。戦闘から帰ってきて話すときに、フトシくんがいるだけでまろやかになる。清涼剤とはまた違う、日本茶みたいなところがあるなって(笑)。

——ホッとするような感じですかね。

早見:そうですね。でも、だからこそ直情的なところが際立つというか。本当に猪突猛進で、泣いたり怒ったりするんですけど、その感じがまたいいんですよ。後藤さんの声が入るととても自然な起伏になっているんです。

あと、これは個人的な感想ですけど、後藤さん自身がフトシをとても愛しているというのが伝わってくるからこそ、ココロ的にも、いろんなことを言うときに、その感情がリアルになってくるというか。相手がいるからこそっていうものを引き出してくださっているなと感じています。

後藤:それはお互いにありますよ。フトシはココロちゃんには傷ひとつつけさせたくないと思ってるんですけど、それが早見さんの芝居が入ったときに一気に立体的になったんですよね。

だからココロちゃんは早見さんじゃないとダメだなってすごく思ったんです。でもそれを言ったら、役者全員がこの人じゃないとダメだって思ったので、みんなの声が入ったのを聞いたとき、この作品はすごいものになるなって思いました。——では最後に、これから1話を見る方に、どんなところを楽しんでもらいたいですか?

早見:私、フトシくんの見てもらいたいところあります! 違う人がしゃべっているときに後ろで食べてる!

後藤:あははは。何を食べてるのかな?ってね。食べる音は入れないでいいですと言われました(笑)。

早見:静かに食べるタイプなんですね。

後藤:小ネタ部分も手を抜かないんですよ。絵とか、サッカーのリフティングのボールの軌道とかも丁寧に書いてあるので、こっちとしても声を入れやすいんですよね。でもそこは、リアル過ぎるから抑えてって言われましたけど(笑)。

あとはロボットの動きもすごかったです。あの動きを見て、とんでもないことになっているなと思いました。すごいクリエイターさんたちが集まってるんだなって感じましたね。

——ちなみに、好きなロボットは何ですか?

後藤:ロボットだとストレリチアかな。

早見:ジェニスタは見た目がかわいいですよね。あと私、コドモたちが育ってきたガーデンの設定資料を見て、その外観が面白いと思いました。外から見ると遺跡みたいな感じもあるし、近未来っぽいところもあるデザインなので、それが不思議な感じでした。

[取材・文/塚越淳一]

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