児童文学作家・森山京さん脳出血のため死去 『きつねの子』シリーズなど

1月10日(水)15時57分 オリコン

児童文学作家・森山京さん

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 『きつねの子』シリーズなど、さまざまな童話を生んだ児童文学作家・森山京さん(もりやま・みやこ)が7日、横浜市内の自宅で脳出血のため死去した。88歳(享年90)。10日に講談社が発表した。告別式は13日に執り行われ、喪主は長男・森山索氏。

 森山さんは1929(昭和4)年7月10日、東京都生まれ。兵庫県立福崎高等女学校(現・兵庫県立福崎高等学校)卒業。神戸女学院大中退。小学校時代のほとんどを旧満州藩陽で過ごす。大阪阪急百貨店宣伝部を経てフリーのコピーライターとして独立後、日本デザインセンターで活躍する。化粧品のCMコピー「25歳はお肌の曲がり角」などが有名。

 1968年『こりすが五ひき』で講談社児童文学新人賞佳作入選。その後出産を経て8年後に執筆再開。1983年刊行の『ねこのしゃしんかん』(講談社)でボローニャ国際児童図書展エルバ賞特別賞受賞。その後、1989年「きつねの子」シリーズ(あかね書房)で路傍の石幼少年文学賞、1990年『あしたもよかった』(小峰書店)で小学館文学賞、1996年『まねやのオイラ旅ねこ道中』(講談社)で野間児童文芸賞、1999年『パンやのくまちゃん』(あかね書房)でひろすけ童話賞、2009年『ハナと寺子屋のなかまたち 三八塾ものがたり』(理論社)で赤い鳥文学賞を受賞した。

 2014年日本児童文芸家協会より児童文化功労者の表彰を受ける。ほかに『おとうとねずみチロのはなし』『一さつのおくりもの』『りんごの花がさいていた』(以上、講談社)、「もりやまみやこ童話選」(全5巻・ポプラ社)など多数。最新作は2017年7月刊行の『リンちゃんとネネコさん』(講談社)。

オリコン

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