アニメを元に、現実の"お祭り"も誕生! 金沢美術工芸大学の"コスプレ卒業式"も気になる石川県エンタメ事情

1月10日(土)5時0分 おたぽる

「eAT金沢」公式HPより。

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 年が明け、受験シーズンがやってきた。昨年末に2020年度の刷新が発表され動揺が走ったセンター試験だが、今年度は1月17日から2日間実施される。これからの時期、京都大学が、入試時には「折田先生像」、卒業式では卒業生がコスプレをすることでメディアを賑わす。

 加えて、ここ数年で同様に卒業生のコスプレで注目を集める大学もある。石川県にある金沢美術工芸大学だ。それもそのはず、美術工芸大学だけあって、そのコスプレのクオリティの高さも窺えるからだ。

 金沢美術工芸大学の卒業生には、宮本茂さんや細田守さん、東村アキコさんがいることでも知られている。宮本さんは『スーパーマリオブラザーズ』や『ゼルダの伝説』など、任天堂でゲーム開発に携わってきた。細田さんは『時をかける少女』『サマーウォーズ』『おおかみこどもの雨と雪』、そして公開が待たれる最新作『バケモノの子』のアニメ監督である。マンガ家・東村アキコさんは、マンガ『かくかくしかじか』(集英社)で自身の半生を描いており、作中には前述の卒業式コスプレについての描写もある。

 最近の卒業生には、井上涼さんがいる。井上さんは卒業制作のアニメ『赤ずきんと健康』が話題となり、現在はNHKの『びじゅチューン!』(4月1日DVD発売)で活躍している。

 そのほか、石川県でのイベントとしては、1997年から開催されているデジタルクリエイターの祭典「eAT金沢」がある。これまで宮本さんや細田監督のほか、富野由悠季監督、高畑勲監督、押井守監督、原恵一監督、樋口真嗣監督、神山健治監督などを招いてきていた。またアワードでは、02年に『ほしのこえ』でブレークすることになる新海誠監督の短編『遠い世界』が特別賞(98年)など、公募で新人の発掘も行ってきた。同イベントの会期は1月30日と31日だが、今回で最終回を迎えるということで、是非とも訪れておきたい。

 一方、石川県が舞台(モデル地)のアニメとしては『よみがえる空 −RESCUE WINGS−』(2006年)、『電脳コイル』(2007年)、『Angel Beats!』(2010年)、『花咲くいろは』(2011年)がある。特に『花咲くいろは』は輪島巴役の声優・能登麻美子さんも石川出身。本作で描かれた祭りを元ネタとして、実際に「湯涌ぼんぼり祭り」が誕生するなどで盛り上がっている。

 このほか『天空の城ラピュタ』の「君をのせて」や『となりのトトロ』の「さんぽ」などの歌手・井上あずみさん、きゃりーぱみゅぱみゅやPerfumeのプロデューサー・中田ヤスタカさんも石川出身だ。

 そんな石川県では、3月14日に開業する北陸新幹線が目下の関心事となっている。金沢駅の発車メロディーも中田さん作曲とあって、開業を待ちわびている。
(文/真狩祐志)

■eAT金沢
http://eatx.bp-musashi.jp/

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