『しくじり先生』で話題の杉村太蔵 「うるせぇ」の真意を熱弁

1月10日(土)16時0分 NEWSポストセブン

 8日深夜放送のバラエティー番組『しくじり先生 俺みたいになるな!!』(テレビ朝日系)に出演した、元衆議院議員でタレントの杉村太蔵氏(35才)。「失言で失敗してしまったしくじり先生」として”俺みたいになるな!!”と教える立場だったが、番組でもしくじり発言を連発。出演者から「そういうの言っていいの?」「現在進行形でしくじってません?」との声があがる始末だった。しかし、あけすけな発言と、面白すぎるエピソード、並外れたプレゼン力に、ツイッター上には「神回だ」「伝説レベルで面白い!」「クソすぎてうける」などの声が殺到。太蔵センセーの素顔は、番組で評されたように“魅力あるクズ”なのか?


【ハンパないメンタルの強さ】


「あの心の強さどっから来てるんだろ」

「メンタル鋼すぎるだろwwなんか元気出た!」

「今の若者に受けそう」


 ネット上ではそんな声があがった。というのは、番組で飛び出した彼のこんな“座右の銘”が関係している。


「うるせぇ」


 国会議員時代、失言で上司に叱られたり、世間からバッシングを受けたりするたびに内心、「うるせぇと思っていました」とか。ぶっちゃけトークに、出演者は大爆笑。とにかくメンタルの強さがハンパないのは間違いない。ここは、太蔵センセーに話を聞こう。


「細かいことをいちいち気にしてもしょうがないんです。議員時代、小泉さん(純一郎元首相)に『ストレスは次のストレスが解決してくれる』と言われましたが、その通りだと思うんです。ストレスがない仕事なんてない。上司から叱られるたびに、自分がダメだから、と落ち込んでたらもちませんよ。『うるせぇ』と開き直るぐらいがちょうどいいんです! そのほうが前向きに生きられると思いませんか?」


 なるほど。そう言われると「うるせぇ」が至極の名言に思えてくる…。ストレス社会に生きる我々には、ある意味、助けとなる言葉かも。


【あり得ないほどの強運】


 番組で紹介され、出演者から驚きの声があがったのが、彼の強運ストーリー。詳しい経緯は、昨年10月に出版され、発売2か月で1万部を突破した太蔵氏初の著書『バカでも資産1億円』に綴られている。同書によるとこうだ。


 テニスの国体優勝の経験からスポーツ推薦で筑波大学に入学した太蔵氏だったが、学業は思うようにいかず、さらに、ようやく興味を持って始めていた司法試験の勉強も挫折。結局、大学6年で中退することに。そこで、実家の旭川で歯科医院を開業している父親に「実家に帰って手伝うよ」と相談。すると、こう言われたという。


「働かないなら死ね!」 


 その後、慌てて就職活動を開始。しかし、試験を受けても書類選考で落とされてばかり。そこで、派遣会社に登録した。ようやく就くことができたのは、時給800円のビルの清掃員の仕事だった。がむしゃらにトイレ掃除に励む太蔵氏にある日、同じビルで働くグレン・ウッドという外資系証券会社の重役が声をかける。


「君は将来、必ず出世する。うちの会社の試験を受けなさい」


 それから数週間後、太蔵氏はその証券会社で働くことになったのだ。


「清掃員時代は、クーラーがガンガンに効いているなかで、汗だくなって働きましたよ。大学中退して就職活動はまったくうまくいかなかったわけですから、トイレの便器をピカピカに磨く目標ができただけで本当にやりがいがあったんです。目の前のことを一生懸命やらない人に次のチャンスはないというのは、ぼくのモットーです」


 と太蔵センセー。このモットーも、けっこう名言かも。ちなみに、証券会社在職中、グレン・ウッド氏から「郵政民営化の動向を調べろ」と命じられ、自民党のホームページで衆議院議員選挙の候補者を公募していることを知り、ファックスで論文を応募。5回の面接と3回の論文試験を突破し、その約1か月後には選挙に当選していたのだからすごい。その直後、「行ってみたいですね、料亭に!」などと失言してしまうのだが…。 


【意外な!?プレゼン力】


 番組で太蔵氏が見せたのはプレゼン力だ。ときおり大きなボディーアクションをまじえ、抑揚をつけながら軽快なテンポでトークを展開。”女に注意”するため銀座や六本木を地図から消していた、美女のハニートラップにかかりそうになった、などのしくじりエピソードを語りながら、最後にはオチをつける話しぶりには「戦車のような勢いのある話術」という声がネット上で出たほど。実は議員時代から「演説がうまい」という評価があったのだ。


 再び太蔵センセーが語ってくれた。


「議員時代は、小泉さんなど、演説がうまいといわれるいろんな先輩議員の演説の映像を見て研究しましたよ。よく、”話をするときは起承転結を意識して”と言われますが、小泉さんの演説は“結結結結”なんです。やはり、何を言いたいのか結論をわかりやすく言うのはすごく大事だと思いましたね。ぼくは今でも、話をするときは結論から先に言うことを意識しています」


『バカでも資産1億円』では、小泉元首相から、「政治家は1分で言いたいことをまとめられないとダメだ」とよく言われていたことを明かし、“小泉流1分で人を惹きつける伝え方”について綴っている。プレゼン力にもちゃんと積み重ねがあったのだ。


 番組では、「(結婚後)一度も女性スキャンダルがない」と豪語しながら「表に出なければやっていないということ」と冗談交じりに言っていた。当サイト記者が「番組を見た奥さんから何か言われませんでしたか?」と聞くと、「妻は寝ていたのでノープロブレム!」と語る太蔵センセーは、やっぱり“魅力あるクズ”だった!?

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