『TVタックル』中国のコロナ対応特集が物議 日本人女性のインタビューに憤りの声も

1月10日(日)15時41分 しらべぇ

新型コロナウイルス・COVID-19(画像提供:アメリカ国立アレルギー・感染症研究所)

10日の『ビートたけしのTVタックル』(テレビ朝日系)で放送された中国の新型コロナウイルス対応特集と日本人女性のインタビューが物議を醸した。


■中国在住日本人女性が出演

番組は各国の新型コロナウイルス対応を特集。中国・上海はカウントダウンイベントが盛大に行われ、多く人で賑わっており、コロナの影響を感じさせない。

リモート出演した上海在住の日本人女性は「自粛ムードはないです。ぶっちゃけ私はあまりマスクをしてない」と笑う。そして、「コロナ前と変わらない日常で過ごしているような印象」と語る。

さらに「中国はやると言ったら絶対にやる。抑え込む。本当に抑え込む、封じ込む力は強い」などと、感想を述べた。


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■上海の現状をレポート

その後女性が上海のお寺やショッピングモールの様子をリポート。

そこはコロナ禍と思えないほど人で賑わい、マスクをしていない人も散見される。

女性は自身の年末年始について聞かれると「12月31日にディズニーランドに行きまして、シアターみたいなところでもみんな普通通り密に座っていた」「レストランもアクリル板はなかった」と話す。

番組は「中国の旅行サイトでは、12月24日時点で新年三連休のホテルの予約は前年の1.8倍に達しているという調べも」とナレーション。

女性も「近場の旅行に行く人は多い。あまり遠くに行ってしまって、その場所で仮にコロナが発生してしまった場合、上海に戻って来れないということもあったりするので、そこは慎重にはなってる」と語った。

■「中国にとってコロナは過去」

さらに番組は「追い風」として中国国内でワクチンの市場への供給許可が出たとナレーション。女性は「水際対策からコロナが出た後の封じ込めまでやっているのを実際に見ていると、中国政府がしっかりやってくれている」話す。

そして日本については「日本は難しいですかね、ウフフ。できないのかなって感じですね。一気にガーンとやるのが本当は一番いいんじゃないかなと思います」とコメント。続けて番組は「中国にとって新型コロナウイルスはまるで過去のことなのか」とナレーションする。

このVTRはスタジオ出演者のワイプも表示されず、内容を議論することもなかった。


■一部視聴者から不満の声

日本人女性のインタビュー内容に「不愉快だった。国の体制が違うのに両国を比較するなんて…」「彼女がどこまで中国と日本の現状を理解しているのか」と一部視聴者が憤リの声を上げる。

また「中国ではコロナを過去のことになっている」という内容についても「クラスターが出たという報道もあったのでは?」「中国に住んでいる友達はヤバいと言っていた」「信用できる情報を元にしているの?」など、異論を唱える視聴者が相次ぐ。

ただし「女性は中国が強力な自粛政策を行ったからある程度の封じ込めに成功したと言っているだけ」「日本では無理だけど、中国レベルの統制じゃないとコロナを封じ込めるのは難しいと言いたかったのでは」と擁護する声も出た。


■日本の状況が厳しいなか…

中国が本当に「コロナが過去になっている」のか否かは不明だが、日本では深刻な被害が続き、緊急状態宣言など多くの人が不自由な生活を強いられ、医療従事者は懸命に働いている。

そんななか、体制が異なる両国の現状を単純比較し評論した番組に、一部視聴者から疑問の声が上がっている状況だ。


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(文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治

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