注目ワードキムタク・次女 安住紳一郎・アナ 保育士・逮捕 交通事故・女性 安倍首相・会談 2017秋・髪型

BIGLOBEトップBIGLOBEニュース

『フライトナイト』C・ギレスピー監督 傑作恋愛映画の次に未知のホラーに挑んだワケ

cinemacafe.net1月11日(水)11時40分
1985年、古典的となっていた“吸血鬼モノ”に新たな風を吹き込み、不動のジャンルとして確立させた伝説のホラー『フライトナイト』。ホラーファンに愛されてきたこの一作が四半世紀を経て、『フライトナイト/恐怖の夜』として3Dで甦った。オリジナルファンの期待を背負う形で本作に挑んだのは、『ラースと、その彼女』で一躍脚光を集めた気鋭、クレイグ・ギレスピー監督。ホラーは全く未知の領域だった彼がなぜ、いまこの映画のリメイクに挑もうと思ったのか? 話を聞いた。



『ラースと、その彼女』では、リアルドールに恋してしまった内気な青年のラブストーリーと成長をユーモアたっぷりに描き、各国の映画祭で喝采を浴びたギレスピー監督。次なる映画として本作に挑む決め手となったのは、手渡されたマーティ・ノクソン(「バフィー 〜恋する十字架〜」)の脚本だったという。

「(脚本に描かれた)ヴァンパイアのキャラクターが特に気に入りました。カリスマ性があって、クレイジーな“プレデター”なんだ。こんなのはいままでに見たことがないし、ヴァンパイアとして変わっていて面白いと思った。ヴァンパイアが恐怖だった時代は、人々はヴァンパイアを捕まえようとしたんだよね。今回の映画には捕まえるところはなかったけど、ピッチフォーク(鍬)を持って退治に行くとか、そんなシーンがあっても面白かったかもね。それとマーティの脚本では、ホラーとユーモアを見事にミックスしてみせた部分がとても気に入ったんだ。私は作品の中に観客が参加できるような雰囲気を作り出すのが好きだけど、可笑しいと捉えるのか、それとも悲惨だと捉えるのか、恐いと捉えるのか、その部分は観る人々に判断してほしい。それぞれ観た人が異なる個人的な解釈を映画に持ち込んでくれたら最高だよね」。



数々の大作を手がけるドリームワークス製作による本作は「前作よりも規模も描く世界もずっと壮大」と話す監督だが、環境の変化による弊害はなかったのだろうか?

「彼らはこのジャンルの映画を撮る実力が未知数の私を全面的に信頼してくれた。作品のトーンを大切にすることは、それを大切にする作品において一番難しいことだけど、会社がサポートしてくれているということをしっかりと認識していなければ、多すぎるコックで一つの料理を作るような状態になってしまう。そして、作品の効果はいとも簡単に弱まってしまうもの。本当に必要なのはフィルムメイカー1人だけのビジョンを保つことだけど、ドリームワークスは私を全面的にサポートして、そういう状況を確保してくれた。また、キャスティングや撮影現場においても、私に大きな選択権を与えてくれたんだ」。



その中でフィルムメーカーとしての新たな挑戦となったのが、3D撮影によるホラー作り。曰く「カメラをキャラクターの一人として扱うこと」は未知なる体験だったそう。

「私のこれまでの作品は、演技力がものを言うものだったから、カメラはできるだけその存在を気づかれないように扱う必要があった。しかしこの映画では、カメラが主要キャラクターとして機能し、廊下や別の人物の周囲をこっそりと移動したりすることで、サスペンスや恐怖心や動揺をあおっている。実に楽しい撮影だったよ。また、3Dのカメラは40キロもあってとにかく巨大なので、手持ちカメラのように機動的に使えない。おかしな話だけど、この作品では古典的な撮影方式に逆戻りしたんだ。大掛かりな長いドリーを使って、あらゆる演技を1テイクで収めるためにカメラの動きを周到に決めていったんだ。そういう優美なモノ作りは楽しいものだよ」。



いわゆるホラー的な恐怖とユーモアを絶妙な按配でミックスさせ、勇敢なヒーローVSヒールの対決だけでなく、人間臭い青春ドラマで観る者を楽しませてくれる本作。その立役者である、アントン・イェルチンとコリン・ファレルについても監督は手放しで絶賛する。

「アントンは彼の演じるキャラクターに感情から入り込み、チャーリーの人生の旅路や成長という側面を出しきっている。この映画にあって真面目な男を演じるのは簡単なことではない。また、コリンのヴァンパイアもパーフェクトだったね。アントンが大人の男に成長しようとしている少年であるのに対して、コリンが演じたのは少年が挑戦しなければならないアルファマン(最優位のオス)。まさに2人の男が対峙するという極めて原始的なシチュエーションだ。コリンはヴァンパイアという意味でも、また本人も明確に優勢にある者を体現しており、カメラの前に立つだけで瞬く間に入り込んでしまう。決して恐れることなく、とても野性的な勘を働かせるんだ。同時に彼のキャラクターは、悪役としての楽しさがあることが重要だった。自分の行いに対してユーモア精神を持っていれば、残酷さを楽しんでいるように見えるからね。そういう部分を彼はしっかり掴んでいる。彼は残酷さを楽しんでいるんだよ」。



全く新しいホラー・エンターテインメントを完成し得たギレスピー監督は、もう向かうところ敵なし? 次はどんなフィールドで、どんなユーモアを我々に呈示してくれるのか、楽しみで仕方がない。



『フライトナイト/恐怖の夜』は3D/2Dで全国公開中。



特集:2012年最初のきもだめしにGO!『フライトナイト/恐怖の夜』

http://www.cinemacafe.net/ad/frightnight/

ラースと、その彼女
Copyright 1997-2012 cafegroove Corporation. All Rights Reserved.

google+で共有する

はてなブックマークで保存する

Pocketで保存する

Evernoteで保存する

cinemacafe.net

関連ワード

注目ニュース
キムタクそっくり 木村拓哉&工藤静香の次女・Kōki(コウキ)がモデルデビュー (動画あり) BIGLOBEニュース編集部5月28日(月)10時43分
木村拓哉と工藤静香の次女(15)が、28日発売のファッション誌「ELLEJAPON」7月号でモデルデビューした。モデル名は、本名の読みを変…[ 記事全文 ]
安住紳一郎、自殺の川田亜子アナに「涙の懺悔」 「突き放してしまった」...番組中に嗚咽 J-CASTニュース5月28日(月)14時53分
「本当に後悔しています」「どんな謝罪をもっても許されない」——。ラジオの生放送中に嗚咽し、涙に声を震わせながらこう語ったのは、TBSの安住…[ 記事全文 ]
「一体なにがしたかったの」「舐めてますね」YouTuberデビューした芸能人の“その後” サイゾーウーマン5月27日(日)15時0分
モデルでタレントの梅宮アンナが、4月10日にYouTuber(ユーチューバー)デビューを飾った。第1回投稿で梅宮は、ユーチューバーになった…[ 記事全文 ]
ドラマ「ブラックペアン」加藤綾子の出演増加で批判も増加 まいじつ5月28日(月)11時0分
(C)まいじつ5月27日に連続ドラマ『ブラックペアン』(TBS系)の第6話が放送された。治験コーディネーター役として出演しているフリーアナ…[ 記事全文 ]
木村拓哉パパ、次女Kokiの芸能界入りに難色示すもついに許可 週刊女性PRIME5月28日(月)12時5分
《ピュアな魅力と凛とした意思の強さ——その両方をたたえた強いまなざしが印象的なモデルKoki(コウキ)15歳》5月28日発売のファッション…[ 記事全文 ]
アクセスランキング
1 キムタクそっくり 木村拓哉&工藤静香の次女・Kōki(コウキ)がモデルデビュー (動画あり)BIGLOBEニュース編集部5月28日(月)10時43分
2 安住紳一郎、自殺の川田亜子アナに「涙の懺悔」 「突き放してしまった」...番組中に嗚咽J-CASTニュース5月28日(月)14時53分
3 「一体なにがしたかったの」「舐めてますね」YouTuberデビューした芸能人の“その後” サイゾーウーマン5月27日(日)15時0分
4 木村拓哉パパ、次女Kokiの芸能界入りに難色示すもついに許可週刊女性PRIME5月28日(月)12時5分
5 木村拓哉の娘がモデルデビュー「親の七光り」との意見相次ぐまいじつ5月28日(月)11時8分
6 勝間和代さんが同性愛を公表「ずっと悩んでいた」日刊スポーツ5月28日(月)11時46分
7 キムタクの娘は「キムタクすぎ」? よく見ると「静香似」の声もJ-CASTニュース5月28日(月)16時10分
8 勝間和代の同性愛カミングアウトに祝福と称賛の声 「勇気ある行動」「社会が変わる一歩」BIGLOBEニュース編集部5月28日(月)13時1分
9 麻原らオウム確定死刑囚「6月執行説」の根拠と上祐氏の懸念NEWSポストセブン5月28日(月)16時0分
10 西城さん葬儀御礼品が出品 100万円超える入札日刊スポーツ5月28日(月)10時39分

芸能写真ニュース

旬なニュースを配信中 フォローしてね!

注目ワード

話題の投稿画像

ページ設定

本サイトのニュースの見出しおよび記事内容、およびリンク先の記事内容は、各記事提供社からの情報に基づくものでビッグローブの見解を表すものではありません。

ビッグローブは、本サイトの記事を含む内容についてその正確性を含め一切保証するものではありません。本サイトのデータおよび記載内容のご利用は、全てお客様の責任において行ってください。

ビッグローブは、本サイトの記事を含む内容によってお客様やその他の第三者に生じた損害その他不利益については一切責任を負いません。

データ提供元:アニメキャラクター事典「キャラペディア