山田杏奈、2週連続3作の出演作公開!『名も無き世界のエンドロール』監督が恐れる若き才能

2021年1月11日(月)23時26分 映画ランドNEWS

祝・新成人!2週連続3作の出演作公開!映画『名も無き世界のエンドロール』佐藤祐市監督が恐れる若き才能・山田杏奈の表情に注目。岩田剛典演じるキダ&新田真剣佑演じるマコトと深い絆で結ばれた若きヒロインに迫る。



行成薫による同名原作を「絶対零度〜未然犯罪潜入捜査〜」『累-かさね-』などで知られる佐藤祐市監督が映画化。“ある事件”をきっかけに人生が一変した幼馴染のキダとマコトが、自分たちの運命を変えた不条理な世の中に復讐するさまを描く。大事な友のために裏社会に飛び込み、殺人をも厭わない“闇の交渉屋”としてのし上がっていく男・キダ役に岩田剛典、キダの力を借りながら会社経営者となり、表舞台でのし上がっていくストイックな男・マコト役に新田真剣佑が扮するほか、共演に山田杏奈、中村アン、石丸謙二郎、大友康平柄本明が名を連ねる。



本作で岩田剛典と新田真剣佑という豪華俳優陣と肩を並べ、強い絆で結ばれたキダとマコトの“壮大な計画”の鍵を握るヒロイン・ヨッチを演じるのは若手実力派俳優・山田杏奈。孤独な境遇で育ち、キダ(岩田)とマコト(新田)と3人でお互いを支え合うようにして生きてきた幼馴染のひとり・ヨッチ。いつもはマコトと共にキダにドッキリを仕掛け、無邪気な笑顔で周りを明るくする太陽のような存在の彼女だが、ふとした瞬間に辛い過去が垣間見える。


山田は自身の役柄について「キダとマコトとヨッチの3人で本当にかけがえのない時間の中で、ヨッチも2人との関係をすごく大事にしている。自分の中の信念を強く持っていて、キダとマコトといるときはお姉ちゃんみたいなところもある魅力的な人」と語る。山田は強い信念を持って幼馴染の2人を愛情深く見守るヨッチを次々と表情を変えて演じきり、スタッフたちの度肝を抜いた。



本作を手掛けた佐藤祐市監督は、スリリングなサスペンスを描く手腕に定評があり、TVドラマから映画化し日本中を席巻した「ストロベリーナイト」シリーズや、各話放送ごとにSNSで考察が盛り上がったことも記憶に新しい「危険なビーナス」(TBS系)も手掛けた大ベテラン。佐藤監督は本作の物語の鍵を握る重要なヨッチ役のキャスティングを、実際に山田に会って決めた。


「山田さんはまだお若いですが、自分の役どころを明確に掴んでいて、最初にお会いした時から質問してくるところもすごく的を得ていました。それと同時に、監督としては一番怖い存在でもありました。繊細な表現力が必要なシーンでも理解が早く、さらにお芝居に入ると自分の意見もハッキリと伝えてくれる頼もしい存在。これからどういう風に成長していくのかすごく楽しみです」と語り、数々の名俳優たちを演出してきた佐藤監督でさえも思わず恐れるような唯一無二の表現力に最大級の賛辞を送りながら、彼女の未来にエールを送る。



2018年にオーディションで勝ち取った初主演映画『ミスミソウ』が公開されるやいなや、その内容と共に山田の体当たりの演技が口コミを呼び、小規模公開ながらスマッシュヒットを記録。2019年は映画『小さな恋のうた』での演技が評価され、第41回ヨコハマ映画祭最優秀新人賞を受賞。着実に俳優としてのキャリアを重ね、昨年末に公開された主演映画『ジオラマボーイ・パノラマガール』でも恋に恋する女子高生のハルコをチャーミングに演じきった。そして先日20歳の誕生日を迎えたばかりにも関わらず、芸歴は既に10年目に突入。


山田自身、20歳を迎えることについて「学生じゃなくて仕事をしている役も増えていくと思いますし、役を通じて色んな職業のことを知ったり、お芝居をすることが増えると思うので、楽しみにしています!」と華々しい未来に期待をのぞかせる。2021年は1月29日(金)からヒロインのヨッチ役で出演した本作が公開されると、翌週の2月5日(金)には主演作で『犬鳴村』に続く【恐怖の村】シリーズ第2弾『樹海村』、土屋太鳳&田中圭との共演が話題の『哀愁しんでれら』と続々出演作が公開され、才能溢れる20歳の勢いはますます止まらない。



山田杏奈 コメント




「ヨッチ」という役柄はどのような人物ですか?


ヨッチは物語の中でキダとマコトと幼馴染で高校生パートで出てくるのですが、キダとマコトとヨッチの3人で本当にかけがえのない時間の中で、ヨッチも2人との関係をすごく大事にしている。自分の中の信念を強く持っていて、キダとマコトといるときはお姉ちゃんみたいなところもある魅力的な人でした。


監督とは役についてどのような話し合いをしましたか?


キダとマコトと一緒にいる中で、2人との空気感をすごく大切にしたいっていうのを監督も言ってくださってて。監督が現場で和ませてくださってたので、シリアスなシーンや台詞でも重くなりすぎず、それがヨッチらしさに繋がっているなと思います。


20歳になってみて、やりたいことはありますか?


ずっと思ってるんですけど、陶芸がやりたいです。ひとりで精神統一みたいなものをしてみたい!と気になっているので、20歳になったのを機に、今度こそ!という気持ちです。


これから挑戦してみたいジャンルや演じてみたい役柄はありますか?


年齢によって役に制限があるわけではないですけど、せっかく20歳になったので社会人の役。学生じゃなくて仕事をしている役も増えていくと思いますし、役を通じて色んな職業のことを知ったり、お芝居をすることが増えると思うので、楽しみにしています!


映画『名も無き世界のエンドロール』は1月29日(金)より全国公開


(C)行成薫/集英社 (C)映画「名も無き世界のエンドロール」製作委員会


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