NHK大河ドラマ「真田丸」を楽しむために知っておきたい、真田幸村ゆかりの地6選

2016年1月12日(火)18時57分 BIGLOBEニュース編集部

真田丸復元ジオラマ/画像提供:天王寺 真田幸村博実行委員会

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2016年の大河ドラマ『真田丸』の放送が1月10日から始まった。徳川家康に「日本一(ひのもといち)の兵(つわもの)」と称えられた武将・真田幸村(信繁)を描いた本作。これから盛り上がりを見せる『真田丸』をさらに楽しむために知っておきたい、真田幸村ゆかりの地をご紹介する。


■沼田城(群馬県沼田市)
幸村が幼少期を過ごした城。利根川と薄根川の合流する地点より北東にある台地に据えられた堅牢な崖城。本能寺の変後は、幸村の兄・真田信幸の居城として栄えたが、1682年に江戸幕府より破却され城跡だけが残された。現在、城跡は沼田公園となっているが、石垣の一部などを確認することができる。

真田幸村ゆかりのスポット

沼田城 提供:ググっとぐんま写真館


■上田城跡(長野県上田市)
上田城は、幸村の父・真田昌幸の居城。関ヶ原の戦いでは、2度にわたって徳川の大軍を寡兵で撃退した。幸村は、この上田城での戦いの経験を生かし、真田丸を半円形に築いたと言われている。現在は、本丸の櫓2棟や櫓門、塀などが復元され、上田城跡公園として整備されている。

真田幸村ゆかりのスポット

上田城跡


■幸村の隠し湯「石湯」(長野県上田市)
作家・池波正太郎氏の時代小説『真田太平記』の中で、幸村とお江が結ばれる舞台となった温泉。その名のとおり、自然の岩をそのまま積み上げて作られており、5〜6人が入れる大きさの浴槽となっている。石湯の前には、池波正太郎氏の筆による「真田幸村公隠しの湯」の標石が立っている。

真田幸村ゆかりのスポット

幸村の隠し湯「石湯」 提供:信州・長野県観光協会


■善名称院(和歌山県伊都郡九度山町)
善名称院(真田庵)は高野山真言宗の寺院で、真田幸村の父真田昌幸や幸村自身の蟄居時代の草庵跡として伝承されている。入口の門には六文銭の紋が刻まれており、その門をくぐると本堂、本尊には地蔵菩薩がある。境内には土砂堂や開山堂、真田宝物資料館などもある。

真田幸村ゆかりのスポット

真田庵北門 提供:和歌山県


■大阪城公園(大阪市中央区)
大阪の陣で、徳川家との戦いのために豊臣方の武将として活躍した幸村らが立てこもった城。幸村は、大坂城を防御するうえで弱点となる平坦な台地続きとなっている南方に真田丸を築いて指揮を執った。

真田幸村ゆかりのスポット

大阪城 (C)大阪観光局


■三光神社・幸村の抜け穴(大阪市天王寺区)
現在、真田丸の跡地には三光神社が建立されており、そこには真田丸と大坂城を結んでいたとされる「真田の抜け穴」跡がある。入り口は真田の六文銭を掲げた鉄の扉で閉ざされているが、1年に1日だけ、真田祭りの日(例年11月第一日曜日)に開放される。

真田幸村ゆかりのスポット

真田丸跡地「三光神社」


このほかにも「真田幸村ゆかりの地特集」では、観光スポットやイベント情報を詳しく紹介している。実際に訪れて思いを馳せてみるのはいかがだろう。


真田幸村ゆかりの旅特集

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