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逮捕の講談社編集次長の妻「夫の暴力に悩んでる」と語っていた

NEWSポストセブン1月12日(木)16時0分
画像:3月からの大型連載も予定していたという講談社の朴鐘顕容疑者
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3月からの大型連載も予定していたという講談社の朴鐘顕容疑者

『週刊モーニング』の編集次長を務める講談社の社員・朴鐘顕容疑者(ぱく・ちょんひょん=41才)が、妻を殺害した容疑で逮捕された。発端は2016年8月、時事通信社が報じた短い記事だった。


《東京都文京区***(原文では表記あり)の民家で9日、住民の無職女性(38才)が倒れているのが見つかり、搬送先の病院で死亡していたことが12日、警視庁駒込署への取材で分かった。同居する夫は「自殺だと思う」と説明したが、遺書などは見つからず、司法解剖で死因も判明しなかった。同署は自殺と事件の両面で調べている》


 記事によると、8月9日深夜2時45分頃、40代の会社員の夫から「家の中で妻が倒れている」と119番があった。女性は玄関近くにある階段の下で、部屋着姿で仰向けになって倒れており、約1時間後に病院で死亡が確認されたという。その「会社員夫」こそ、朴容疑者である。全国紙社会部記者が続ける。


「警察はすぐに捜査本部を設置しました。司法解剖の結果、死因が窒息であることがわかった。現場検証では、自宅へ第三者が入った形跡がなかったので、真っ先に疑われたのは、同居する夫の朴容疑者でした。ところが、現場が自宅という“密室”だったことがネックでした。夜だったとはいえ、小学生の長女と長男は物音を聞いたり、現場を見たりしていたかもしれませんが、幼い子供に“父親の凶行”の証言をさせるのは酷ですからね」


 ひっそりと起きた不審死事件だったが、秋口になると一部メディアの間で話題に上り始める。朴容疑者が大手出版社「講談社」の人気マンガ雑誌『週刊モーニング』の編集次長であり、過去にヒットマンガを連発しているカリスマ編集者であるという情報が、じわりと広がっていったからだった。


 朴容疑者は大阪出身で京都大学法学部を卒業した、エリート中のエリート。1999年に講談社に入ると、『週刊少年マガジン』編集部で、累計5000万部を売り上げ、反町隆史(43才)やEXILEのAKIRA(35才)の主演でドラマ化や映画化された『GTO』などを手がける。


 彼の評価を決定づけたのが、創刊に携わった『別冊少年マガジン』だ。創刊と同時に新人マンガ家を大抜擢し、後に累計6000万部を超えるメガヒット作『進撃の巨人』の連載にかかわった。


◆夫人がママ友に漏らした「夫婦間の悩み」


 現場となった朴一家の自宅は、都内中心部の閑静な住宅地にある。付近には明治の文豪の旧跡や寺院が数多く、文化的な雰囲気が漂うエリアだ。


 朴容疑者が群馬県出身の妻と結婚したのは2007年5月。長く社宅暮らしをしていたが、子供が増えて手狭になったのか、一家は5年ほど前にこの一戸建てに引っ越してきた。近所住民が語る。


「朴さんの奥さんは長い黒髪が印象的な美人で、とても明るいかたでした。お子さんが通う近所の小学校のボランティアグループや、夏のラジオ体操にも積極的に参加していましたよ。家の前で赤ちゃんを抱っこしながら、上のお子さんたちが遊ぶのをニコニコと見守る姿をよく見ました」


 夫人と一緒に小学校のボランティアにかかわっていた人物が声を潜めて語る。


「朴さんの奥さんと仲のいいグループの中に、“夫婦関係がうまくいっていない”というママ友がいました。その悩みを聞いたとき、朴さんも“実は私も夫の暴力に悩んでいる”と告白したんです。いつも明るいかたなのに…」


 近所でも、朴容疑者の自宅から激しい“夫婦げんか”の音が漏れてくることが噂になっていた。


 一方で、朴容疑者は会社では“家庭的なよきパパ”として知られていた。3人目の子供が生まれたとき、朴容疑者は多忙なマンガ業界では異例ともいえる、2か月の育児休暇を取得した。彼はその時のことを、全国紙にこう寄稿している。


《その感想は、「主婦ってこんなに大変なの!?」の一言。やってもやっても仕事が途切れない。毎日10時間くらい献立のことを考える。締め切りが1日に3回ある感覚。それでいて誰にも評価されない。誰からも褒められない。子どもたちに終始、囲まれているはずなのに孤独感が心を覆う。会社に行く方が、ずっと楽だと思いました》


◆子供達は児童相談所に預けられた


 前出の社会部記者が続ける。


「警察は朴容疑者から何度も事情聴取しました。そのたびに“証言”が変わった。最初は“階段から転落した”と話していました。ところが、窒息死という解剖結果が出た数日後、“階段の手すりで首を吊って自殺したと思う”と供述を覆した。さらには、“妻が刃物を持っていたので押さえつけた。気づいたら妻が死んでいた”と供述は二転三転したそうです」


 朴容疑者を知る出版関係者がその人柄を語る。


「アイディアが豊富で、プレゼンがうまいというか、とにかく弁が立つタイプでした。部下や作家からの信頼も厚く、お酒のつきあいもできる。頭の回転が速くて聡明な一方、ユーモアのセンスもあります。これはクリエーターに必要なことだと思いますが、常人には理解できない“気質”も持っている」


 ヒットメーカーだった彼は、『週刊少年マガジン』の次期編集長の有力候補といわれていた。ところが、昨年6月の人事異動では予期せぬ人事を言い渡されたという。


「朴さんの本意ではないマンガ編集部への異動でした。長年、キャリアを積んできた部署ではないところで働くことへの不安だけでなく、順調にいっていた“出世コース”を外れた失意も感じていたようです」(朴容疑者を知るコミック誌編集者)


 因果関係はわからないが、その2か月後、事件が起きている。妻の死からおよそ1週間、朴容疑者は会社を休んだ。だが、その後はそれまで通り出社を続けた。


「朴さんは『妻が亡くなりました』と報告しながら、『どうも自分が犯人と疑われているようなんです』と周囲に漏らしていました。ちょっと違和感を持ったのは、その後も彼は殺人をテーマにするマンガを提案し、今年3月から大型連載が始まる予定だったんです」


 突然の「母の死」が最も暗い影を落としたのは、いうまでもなく、子供たちだ。事件後、子供たちは自宅を離れることになった。児童相談所に引き取られたのだ。朴容疑者は「面倒を見る人がいないので」と周囲に語っていたが、「DVの疑いがある父親とは一緒においておけないから」(前出・社会部記者)だったという。小学生の長女と長男は事件以降、昨年末まで学校を休まざるを得なかった。


「もし、家の中で激しいDVが行われていたならば、小学生は充分に理解できるし、幼稚園の子でもショックを感じているはずです。特に小学3年生の長女は、きょうだいの中でもいちばん長く、昨年末まで児童相談所に残っていたそうです。トラウマになっていたのではないでしょうか」(前出・社会部記者)


 朴容疑者への事情聴取が続き、マスコミに「変死事件の捜査が大きく動く」という情報が一斉に流れた昨年12月中旬以降、彼は会社に出社していない。


※女性セブン2017年1月26日号

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データ提供元:アニメキャラクター事典「キャラペディア