テレビを見捨てて大晦日にゲーム三昧の60代が増加中

1月12日(木)16時0分 NEWSポストセブン

年末年始のテレビの状況に怒り心頭のオバ記者

写真を拡大

 女性セブンのアラカン名物記者“オバ記者”こと野原広子が、世の中の矛盾に斬り込んでいく! 今回は、平均視聴率40.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)となった2016年の紅白歌合戦について、物申す。


 * * *

 今さらだけど、やっぱり言わずにいられない紅白のこと。この視聴率を、国民的な注目を集めたとNHKは大喜び?


 冗談じゃないよ。これはもう出演者がどうのという問題じゃない。マツコとタモリを会場に入れない出だしから、番組構成のたどたどしさが目立ち、つっかえつっかえの進行に「おいおい」と苦笑いしているうちはまだよかったの。


 シン・ゴジラは何のために出てきた? ここで私らもいっしょに、「キャーッ、東京、危なーい」って頭抱えろってか?


 松田聖子の輝くオデコと宇多田ヒカルの歌唱力に救われたものの、最後の「紅組優勝〜」では、「あのなあ〜っ! ×※▼◆」と、ここには書けない言葉で毒づいたわよ。


 だいたいこの視聴率は、中高齢者がほかに見る番組がなくて、「紅白でもいいからつけておけ」現象だってこと、忘れないでよね。


 と、ひとしきり怒ったあと、飼い猫の背中をなでながら思ったね。今回は、話題のあの5人が最後に出るかと身を乗り出したけど、終わってみれば、紅白に何かを期待したことが間違いだったと。


◆夜通しの暴力映画を見せる理由は?


 さて、振り上げた拳をどうしよう。こんなときは、そう、名画で“茶番”を洗い流そうと、年明けの0時から始まった『ゴッドファーザー』(NHK BSプレミアム)にチャンネルを合わせた私。


 もちろん、テレビで何度も見ている映画だけど、トシのせいかしら。マフィアの話で暴力シーンはつきものとわかっていても、殴る、蹴る、殺す、が見るに忍びないんだわ。


 それにしても、2017年元日の午前0時から、翌朝の9時20分まで『ゴッドファーザーPART II』『ゴッドファーザーPART III』と夜通し暴力沙汰ドラマを流すかね。元日の昼間が『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の三部作なら、暴力のないこっちを夜にしてほしかったわ。


◆「テレビ? 見ないなぁ」というオバちゃんが増えている



 かといって、長時間の演芸番組やバラエティーは、箸が転がっても怒り出すアラカン世代には、笑うどころか、頬っぺたが引きつるばかり。


 特に若手から中堅どころの芸人の、楽屋話、なれ合いエピソードが出たとたん、問答無用。「芸人なら芸で勝負せい!」とカッとしたところに、安易なかぶりものをされた日には…。


 ああ、言い出したら止まらないわ。『大食い世界一決定戦』(テレビ東京)って、どう考えても体に悪いに決まっている大食いをさせて、何が面白いの! 人権委員会とやらはなぜ黙っている!


 そんなんなら、テレビショッピングの「あと10分で締め切ります」で、受話器を前に買うか、やめるか、じりじりと独り相撲をしていたほうがずっと体にいいって。


 と、私らおばちゃんがあらん限りの罵りをしているうちがテレビ局も華。「テレビ? ほとんど見ないからわかんない。大晦日はゲーム三昧」とテレビを見捨てた50〜60代が私の周囲にも増えているからね。


※女性セブン2017年1月26日号

NEWSポストセブン

この記事が気に入ったらいいね!しよう

テレビをもっと詳しく

BIGLOBE
トップへ