演技派揃い? 新成人「永野芽郁世代」の顔ぶれとは——上白石萌歌、清宮幸太郎も

1月13日(月)6時0分 文春オンライン

 今年も成人の日を迎えた。ソニー損保は成人の日を前に、今年の新成人(1999年4月2日〜2000年4月1日生まれ)を対象に「新成人のカーライフ意識調査」を行なった(1000人から有効回答。1月7日発表)。調査では「今年の新成人で、一緒にドライブに行きたい有名人は?」との設問もあり、1位は永野芽郁(24.0%)で、以下、俳優の上白石萌歌(12.4%)、乃木坂46の山下美月(9.7%)、King & Princeの髙橋海人(8.0%)、元子役で俳優の大友花恋(7.9%)、Sexy Zoneのマリウス葉(7.3%)、乃木坂46の大園桃子(5.8%)、シンガーソングライターの足立佳奈(5.3%)、登美丘高校ダンス部出身の俳優の伊原六花(5.0%)、俳優の岡田健史(4.9%)、欅坂46の小林由依(4.5%)、日向坂46の渡邉美穂(4.5%)、関西ジャニーズJr.の高橋恭平(4.2%)、北海道日本ハムファイターズの清宮幸太郎(4.0%)、元子役ですでに芸能界を引退した大橋のぞみさん(3.9%)といった名前があがった。これ以外にも、男女別の結果では、日向坂46の松田好花(男性10位、6.2%)と俳優の眞栄田郷敦(女性10位、3.2%)もランクインしている(※1)。



新成人を代表する永野芽郁。その「永野世代」(1999年4月2日〜2000年4月1日生まれ)の「顔ぶれ」とは?©AFLO


永野、上白石、大原……目立つ『3年A組』卒業生


 同世代からもっとも人気を集めた永野芽郁は、一昨年のNHKの朝ドラ『半分、青い。』で主演を務めたのに続き、昨年は『3年A組—今から皆さんは、人質です—』(日本テレビ系)でヒロインの女子高校生を演じたのが記憶に新しい。


『3年A組』にはまた、前出の調査で2位となった上白石萌歌のほか、富田望生、大原優乃、鈴木仁、飛田光里、古川毅(SUPER★DRAGON)、横田真悠、若林薫、若林時英ら、新成人となった俳優が出演していた。このうち、ひときわ活躍が目立つのが上白石だろう。昨年は『3年A組』以外にも、NHKの大河ドラマ『いだてん〜東京オリムピック噺〜』で戦前の五輪金メダリスト・前畑秀子を好演、映画では前年公開の『羊と鋼の森』で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した。この年明けには『義母と娘のブルース 2020年謹賀新年スペシャル』(TBS系)、『教場』(フジテレビ系)とスペシャルドラマにあいついで出演、ヒロインを演じる新ドラマ『僕はどこから』(テレビ東京系)もスタートし、来月以降も舞台『お勢、断行』の公演、主演映画『子供はわかってあげない』の公開(初夏予定)も控える。




 同じく『3年A組』に出演していた大原優乃は、ボーカル&ダンスユニットのDream5の活動終了後、俳優業とあわせてグラビアアイドルとしても活躍中だ。1月9日、東京の東郷神社で行なわれた「エイベックス・マネジメント 新春 晴れ着撮影会」に出席した大原は、取材陣に対し、年末年始に友人と旅行に行き「梅酒で乾杯した」ものの、「1杯でギリギリですね」と打ち明けた。撮影会にはまた、同じく今年成人式を迎える俳優で、グラビアでも大原と人気を二分する浅川梨奈も出席している。このとき浅川が「大人の女性として身が引き締まる思いだなと、色気とかも出していけたら……」と抱負を述べたところ、「もう十分!」とまわりのメンバーからツッコまれたとか(※2)。



 もうひとり、『3年A組』出演者からピックアップすれば、富田望生は昨年、朝ドラ『なつぞら』で主演の広瀬すずの高校の同級生役で出演(広瀬とは映画『SUNNY 強い気持ち・強い愛』でも共演)したほか、『妄想エレベーター』(読売テレビ・日本テレビ系)、『ブスの瞳に恋してる2019 The Voice』(フジテレビオンデマンド配信)と主演ドラマもあいついで放送・配信されるなど、個性派女優として一躍注目された1年となった。富田の俳優としての本格的なデビュー作は、いまから5年前、2015年に公開された映画『ソロモンの偽証』である。この映画では、同い年の藤野涼子、清水尋也、森田想らと共演した。


千葉真一の息子も新成人


『ソロモンの偽証』で主演を務め、役名をそのまま芸名とした藤野涼子は、デビュー以来、演技力に定評がある。昨年もドラマ『腐女子、うっかりゲイに告る。』(NHK)でゲイの同級生に恋をする女子高校生を演じ、話題を呼んだ。ローカルドラマだが、『名古屋行き最終列車2019』(名古屋テレビ)で、秘密を抱えながらバイトをいくつも掛け持ちする女性を演じていたのも印象深い。舞台でも、昨年秋より各地で公演中の『私たちは何も知らない』では明治〜大正期の婦人運動家・アナーキストの伊藤野枝という難しい役どころをこなし、5月から公演される『佐渡島他吉の生涯』への出演も決まっている。




 ソニー損保の調査で名前のあがったなかではまた、眞栄田郷敦は、昨年、映画『小さな恋のうた』でデビューし、ドラマ『ノーサイド・ゲーム』(TBS系)でも一旦は挫折しながら復活を果たす天才ラグビー選手を演じ、鮮烈な印象を与えた。父親は名優・千葉真一である。俳優ではここまで名前があがった以外にも、鈴鹿央士、田中偉登、安倍乙、志田彩良、久保田紗友、優希美青、吉川愛などが新成人にあたり、さらなる活躍が期待される。



乃木坂46の山下美月ら、アイドル多数


 芸能界ではまた現役の女性アイドルも数多く成人式を迎える。ハロー!プロジェクトではモーニング娘。'20の佐藤優樹・野中美希・加賀楓・森戸知沙希、アンジュルムの川村文乃と上國料萌衣、今年3月に解散が決まったこぶしファクトリーの広瀬彩海と野村みな美、昨年日本レコード大賞の最優秀新人賞を受賞したBEYOOOOONDS(ビヨーンズ)の平井美葉などが、AKB48グループではSKE48の江籠裕奈、NMB48のキャプテンの小嶋花梨、HKT48の田島芽瑠、NGT48の本間日陽など多数が今年の新成人にあたる。


 さらに坂道シリーズの乃木坂46では山下美月・大園桃子・渡辺みり愛・向井葉月、欅坂46では小林由依と松田里奈、日向坂46(昨年けやき坂46から改名)では松田好花・渡邉美穂・佐々木美玲が該当する。乃木坂46は一足早く1月9日、乃木神社で成人式を行ない、大園桃子が、その2日前に卒業が発表された先輩の白石麻衣について訊かれ、涙ぐみながらも「3期生で加入して、心配しかかけてないので、白石さんが卒業する時には少しでも強くなったなって思ってもらえるように頑張りたいです」と決意を語った(※3)。




2020年東京五輪 スポーツ界の新成人は?


 スポーツ界の新成人に目を向ければ、昨年のトランポリンの世界選手権女子個人で優勝した森ひかるをはじめ、セーリングの山崎アンナ、射撃の平田しおりはすでに今年の東京オリンピック出場が内定している。新成人ではほかにも、競泳の長谷川涼香、飛び込みの板橋美波、フェンシングの東晟良、体操の杉原愛子、バレーボールの西田有志、レスリングの須崎優衣などがオリンピック出場が有力視される。このうち、須崎は開催が決まったときから「東京五輪で金メダルをとる」ことだけを目標にしてきたという(※4)。昨年暮れの全日本選手権の50キロ級決勝では、世界選手権の同種目代表の入江ゆきを破り、オリンピック出場がかかる今年3月のアジア最終予選進出を決めた。


 プロ野球界では、冒頭のソニー損保の調査でも名前のあがった北海道日本ハムの清宮幸太郎をはじめ、東京ヤクルトの村上宗隆、広島の中村奨成、千葉ロッテの安田尚憲などいわゆる「清宮世代」が成人式を迎える。上記の4人とも、高校3年生だった2017年のドラフト会議で1位指名されて入団した。とりわけ村上は昨シーズン、全143試合に出場し、打率2割3分1厘、36本塁打、96打点をマークする大活躍で、セ・リーグの新人王に輝いている。



 他方、中村は広島・広陵高時代、2017年夏の甲子園で1大会最多となる6本塁打を記録し、強肩強打の捕手として注目されたが、プロ入り後はまだ1軍出場がない。この年明け、地元・廿日市市でのトークショーに出演した際には、「クビを覚悟してやらないといけない」「そろそろ期待に応えたい。今年こそ1軍に上がる」と決意を表明した(※5)。安田も大阪・履正社高時代に通算65本塁打を記録したのちプロ入りし、1年目こそ1軍で試合に出場したものの、昨シーズンは出場機会がなかった。それでもイースタン・リーグで本塁打王と打点王の2冠を獲得、3年目の今シーズンに期待をつなげる。清宮もまた、早稲田実業時代に通算111本塁打を記録し、将来の日本球界を代表するスラッガーと期待されながらも、昨季はけがもあり、前年に続く7本塁打に終わった。やはり3年目の今年が勝負の年となりそうだ。



 広瀬すずや橋本環奈、渋野日向子といった顔ぶれがそろった昨年の新成人とくらべると、今年の新成人の著名人は、その多くがいまのところ実力は未知数という印象を受ける。もちろん、ここに名前をあげた以外にも、まだ世に出ていないものの、将来に向けて着々と準備を続ける同年代はきっと各界にいるに違いない。そんな人たちにエールを送りながら、その門出を祝したい。


※1 ソニー損保、「2020年 新成人のカーライフ意識調査」(2020年1月7日配信)

※2 「ザテレビジョン」2020年1月9日配信

※3 「モデルプレス」2020年1月9日配信

※4 「日刊スポーツ」2019年12月22日配信

※5 「朝日新聞デジタル」2020年1月8日配信



(近藤 正高)

文春オンライン

「新成人」をもっと詳しく

「新成人」のニュース

トピックス

BIGLOBE
トップへ