マリリン・マンソンによる虐待被害を告発、エヴァン・レイチェル・ウッドのドキュメンタリーがサンダンス映画祭で初上映
2022年1月13日(木)12時20分 シネマカフェ
エヴァンは2021年2月、過去に19歳年上のマリリン・マンソンと交際していた期間に、マリリンから洗脳や虐待被害を受けていたと告発した。『Phoenix Rising』の製作はこの告発前から始まっており、2020年の夏にHBOと正式契約。同年9月にエヴァンはマリリンによる被害を告発しようと心に決め、翌年にインスタグラムで実行に至った。「もう黙ってはいないという、多くの被害者たちを支持します」と自身と同じような被害に遭っている人たちへ、力強いメッセージを送った。
バーグ監督は「Variety」に、エヴァンが名指しでマリリンを糾弾したことは『Phoenix Rising』にも大きく影響し、2部構成になったことを明かしている。同作では、マリリンによる虐待被害についてだけでなく、エヴァンがどのように子役としてキャリアをスタートさせたかなどの、これまでの人生が描かれる。
サンダンス映画祭は1月20日から30日まで、バーチャル開催される。