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【アニメレビュー】『このすば』2期も1話から相変わらず本編と関係ない動きがあいかわらずぱねえ! 頭空っぽで笑える30分が再び

おたぽる1月13日(金)18時0分
画像:TVアニメ『この素晴らしい世界に祝福を! 2』公式サイトより
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TVアニメ『この素晴らしい世界に祝福を! 2』公式サイトより

 あれからちょうど1年——。

 昨年放送され、予想外の人気となったTVアニメ『この素晴らしい世界に祝福を!』(以下『このすば』)が、監督:金崎貴臣、制作スタジオ:ディーンなど主要スタッフ陣も、そして放送時間帯までもほとんど同じ布陣で、『この素晴らしい世界に祝福を! 2』(TOKYO MXほか)として帰ってきた! 

 11日深夜から放送が始まった『このすば』2期の第1話「この不当な裁判に救援を!」では、冒頭で“罪状を確認する”という体で、主人公・カズマ(声:福島潤)が行ってきた英雄的行動(※悪行も含む)がまとめられるという、これから『このすば2』を観る人にも優しい親切設計に。

 念のため改めて『このすば』の世界観をまとめると、異世界に飛ばされ幸運値が異常に高いこと以外あとは普通という最弱職の冒険者となったカズマが、格上の相手も反則スレスレの手段や交渉でコミカルに切り抜けていく姿や、一癖も二癖もある女神・アクア様(声:雨宮天)、魔法使い・めぐみん(声:高橋李依)、騎士・ダクネス(声:茅野愛衣)の仲間と繰り広げるハチャメチャなやり取りや会話を、頭を空っぽにして笑って楽しめる作品……で、だいたいあってるんじゃないかと思う。

『このすば』2期も第1話の冒頭から飛ばしまくりで、随所にそこはかとなくパロディが盛り込んでいくスタイルも第1期のまま。『スター・ウォーズ』のOPを彷彿とさせる英語の文字列が流れたかと思うと、カズマの「エトランゼ」や「日本に帰りたい」というセリフには、多くのおっさんアニメファンが「エリア88かっ!」と突っ込みを入れたことだろう。開始からわずか1分でいきなり、早速ハッスルさせれてしまった……。

 さて1期の最終盤、機動要塞デストロイヤーの暴走を止め、何とか活動拠点のダストの街を救ったカズマたち。彼らの前に現れた王国検察官のセナ(声:生天目仁美)が、デストロイヤーの動力源となったコロナタイトという爆発物を領主・アルダープの屋敷にテレポートさせたということで国家転覆罪の容疑でカズマが逮捕されてしまうという、まさかの犯罪者ENDの直後から、2期のストーリーは展開していく。

 カズマが牢獄で三角座りをしながら、仲間たちからも“罪”をなすりつけられるという小芝居を挟んで踏んだり蹴ったりな展開が。そんな中、駄女神なアクア様がカズマのいる牢獄にやってくる。そこでアクア様の後ろ姿でお尻がどどーんとアップに!……やっぱり2期になってもアクア様が“はいている”のか“はいてない”のか判別できない……もっと参考資料を……。

 とりあえず脱獄は後々不利になることもあり諦めるカズマへ、セナからの尋問がスタート。ここまでのカズマと仲間たちの会話で、ところどころに福島さんのアドリブであろう小声での相づちが楽しい。また、この尋問でも転生前は引きこもりのニート生活をしていた……など言いたくもないことを言わされるカズマの声のトーンや、下手に出たときのセナ演じる生天目さんが急にしおらしい声を出すなど、『このすば』の魅力の1つである会話劇が1期よりさらに生き生きとしていて、声優陣の勢いがさらに増している姿に笑いながらもホッとしてしまうのだった。

 その後、有罪=即・死刑な裁判が始まる(なお、某裁判ゲームっぽい描写も……)。カズマは下着強奪、魔剣強奪・密売、婦女子恐喝と、実際にカズマが1期でした行動が偏向的に切り取られ、しまいにはセナが“シャフ度”を意識したような謎ポーズ&桃太郎侍のような口調でアクア様とめぐみんを黙らせ勝利を確信!

 追い詰められたカズマだったが、原告のアルダープの失言でのカズマの機転を利かせた逆転劇に加え、ダクネスがいいとこのお嬢様・ララティーナであるという身分を明かしピンチを切り抜ける。しかも、ダクネスがアルタープへ「なんでも言うことを1つだけ聞く」という薄い本が厚くなりそうなことを条件につけていたが、(放送コード的に)大丈夫なんだろうかと期待は募るばかり。

 これで1話が終わりかと思いきや、跡形もなく破壊された領主の屋敷の弁償のため、自宅の荷物を差し押さえられ室内には何もなくなった上、12億4000万エリスの途方もない借金を背負うハメになり、アクア様が子どものように泣きじゃくる中フェードアウト……という先行きが気になるところで終了となった。

 ちなみに、1話ということもあってラストか、でOP映像が流れることに。1期よりも、より起承転結のある物語仕立てな感じで、途中にゆる〜いダンスが。作画は“崩壊”というより、分かって崩しているといった感じだろうか。

 その崩しているおかげで、劇中でも動くべきところでモブも含めたキャラクターたちの動きが多かったような気がするし、めぐみんの爆裂魔法の描写がより迫力がUPしていたり、尋問中の書紀の男性の手の動きがやたらと描き込まれていたりと、あいかわらず本編と関係ない部分の動きが“ぱねえ”感じで笑えてくるテンポのいい30分だった。
 (文/ティエリア88)

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データ提供元:アニメキャラクター事典「キャラペディア