『いだてん』モデル・金栗四三 軽トラとほぼ同着の健脚伝説

1月13日(日)7時0分 NEWSポストセブン

54年越しのゴールを切った金栗氏(TT News Agency/時事通信フォト)

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 近現代が舞台、脚本は宮藤官九郎──そんな画期的なチャレンジで話題を集める今年のNHK大河ドラマ『いだてん〜東京オリムピック噺〜』。1月6日放送の第1話で目立ったのは、日本人初のオリンピック選手となる主人公・金栗四三(かなくり・しそう/中村勘九郎)の激走と、脇を固める"アクの強い面々"だった。ドラマで活躍する男たちの"仰天伝説"を紹介しよう──。


 第1話のクライマックスでは、東京・羽田で行なわれたストックホルム五輪のマラソン予選会で、金栗が1911年当時の世界記録を27分も縮めるタイムを叩き出した。日本のオリンピック参加のため奔走する嘉納治五郎(役所広司)も、「韋駄天が現われた!」と大喜び。これからの盛り上がりを期待させる展開だった。


 実はこれ、史実通りの出来事。「日本マラソンの父」「箱根駅伝の創始者」「グリコマークのモデル」などとして知られる金栗だが、他にも逸話に事欠かない。


 金栗の故郷・熊本県玉名市下小田東区の住人で、生前の金栗と交流があった船津和利さん(69)がいう。


「金栗先生が若い頃の話です。自宅から何キロも先にある国鉄の駅に行くため、先生が奥様と歩いていると、地元の人間が軽トラックで通りかかった。"お送りしましょう"と声を掛けると、先生は"妻だけ頼む"といってご自分は駅まで走ったそうです。で、軽トラとほぼ同着だった。それほどの健脚だったんです。


 中村勘九郎さんは役作りのためこの町に住む娘さんたちに会いに来られた。ご存命の3人の娘さんは80歳を超えたご高齢ですが"お父ちゃんの帰ってきたごたる"と感激されたそうです」


※週刊ポスト2019年1月18・25日号

NEWSポストセブン

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