ドーナツ・ピーナツが大賞に 特別賞は令和ロマン 上方漫才協会大賞
2025年1月13日(月)21時17分 スポーツニッポン
「第10回上方漫才協会大賞」が13日、大阪・ミナミのなんばグランド花月で発表され、ドーナツ・ピーナツが大賞に輝いた。特別賞は令和ロマン、新人賞は6組によるネタバトルでジョックロックが獲得した。また、上方漫才協会会長の中田カウス(75)が同協会副会長にアインシュタイン・河井ゆずる(44)が就任すること、東京・渋谷に「渋谷よしもと漫才劇場」を開設することを発表した。
大賞を受賞したドーナツ・ピーナツは北九州市出身で小倉南高の同級生。NSC東京校19期生で14年にコンビ結成し、中田カウスに弟子入り。22年に上方漫才協会大賞・新人賞を受賞した。MBSテレビ「ガンバTV」「せやねん」やMBSラジオ「ヤングタウンNEXT」などにレギュラー出演している。
ボケのピーナツは「激励の意味と賞に恥じないよう頑張ります」。ツッコミのドーナツは「賞の重みはすごい。もっと頑張ります」と決意を新たにしていた。また、授賞式の舞台上で師匠のカウス会長は「見えない力が働きました。芸名を“えこひいき”に替えます」と笑いを誘いながら「単独ライブでもお客さんからもすごくウケていた。おめでとう」と弟子の受賞を喜んでいた。
特別賞にはM—1連覇の令和ロマン。カウス会長は「毎日毎日、ネタ合わせ、細かいチェックと見事でした」とコンビの努力を絶賛していた。
また、話題賞は昨年のM—1準優勝のバッテリィズ、劇場賞はラニーノーズ、文芸部門賞はカベポスター、うただ、エバース、素敵じゃないかの4組、審査員特別コント作家賞はコットン・西村真二、審査員特別コント演技賞はコットン・きょんが輝いた。上方漫才協会特別功労賞を霜降り明星が受賞した。