名取くるみさんが日本レースクイーン大賞2022グランプリに輝く。東京オートサロン2023で表彰式が開催
2023年1月14日(土)19時50分 AUTOSPORT web
1月14日、東京オートサロン2023が開催されている千葉県の幕張メッセで『Adam byGMO日本レースクイーン大賞2022』の表彰式が開催され、Pacific Fairiesの名取くるみさんがグランプリに輝いた。
2022年にサーキットを彩ったレースクイーンのなかから、ファン投票で人気No.1レースクイーンを決める日本レースクイーン大賞2022は、12月8日にファイナリスト20名が発表され、大賞の座をかけたファイナルステージ投票を経て、1月14日に東京オートサロン2023会場で開催された表彰式グランプリ受賞者が発表された。
まず『クリッカー賞』の発表から行われた表彰式。2022年のクリッカー賞に輝いたのは、ドリフト競技の最高峰“D1グランプリ”を舞台に2022 Team TOYO TIRES DRIFT GALSとして活躍した安西茉莉さんとなった。続いて『週刊プレイボーイ賞』が発表され、こちらはスーパーGT GT300クラスで埼玉トヨペットサポーターズ2022として活躍した有栖未桜さんにトロフィーが贈られた。
続いては日本レースクイーン大賞2022の冠スポンサーでもある『Adam賞』の発表に移った。この賞は4名が選ばれるが、まずひとりめとして名前を呼ばれたのは名取さん。ふたりめとして壇上に上がったのは、スーパーGT GT500ではENEOS GIRLS、ENEOSスーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankookではルーキープリティとして活躍した日南まみさんだ。
次に名前を呼ばれたのは、赤いコスチュームでサーキットを彩るZENT sweetiesのメンバーであり、スーパー耐久ではraffinee Lady、さらに2023年の東京オートサロンイメージガール『A-class』として幅広い活動を行っている藤井マリーさん、そして4人目には、藤井さんと同じくZENT sweetiesメンバーであり、スーパー耐久イメージガールのSDGsアンバサダー『Swish』として活動してきた松田蘭さんとなった。
表彰式では続いて『実行委員会特別賞』として、2022年のスーパーGTと全日本スーパーフォーミュラ選手権でcarenex IMPULでんきサポーターズを努めた福江ななかさん、STANLEYレースクイーンとして活躍した仲美由紀さん、さらにスーパーGTではリアライズガールズ、スーパー耐久ではD’stationフレッシュエンジェルズの水瀬琴音さんが壇上に呼ばれトロフィーを受け取った。
表彰式の最後を飾るのは、いよいよグランプリが発表される日本レースクイーン大賞の発表だ。まずは大賞として5名が壇上に登壇する。ひとりめとして名前が呼ばれたのは、スーパーGTとスーパーフォーミュラでリアライズガールズとして活動した織田真実那さん、Pacific Fairiesとして活躍した益田アンナさん、さらにスーパーGTとスーパーフォーミュラではMobil1レーシングサポーターズを努め、スーパー耐久イメージガールのSwishでリーダーを務めた宮瀬七海さん、そして『Adam賞』を受賞した名取さんと藤井さんがステージに登壇した。
その後はまず『東京中日スポーツ賞』に表彰が行われ、5名のなかから宮瀬さんが2023年の東京中日スポーツ親善大使の権利が送られる東京中日スポーツ賞が贈られた。さらにテレビメディアなどでの幅広い活躍を期待するレースクイーンに贈られる『テレビ東京賞』として益田の表彰およびトロフィーの授与が行われた。
そして会場が少しの静寂に包まれると、いよいよ日本レースクイーン大賞2022『グランプリ』の発表に写った。壇上には2021年に新人部門グランプリとレースクイーン大賞グランプリの“2冠”を達成した川瀬もえさんが登壇し、2022年度のグランプリとして名取さんの名前を読み上げた。
先輩である川瀬さんからトロフィーを受け取った名取さんは直後のスピーチで、「日本レースクイーン大賞2022グランプリという映えある賞を受賞することができて大変光栄です。ここまで一緒に突き進んでくれたファンのみなさん、Pacific Fairies会長の神野(元樹)さん、スポンサーのみなさま、そしてスタッフの方々、本当にありがとうございます」と喜びの声を語った。
「私は幼いころにモータースポーツが大好きな父の影響でレースクイーンという業界を知りました。そして父に初めて連れて行ってもらった筑波サーキットで、華のあるキレイなお姉さんがサーキットを堂々と歩いていく姿を見て『なんてカッコいいんだろう』という憧れの眼差しでレースクイーンを見ていました」
「私が大学を卒業して初めて頂いたお仕事が筑波サーキットでのレースクイーンでした。幼いころから憧れであったレースクイーンというお仕事に就くことができて夢のように嬉しかったです。およそ1年ほど活動するなかで、スーパーGTという大きなカテゴリーのレースクイーンに挑戦してみたいと思うようになりました」
「そして今、こうしてスーパーGTのレースクイーンとして活動することができ、映えある賞まで受賞することができました。このことは私の人生においてかけがいのない宝物になり、それ以上に、ここまで一緒に歩んできたファンのみなさんとの時間と思い出が最大のプレゼントになります」
最後には「これからも素晴らしいレースクイーンの方々の背中を追い越す勢いで、自身の活動に精進して参ります。暖かく見守ってくれたらうれしいです。みなさん本当にありがとうございました」と結んだ名取さん。2年連続で日本レースクイーン大賞グランプリを獲得し、まさに「青から青へ」を有言実行したPacific Fairies、そして名取さんの今後の活動に期待したいところだ。