ついに独立騒動が決着...安室奈美恵「エイベックスに完全移籍」の顛末

1月14日(水)18時30分 メンズサイゾー

 独立騒動の渦中にあった歌手の安室奈美恵(37)が、デビュー以来23年間所属した芸能事務所「ライジングプロダクション」を離脱し、レコード契約を結んでいる「エイベックス」系列の事務所に完全移籍することが13日に発表された。


 これまでも安室のレコード契約はエイベックス系列の「Dimension Point」。マネジメント契約に関してはライジングプロが手掛けていたが、今後はマネジメントも「Dimension Point」に一元化される。関係者は「三者が納得しての円満移籍」とアピールしているが、それはあくまで表面上のことのようだ。


 昨年8月、週刊誌の報道をきっかけに安室の独立問題が浮上。安室が「これでは奴隷契約」「独立したい」などと事務所幹部に直訴し、2017年まで残っているはずの契約を一方的に終了したいと訴えたとされる。さらには税理士や弁護士を立てて「印税の配分や報酬の割合を上げる」「原盤権の一部を安室に引き渡す」などといった安室側に有利な再契約の条件を提示。だが、これまで事務所側は「グッズ売上の利益を折半」するなど特別待遇していたこともあり、要求を突っぱねて話し合いはこじれていた。


 デビュー以来、世話になっていた事務所に安室が反旗をひるがえしたのは、彼女と公私にわたって親密な関係にある著名イベントプロモーターが独立をたきつけたことが影響しているとされる。ところが、この独立騒動によって各メディアで大ハッシングが発生するとイベントプロモーターの男性は「自分は関係ない」と早々に手を引き、頼みの綱を失った安室はトーンダウン。「奴隷契約」という過激な言葉を使ったことなどに対して安室が事務所サイドに謝罪文を送る事態となった。


「それでも一度は独立を言い出した手前、安室は引っ込みがつかなくなり騒動は泥沼化。その影響で安室のスケジュールが組めなくなり、現時点で決まっている仕事が一本もないという状況になっていた。これでは両者にとって不利益が大きく、レコード契約をしているエイベックスにとっても大損害。誰も得しない騒動を早期に収めるため、エイベックスが仲裁するような格好で決着となったようです。移籍によって今後、安室は以前よりも有利な条件で仕事ができますが、莫大な定期収入を生み出す過去のヒット曲の原盤権などはそのままライジングプロのものということで"手打ち"になったようですね。新事務所となる『Dimension Point』は、レコード会社の移籍を画策していた安室を引き留めるために一昨年に設立されたエイベックス内のプライベートレーベル。エイベックスは歌手やスポーツ選手のマネジメントを手掛ける子会社がありますが、プライベートレーベルが所属事務所を兼ねるというのは異例中の異例。今回の騒動がいかに特別なケースなのか分かろうというものです」(芸能関係者)


 騒動が収まったことで安室は活動再開が可能になり、今後は安心して活躍することができるだろう。だが、事務所の稼ぎ頭を失ったライジングプロ側は非常に困った状況になりそうだという。


「ライジングプロは安室離脱の可能性を見越し、モデルの西内まりや(21)を大々的に歌手デビューさせるなど対応策をとっていましたが、安室の穴を埋めるには程遠い。SPEEDの再結成を計画するほど追いつめられていましたが、それも上原多香子(31)の夫が自殺した事件の影響で頓挫。アーティスト部門は安室に頼りきっていましたから、かなり厳しい状況です。今後はモデル・俳優部門の観月ありさ(38)と平愛梨(30)が事務所のツートップになりますが、安室離脱の影響を補えるほどの利益を生み出せるかどうかは疑問です。安室は多い年で年間に80公演もライブが組まれる超ハードスケジュールを強いられていましたが、それも彼女が事務所の屋台骨を支えていた証拠。安室がいなくなったことで死活問題に発展しかねません。安室は沖縄アクターズスクールに通っていた少女時代にライジングプロの平哲夫社長に見初められ、二人三脚でスターダムにのし上がってきた。しかし、今回の移籍騒動で完全に恩をあだで返すことになった」(前同)


 どうやら円満どころか非常に後味の悪い移籍となってしまったようだが、あの安室が欲に目がくらんで恩人を裏切るようなことをするのだろうか。


「安室が独立を考えたのは平氏に対する不信感が根底にある。2001年、ライジングプロは25億円という巨額の所得隠しで摘発され、平社長が2年の実刑判決を受けた。この捜査の過程で平氏が『ヤクザ対策費』として数億円の裏金を暴力団関係者にバラ撒いていたことが明らかになったとされ、黒社会との親密な関係も表ざたになった。馬車馬のように働かされながら待遇が悪かったことも影響し、安室はイベントプロモーターを頼ってライジングプロからの独立を画策。しかし事務所側が安室バッシングを仕掛けるなどしたために思うようにいかず、結局はライジングプロ以上に〝黒いバック"のあるエイベックスを頼ることになった」(週刊誌記者)


 複雑な背景の騒動が起きた結果、エイベックスが漁夫の利を得たということか。いい環境で音楽活動に専念できればいいが、エイベックスもさまざまなウワサのある事務所なだけに心配な面もありそうだ。
(文=佐藤勇馬/Yellow Tear Drops)

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