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表紙の『ユーリ!!! on ICE』に負けない存在感! 今年も元気な富野由悠季監督が吼えた!?「アニメージュ」17年2月号レビュー

おたぽる1月14日(土)22時0分
画像:「アニメージュ」2017年2月号(徳間書店)
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「アニメージュ」2017年2月号(徳間書店)

——アニメ専門のニュースサイトも増え、SNSの充実によって製作委員会から直で情報が発信されることも多い今、各アニメ専門誌はどのように記事や作品を取り上げ、作り上げ、それぞれの特色を出しているのか? いわゆるアニメ誌御三家の目玉企画や気になる記事を取り上げ、アニメ業界の波を分析していく——

■「アニメージュ」2017年2月号
出版社:徳間書店
発売日:1月10日(毎月10日発売)
価格:907円+税
創刊:1978年

 今月もやります、アニメ専門誌レビュー。新年一発目も、現存するアニメ誌では最古参という歴史と伝統に敬意を表し、「アニメージュ」からご紹介したいと思います。
 表紙は先月末に放送を終えた『ユーリ!!! on ICE』。巻頭ピンナップから始まり、物語最終盤で描かれた「グランプリファイナル」の振り返り、そして「フィギュアスケートアニメーション」を担当した安彦英二×立中順平、演出チーフの宍戸淳、プロデューサーの大塚学という、スタッフインタビューなどの合計14P+作中に登場した「猫耳カチューシャ」を作れるという型紙2P。さらに付録も『ユーリ!!! on ICE』のクリアファイル2枚という総力特集になってます。

 CMに入る前のアイキャッチをまとめて掲載していたり、細かい仕事もなかなか丁寧です、インタビューページは相変わらず文字ぎっしりで中高年には優しくありませんが。ともあれ、Blu-ray&DVD第1巻の売り上げが6万枚を超えるなど、秋アニメの覇権を握った作品を、放送終了直後に表紙に持ってきたのはナイスなタイミング。先月の『おそ松さん』表紙の1月号も完売だったらしいアニメージュですが(編集後記に書いてました)、今月号も売れるんじゃないでしょうか。景気が良さそうでうらやましいです。

 巻頭の『ユーリ!!!』にページを振りすぎたのか、今月号ではほかに目立つ大特集などはありません。『刀剣乱舞 花丸』と『活撃 刀剣乱舞』(17年7月より放送開始予定)のセット、『おそ松さん』の振り返り、新シリーズの放送が開始された『銀魂』に各々4Pずつ誌面を割いているのが目立つ程度でしょうか。いやぁ、女性向けばっかりですね、さすがに偏りすぎでは——と思ったんですが、巻頭のピンナップで「特別企画 あけましてBest100」という企画をやっています。

 毎月、巻末のほうにある「ベスト10」に投票されたキャラを100位まで掲載してみた、というものなんですが、まぁ見事に女性ファンが多い作品ばかりで、ベスト20位までにランクインした女性キャラは一人だけ(紫京院ひびき『プリパラ』)という有様。鶏が先か卵が先か分かりませんが、これは女性向け作品に偏るのも無理はありませんね。

 一方でキッズ向け作品ながら根強い人気を誇る『怪盗ジョーカー』(TOKYO MXほか)を2P使って紹介していたり。さらにスタジオジブリ出身で、『借りぐらしのアリエッティ』『思い出のマーニー』で監督を務めた米林宏昌氏の新作劇場アニメ『メアリと魔女の花』を、監督&西村義明プロデューサーのインタビューつきで紹介しているところに、アニメージュらしさを感じてうれしい。

 西村PDが高畑勲氏、米林監督が宮崎駿監督のもとへ、「新作映画を作っています」と報告に行ったというエピソードも紹介されていて、興味深かったです。

 さて、ここまで色々書いてきましたが、今月のアニメージュでダントツに面白かったのは、なんと言っても「新春対談 富野に訊け!! SPECIAL」と銘打たれた『機動戦士ガンダム』シリーズでお馴染みの富野由悠季監督と、『進撃の巨人』『甲鉄のカバネリ』の荒木哲郎監督の対談ページでしょう。

 富野監督も荒木監督もアニメージュで連載ページを持っているからこそ、実現した対談企画だと思いますが、アニメファンの期待に応えて富野監督が絶好調。『君の名は。』を一応は褒め、そのヒットぶりに理解を示しつつも、かなりザックリと語っています(ちなみに庵野秀明総監督の『シン・ゴジラ』は絶賛でした)。

 コメントの一部を切り貼りして、「富野が新海をけなした!」みたいな流れを作るのは本意ではないので、抜粋は避けます。気になった方は誌面で確認していただきたいところですが、面白いことだけは確実と思われます。
 この分であれば、17年も富野監督の元気なところを拝見できそうです。良かった良かった。
(文・サトウスズキタカハシ)

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データ提供元:アニメキャラクター事典「キャラペディア