注目ワードセブン・セブン-イレブン 中村昌也・矢口真里 目薬・おすすめ 暴行・逮捕 オードリー・オードリー春日 2017秋・髪型

BIGLOBEトップBIGLOBEニュース

冬ドラ 金曜テレ東の山田孝之と日曜NHKの鈴木京香に期待感

NEWSポストセブン1月14日(水)16時0分

 ドラマが始まるこのタイミング、今期はどれを見るかと目移りしがちだ。作家で五感生活研究所代表の山下柚実氏が注目の2作を挙げた。


 * * *

 ハンバーグから、人の歯が出てきた。かと思えば、大学のキャンパスでは恋人に衣服をはぎ取られた全裸の男性教員が出現。まさか、という出来事が、次々に現実の中で起こる。「ドラマの時代」と言われても、ちょっとやそっとのフィクションでは、この現実の迫力に負けてしまいそうです。


 冬ドラマがスタートするこの時期。そうした刺激的現実の中で、視聴者が「見続けたい」と思うドラマを作り続けるのはたいへんな努力を要するのでは−−と、制作陣のご苦労を察します。しかし、そうした刺激的な現実に対抗しようとして、ドラマの刺激をただ強めたり派手なフィクションにすればいい、というものではない。過度のドタバタやグロやおふざけは、ドラマの面白さを深めていく手法にはなかなかなりえない。


 思い返せばちょうど1年前。冬ドラマ「明日、ママがいない」(日テレ)の過激な台詞や舞台設定に、抗議が殺到しスポンサーがCMを取りやめるなど社会問題になったことは記憶に新しい。当コーナー「山下柚実 最新ドラマ時評」でも批評しましたが、テレビが刺激を志向すれば話題になる、といった時代ではもはやないということの、実例でしょう。


 今、ドラマの現場では制作陣が必死に独自のアイディアをひねり出したり、趣向を凝らしたりしている。そうした努力がヒシヒシと伝わってくるドラマが、1月9日に始まった「山田孝之の東京都北区赤羽」(テレビ東京金曜深夜)。


 何とも言えない不思議なタッチ。「連続ドキュメンタリードラマ」と銘打たれたその中身は……時代劇映画の撮影中に極度のスランプに陥った俳優・山田孝之の姿から始まる。山田はそのトランプから抜けだそうともがく。「ウヒョッ!東京都北区赤羽」(清野とおる著)という漫画に刺激を受けたと、実際に赤羽へ行き、漫画家・清野氏や赤羽の住人たちと交流していく……。


 街が舞台の、ドキュメンタリータッチ。しかし、どこか「虚構」じみている。いったいどこからがお芝居で、どこからがドキュメント? と探りたくなる。まさしく、リアルとフィクションの「あわい」がテーマであり、それを遊ぶ意欲作らしい。始まったばかりでまだ全体像はよくわからないけれど、少なくとも、ドラマという枠組みに対してとことん「ねらい」を持ちこみ、「趣向」を凝らそうと挑戦しているあたり、期待が持てます。


 もう一つ、チャレンジングなドラマが始まりました。1月11日にスタートした「だから荒野」(NHK日曜午後10時)。最初は、NHKお得意の「アラフォー女性」を狙った、いかにもドラマかなと思った。日常に疑問を抱いてしまった一主婦が、別の人生を模索して旅に出て……云々。


 ところがこのドラマ、そんな風合いをまといつつも、実は破壊的。ハチャメチャ。シリアスドラマというよりも、ハジケていたのです。主人公は、家族と家庭を一瞬にして捨て去ることを決める。葛藤は無い。ヒッチハイクで東京から九州まで逃げる。今どき、ありえない。私に言わせれば、現実性とかリアリティという枠組みをあっさりと捨て去った、中年「ファンタジー」ドラマです。


 ズブ濡れになり、水たまりの中で仁王立ちする鈴木京香がいい。ラヴェルの「ボレロ」がBGMに流れる。ご存じ「ボレロ」とは、同じリズムが延々と繰り返し、リズムと音量が次第に勢いを増していく、あの名曲です。リズムがどんどん早くなって高揚していく中で、鈴木京香はズブ濡れ状態で両手を広げて天を仰いだまま。その姿はコミカル。ふと、笑いが漏れてしまう。シリアスな現実を、突き放している。


「小さなリアリティに足をとられることなく、人間の生き様の劇的な変化と気持ちの高まりを自由に描くのだ」という高らかな宣言として、「ボレロ」が耳に響いてきました。独特の「ねらい」と「趣向」が、このドラマにも仕込まれていそうです。


 ちなみに、「ファンタジー」の定義とは−−「現実とは別の世界・時代などの舞台設定や、超自然的存在や生命体などといった登場人物の不可思議さに、物語の魅力を求めたもの」(ブリタニカ国際大百科事典)。不可思議とは言っても、荒唐無稽とは違います。奇妙だからこそ説得力が増す「リアル」というものも、あるのです。


 いよいよ、冬ドラマが一斉に始まる時期。それぞれが、どんな「ねらい」や「趣向」を見せてくれるのか。その点こそ、今期ドラマの人気の分かれ目になるのではないでしょうか。

NEWSポストセブン

google+で共有する

はてなブックマークで保存する

Pocketで保存する

Evernoteで保存する

NEWSポストセブン

最新トピックス

芸能トピックス

芸能写真ニュース

旬なニュースを配信中 フォローしてね!

注目ワード

話題の投稿画像

ページ設定

「テレ東」「山田孝之」「NHK」「鈴木京香」の関連トピックス

「冬ドラ 金曜テレ東の山田孝之と日曜NHKの鈴木京香に期待感」の関連ニュース

注目ニュース
「矢口真里の元ダンナ」中村昌也、目も当てられない惨状と次に選んだお相手! アサ芸プラス9月20日(水)9時58分
「中村昌也」と言われてもピンと来ないかもしれないが、「矢口真里の元ダンナ」と言われれば理解する方も多いだろう。[ 記事全文 ]
95%の人が勘違い…緑内障予防になる正しい目薬の差し方とは? 女性自身9月20日(水)11時0分
年を取ったら誰もが不安になる目の病気。なかでも緑内障は、国内の患者数が約400万人。[ 記事全文 ]
オードリー、椅子破壊事件の「IKEA」と和解 日刊スポーツ9月20日(水)15時24分
お笑いコンビ、オードリーが、過去に“椅子破壊”事件を起こした因縁の家具量販店「IKEA」を訪れ、ストアマネジャーと和解の握手を交わした。[ 記事全文 ]
二宮和也が長澤まさみとの共演で露骨に拒絶! ファンすら「ヤバすぎない?」「子供っぽい」と指摘する不自然な態度 messy9月19日(火)23時0分
9月14日放送の『VS嵐』(フジテレビ系)に、映画『散歩する侵略者』のPRとして主演の長澤まさみ(30)が登場し、過去に交際報道のあった二…[ 記事全文 ]
「小出恵介さんは私が17歳だと知っていた」少女の告白 文春オンライン9月20日(水)16時0分
今年6月から、17歳の少女と飲酒・淫行に及んだことで無期限謹慎中の俳優・小出恵介(33)。[ 記事全文 ]
アクセスランキング
1 「矢口真里の元ダンナ」中村昌也、目も当てられない惨状と次に選んだお相手!アサ芸プラス9月20日(水)9時58分
2 95%の人が勘違い…緑内障予防になる正しい目薬の差し方とは?女性自身9月20日(水)11時0分
3 オードリー、椅子破壊事件の「IKEA」と和解日刊スポーツ9月20日(水)15時24分
4 二宮和也が長澤まさみとの共演で露骨に拒絶! ファンすら「ヤバすぎない?」「子供っぽい」と指摘する不自然な態度messy9月19日(火)23時0分
5 B'z稲葉(52)、テレビでの「豹変」に驚き トーク中「老けた?」→歌「マイナス15歳...」J-CASTニュース9月19日(火)15時53分
6 鈴木砂羽“土下座強要”騒動の影響が…観客語る舞台での異変女性自身9月20日(水)6時0分
7 全てを備えた“奇跡の美少女”竹内愛紗、井上真央主演「明日の約束」でドラマデビュー<プロフィール&コメント>モデルプレス9月20日(水)13時35分
8 本物だった! 浅田真央、Instagram開設を公式から発表ねとらぼ9月20日(水)14時59分
9 本田翼と「初々しいキス」!くりぃむ有田に男性視聴者に全面嫉妬した夜アサ芸プラス9月20日(水)9時59分
10 New 「小出恵介さんは私が17歳だと知っていた」少女の告白文春オンライン9月20日(水)16時0分

本サイトのニュースの見出しおよび記事内容、およびリンク先の記事内容は、各記事提供社からの情報に基づくものでビッグローブの見解を表すものではありません。

ビッグローブは、本サイトの記事を含む内容についてその正確性を含め一切保証するものではありません。本サイトのデータおよび記載内容のご利用は、全てお客様の責任において行ってください。

ビッグローブは、本サイトの記事を含む内容によってお客様やその他の第三者に生じた損害その他不利益については一切責任を負いません。

データ提供元:アニメキャラクター事典「キャラペディア