主婦にオススメのバイト、時給が続々上昇中

1月14日(土)16時0分 NEWSポストセブン

時給が上がっているコールセンターの仕事(写真/アフロ)

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 新年に、新しい仕事を始めようと考える方も少なくないだろう。そんな方にお伝えしたいのが、パートやアルバイトの平均時給がグングン上昇しているということ。ジョブズリサーチセンターによると、3大都市圏(首都圏・東海・関西)の昨年11月度の平均時給は1002円と大台を突破。これは前年同月より21円も高い。3か月連続で過去最高を更新しているのだ。


 主婦にとっても、働き方を見直す大きなチャンス。例えば、子育ての経験も仕事につながるというのだ。ハナマルキャリア総合研究所のキャリアコンサルタント・上田晶美さんはこう語る。


「子育ても立派なキャリアです。保育園不足が課題の今、近くに頼れる人がいなくて困っているママはたくさんいるので、ファミリーサポートのニーズが高くなっています」


 こういった子育てサポートの活動は、ファミリー・サポート・センター経由で援助の打診がある。都内だけではなく、全国に増えているこのセンターは自治体やNPO法人などが運営するもので、その地域の子育ての支援がほしい人と、支援をしたい人をつないでいる。


「40〜60代の女性のかたが中心で、最も多い支援は保育園の降園時間に合わせて迎えに行き帰宅後預かる、というものです。報酬は1時間あたり800円で、曜日や時間によって900円になることもあります」(東京・江戸川区の担当者)


 これなら近場で短時間で、気軽に始められそうだ。


 高齢化社会の到来に伴って、介護の仕事も増えている。この分野でも、無資格・未経験でも、また、体力に自信がなくてもできる仕事がある。デイサービスの施設長として働いていた経験がある「はたママ研究所」の西田えまぶさんはこう語る。


「デイサービスや訪問介護なら、本格的な介助の仕事ではなく、料理を作ったり、お年寄りとゲームなどのリクリエーションをしたりする仕事があります」


 介護経験のある人、年上にかわいがられるタイプにはうってつけだ。


「午前中だけ働くとか、免許を持っている人が高齢者の家の送り迎えをするだけなど、限定的な働き方をする人もいます」(西田さん)



 この仕事にやりがいを感じれば、ステップアップも可能だと言うのは上田さん。


「経験を積んで介護福祉士などの資格を取れば、将来的には時給がアップします。社会貢献にもつながるので、働きがいもあるでしょう」


 このほかに主婦のスキルを生かせる仕事には、食品製造がある。デパ地下などで総菜を買って家で食べる“中食”人気は引き続き高いため、引く手あまた。時給も前年同月比で22円アップしているので、料理好きにとっては楽しみながら稼ぎ、レシピも学べるチャンスといえる。


◆電話でも対面でも! コミュニケーション力を活用しよう


 前年同月比で時給が46円も上がっているのはコールセンターの仕事。ここでも聞き上手の主婦が頼りにされている。


「苦情がある人も、暇を潰したい人も電話をかけてきます。高齢のかたも多いです。主婦はコミュニケーション力が高い人が多いので、どんな人にも柔軟に対応できます。座りながらできる仕事なので、体への負担も少ないですよ」(上田さん)


 電話を使う仕事には、こちらからかけてセールスを行うテレフォンアポインターもあるが、これはコールセンターの仕事とは似て非なるもの。営業経験のない主婦にはハードルが高く、おすすめできない。ちなみにテレアポの時給は前年同月比で9円ダウンしている。


 対面でのコミュニケーションが好きなら医療福祉系の事務や受付の仕事がいい。時給は前年同月比で10円上昇している。


「病院や薬局を訪れる人には高齢者が多いので、そういった人たちと適切な話ができる主婦のかたが重宝されます。 資格がなくてもできますが、長く働くことを考えると、医療事務や調剤薬局事務などの資格に挑戦してみてもいいでしょう。仕事の幅が広がり、時給もアップします」(上田さん)



 しっかり者、落ち着いていると言われることが多いなら、各会場で式の準備や当日の運営などを行う冠婚葬祭スタッフもいい。


「時給が高いことが多いです。結婚式は式の時間も長く、祝祭日に集中し、運営も忙しいので仕事がハードですが、それに比べるとお葬式は体力に自信がなくても心配はありません。仕事柄、落ち着きのある女性が求められています」(上田さん)

 

 時給は前年同月比で33円もアップしている。これまでは男性の仕事と思われてきた分野でも、女性の力が求められている。例えば配送の現場だ。ヤマト運輸では、主婦のパートが大活躍。


「拠点から大型マンションのある住宅密集地などに荷物を運ぶ仕事で、車の運転はありません。お子様が学校へ行っている間だけ、午前中の2〜3時間だけ、という人も多いです。お届けすると『ありがとう』と言っていただけることが多いので、やりがいもあります」(ヤマト運輸の担当者)


 事務仕事よりアクティブな仕事をしたい人、自宅近くで働きたい人、ダイエットを兼ねたい人にはぴったりだ。配送の時給は前年同月比で24円上がっている。これに限らず、配送の現場は働き手を求めている。


「ネット通販が増えたので、物流センターでの荷物の仕分けの仕事もあります。フォークリフトの運転免許を取れば、時給は大幅に上がります」(上田さん)


 確かに、構内作業(フォークリフト等オペレータ)の時給はなんと前年同月比で123円もアップ! 免許は4〜5日程度で取ることもできるので車の運転が好きな人は、思い切ってスキルと時給のダブルアップにチャレンジするのも悪くない。


※女性セブン2017年1月26日号

NEWSポストセブン

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