吉沢亮泥酔トラブル 謝罪文でアルコールに触れない理由とは 代理店関係者語る ネット「断酒は?」の声

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　芸能事務所「アミューズ」が14日、公式サイトを更新し、俳優の吉沢亮（30）の泥酔トラブルについて吉沢本人と事務所としてのコメントを発表した。吉沢をめぐっては、住居侵入の疑いで警視庁から任意で事情聴取されたことが明らかになっていた。

　吉沢は「この度は私が起こしたあまりにも身勝手で非常識な行為により、多大なご迷惑をお掛けしましたことを、心よりお詫び申し上げます」と謝罪し、「作品の主演などを務め、広告を担当するという責任ある立場にもかかわらず、このような事態を起こし、数えきれない方々へご迷惑をおかけしてしまったことは、お詫びしてもしきれるものではございません」とつづった。重ねて謝罪し、深い反省を意を表明した。

　この“謝罪文”にネットでは「断酒しますとは言わないんですね」「ついでに禁酒宣言したらどう？」など、吉沢が今後、アルコールにどう向き合うのか触れていないことを指摘する声が上がった。過去に泥酔トラブルを起こしたタレントは「禁酒「断酒」を宣言することが多かった。

　吉沢はアサヒビールのCMキャラクターを務めていたが、アサヒビールは契約を中途解約すると発表。公式サイトにアップされていたCM動画が削除されるなどの措置が取られていた。同社はスポニチ本紙の取材に「アルコール飲料会社として事実を容認できるものではございません。契約についても中途解約いたします」と回答していた。

　広告代理店関係者は、吉沢のこの日の“謝罪文”にアルコールについて触れていない理由について「契約解除されたとはいえ、ビールのCMを務めている最中でのトラブル。アルコール自体ではなく、度を過ぎて飲みすぎるなど、はめをはずす行動をとっているのがいけなかったのは明白で“アルコールを断ちます”とは宣言しにくい。中途解約で発生するさまざまな迷惑をかけているため、“禁酒”“断酒”というような、アルコールを断つということは言いにくい状況にあるのでしょう」と推察した。