手がチューリップ→絶句→バンザイ アイドル雀士が仲間の役満にかわいいリアクション七変化/麻雀・Mリーグ
2025年1月15日(水)12時0分 ABEMA TIMES

じっとして見る方が無理だった。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2024-25」1月13日の第2試合で、BEAST Xの鈴木大介(連盟)が東4局に役満・大三元を成就。自身初、かつチームとしても初の快挙に、控室で見ていた仲間たちも大喜び。元アイドルの中田花奈(連盟)は、手から顔からあれこれ動かしまくり、かわいい“リアクション七変化”を見せた。
中田は第1試合に出場したものの、競り合いの中でじりじりと交代し、悔しいラスを引いた。すると第2試合、鈴木大介が東2局に「同巡フリテン」という珍しいチョンボで、トータルポイントから2万点分を引かれるという痛恨のミス。現在、断トツのリーグ最下位に沈むチームだけに、さらに厳しい状況に追い込まれていた。
ところが東4局、鈴木大介のもとに大チャンスが到来。配牌で發と白が対子、中が1枚だったが、第1ツモで發を暗刻にすると、同巡で白をポンし、ほんの数秒の間に、發と白の刻子を集めることに成功した。役満・大三元には、あと中の刻子が必要だが、すぐに1枚引いて対子にすると、9筒をポンして、七万・中のシャンポン待ちに。セガサミーフェニックス・浅井堂岐(協会)がラスト1枚だった中を引き、これをツモ切りすると、鈴木大介はすかさず「ロン」と発声し、3万2000点をゲットした。

この一部始終を見守っていたのが猿川真寿、菅原千瑛(いずれも連盟)、中田の3人。まず猿川がボソッと「あ、テンパイだ」とつぶやくと、中田は息を弾ませて「はっ、はっ、はっ、はっ」。さらに菅原が「お願い、中、中、中」と祈ると、このタイミングで浅井が中を引いた。これに中田は顔を支えていた両手がパッと開いてチューリップ状態。続いてライブなどでファンがアイドルなどにパワーを送るように、腕を伸ばして、手をひらひらとさせた。
願いが通じたのか、浅井から中がこぼれた瞬間、猿川はまたも冷静に「あ、打った」、菅原が「あー!」と叫ぶと、今度は中田が目を丸くし、絶句したままバンザイ。とにかく明るい話題が必要だったチームに訪れた役満に、全身で驚きと喜びを表現していた。
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合(全216試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)