柴咲コウ初主演ドラマ『〇〇妻』、好評の裏に「『家政婦のミタ』の二番煎じ」の声も

1月15日(木)18時35分 メンズサイゾー

 14日にスタートした柴咲コウ(33)主演のドラマ『○○妻』(日本テレビ系)。初回の平均視聴率は14.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と順調な滑り出しを記録した。


 同作は、柴咲演じる献身的で細やかな気遣いのできる妻と、東山紀之(48)演じるニュースキャスターの夫を中心に描かれるラブストーリー。しかし、これは表向きの姿であり、姑や小姑、夫の職場の人間には"できた嫁"としか映らないその妻は、夫の願いを叶えるために手段を選ばない危険な一面も徐々にのぞかせることになる。初回では、夫の父親が病に倒れ、行き場のなくなった夫の母親を夫妻が引き取り同居することになるが、第一回放送のラストでは"夫婦ものドラマ"という前提をくつがえすような衝撃の展開が明かされることとなった。それは、初回放送当日、日テレの各番組に宣伝で出演し続けた東山と柴咲が、「ネタバレになるので話したくても話せない」という主旨の発言が多かったことも納得のものだった。そんな先の読めないミステリアスな物語に視聴者からは、「今後が気になる」「どんなオチがあるんだろう」との声が相次いでいる。


「『○○妻』が放送されている水曜日の22時枠は、前クールでは綾瀬はるか(29)主演の『きょうは会社休みます。』(日本テレビ系)と沢尻エリカ(28)主演の『ファーストクラス』(フジテレビ系)が放送され、視聴率争いが話題になりました。結果的に、ドラマ内での"壁ドン"などが注目されたこともあり、『きょうは会社休みます。』の圧勝だったワケですが、今クールでも『○○妻』と玉木宏(34)主演の『残念な夫。』(フジテレビ系)が比較対象になりそうです。どちらも夫婦を扱ったテーマということで、日テレ側とフジ側もはなから争う気満々なのかもしれませんね。初回の『残念な夫。』の視聴率は9.4%と、いまのところ『○○妻』がリードしています」(芸能ライター)


 今回、主演を務める柴咲だが、意外にも連続ドラマの単独主演は今回が初。映画やドラマなどこれまでの数々の代表作はもとより、昨年も月9ドラマ『信長協奏曲』(フジテレビ系)や映画『喰女-クイメ-』『青天の霹靂』でヒロインを演じ、順調に女優としてのキャリアを積み続ける柴咲だからこそ、初主演作もヒットさせたいところだが...。


「今作は、2011年の大ヒットドラマ『家政婦のミタ』(日本テレビ系)を手掛けた遊川和彦氏が脚本を担当し、制作スタッフも『家政婦のミタ』の時と同じという体制。それゆえに、一部からは『家政婦のミタの二番煎じ』という声も聞かれます。人間味が薄く謎に包まれたヒロイン、さまざまな問題を抱える家族など、確かに共通する設定がある。もちろん、このまま"家政婦のミタっぽさ"が抜けなかった場合には視聴者離れもあり得ます。ただ、遊川氏は今作の主演をキャスティングするにあたって『柴咲コウに出てくれって頼みに行った』『それくらい柴咲コウのこと好きだった』とインタビューで明かしている通り、柴咲に相当な期待を寄せているわけです。それほど熱望した女優・柴咲さんとの仕事で、"表現することは常に挑戦し続けること"だと考えている作家が、過去のヒットドラマの二番煎じをやるはずがありません。


 対する柴咲さんも遊川氏の情熱に応えるかのように、抑えるところは淡々と、それこそ作り笑顔のような表情や、目だけを動かし動揺している様や、一転して取り乱すような激しい動きまで、大仰になり過ぎないように丁寧に演じている印象を受けました。演技派としての評価を得た映画『GO』やキレ方でも話題となった『バトル・ロワイアル』、大ヒットした『世界の中心で、愛をさけぶ』などが代表作にある柴咲さんには、どうしても華やかな印象がついてまわりますが、劇場公開規模こそ小さいものながら、ゲイのための老人ホームを舞台に"絆"を描いた映画『メゾン・ド・ヒミコ』など静かな表現ができる女優なんです。そういった意味でも、今回のドラマは、浮き沈みの激しい芸能界で長年トップランナーとして走ってきた柴咲さんの、女優としての引き出しの多さを見るドラマとしても楽しめるかもしれません」(芸能関係者)


 柴咲の演技力やこれから徐々に明かされる過去、大人気脚本家の新作であることなど、とにかく話題性は高い『〇〇妻』。このまま視聴率を稼ぎ、柴咲のドラマでの代表作となるのだろうか。
(文=サ乙)

メンズサイゾー

この記事が気に入ったらいいね!しよう

〇〇妻をもっと詳しく

BIGLOBE
トップへ