他人に迷惑もかける“クズキャラ” ラランドのサーヤが相方への不満を吐露
1月15日(金)12時16分 しらべぇ
14日深夜の『アメトーーク!』(テレビ朝日系)は、20代のお笑い第7世代が「お笑い・芸人界の未来を明るくするための意見交換」をする『業界未来への提案』を放送。
ラランドのサーヤが相方への不満を打ち明けた他、EXIT・兼近大樹の、“クズキャラ芸人”に対する鋭い考察が多くの反響を呼んだ。
◼相方が“クズキャラ芸人”
お笑い界には「クズキャラ芸人、猫かわいがりの風潮」があるとサーヤは主張。
遅刻や借金などで周囲に迷惑をかけるクズキャラが「スゴいチヤホヤされる」とし、相方のニシダもそれに該当すると話す。「テレビの人がそういうクズキャラを大好きだからすぐ企画にする」とサーヤ。
収録中に盛り上がるのはいいが、楽屋に戻った際には「『テレビだから良いけど、俺はマジで嫌いだわ』ってマジで怒る、説教する大人がいないとダメ」だと力説した。
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◼クズキャラは「売れたら終わり」?
このサーヤの主張に、兼近は「クズキャラ芸人で残り続けるのってめっちゃムズい」と口を開く。
“クズキャラ”として人気を博せば売れて収入も増え、幸せになるとネタがなくなるため「先ねぇなって、俺はそれがかわいそうだと思う。ニシダさんとの収録にもいたけど、何年かしたら幸せになって『この人誰からも相手されなくなるんだ』って悲しくなった」と本音を漏らした。
◼明かされる「岡野陽一の真実」
クズキャラ芸人はセミのように短い命だと嘆く兼近に、麒麟の川島明も賛同。
ギャンブルにハマり、借金まみれのクズキャラとして知られるピン芸人・岡野陽一を引き合いに出し、「最近売れてきてるから、本番前にズタボロの服に着替えていた。まあまあの服を着てたのにどういうことやねん」とクズキャラを演じている姿を目の当たりにしてしまったという。
これには、周囲からも「ビジネスクズ」と岡野へのツッコミが飛んだ。
◼視聴者も反応
クズキャラだからこそ重宝される一部の芸人にとって、売れるのは諸刃の剣なのかもしれない。
視聴者からは「ビジネスクズだったの?」「クズキャラが愛されるのは(離れた距離前提で)優越感とか安心感くれるからだから、熱心なファンはつきにくそう」「たまに笑えないクズキャラの人いるよね。それが見ててしんどい」と多くの感想がつぶやかれている。
また「クズ芸人についての兼近さんの検証、眼から鱗でした」「兼近のクズ芸人に対する見解いいなぁ」と兼近の主張に好意的な意見も目立っていた。
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(文/しらべぇ編集部・サバマサシ)