寺島進、主演ドラマヒットの裏に昭和の手法 ポスター配りは「原点」

1月16日(木)11時47分 オリコン

自らポスター配りをしていることを明かした寺島進(C)ORICON NewS inc.

写真を拡大

 俳優の寺島進が16日、自身が主演するテレビ東京系金曜8時のドラマ『駐在刑事Season2』(24日スタート、毎週金曜 後8:00※初回拡大SP)の記者会見に出席。スペシャルドラマとして誕生してから7年続く人気シリーズをPRした。

 スペシャルドラマとして5本放送され後、2018年10月期に初めて連続ドラマ化。寺島が演じる、かつては警視庁捜査一課の敏腕刑事、そして今は奥多摩の人々に“駐在さん”として親しまれている江波敦史がさまざまな事件を解決し、“奥多摩の平和を守る”ため奮闘する物語。

 会見に先立ち、阿部真士プロデューサーは、ある“寺島進伝説”を披露。シーズン1の放送開始直前、寺島からの依頼で、宣伝部が制作した番組ポスターを50枚、寺島に渡したところ、「足らない! あと50枚ちょうだい」と言われたという。各所からかき集めて計100枚を渡した。主演俳優に番組ポスターを100枚も渡すのはかなりのレアケースだ。

 「正直、多すぎるんじゃないかと思っていたら、寺島さんは本当に全国の銭湯やサウナ、ご自身のなじみの店に送ってくださって、貼っていただいていた。そういう執念みたいなものに後押しされて、これは僕らも負けられないと思いました」と阿部プロデューサー。

 その甲斐あってか、シーズン1の初回は「局内で誰も想像していなかった」視聴率10.1%を獲得し、平均視聴率でも8%超えを達成(視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区)。シーズン2の制作が実現した。今回は、「無言のプレッシャーが寺島さんからありまして、こちらから150枚渡しました」(阿部プロデューサー)。

 そのポスターはどうなったのか。会見で寺島は「まだ全部貼りきれてないんですけれども」と前置きしつつ、「昔、低予算の自主映画とかやってた時期がありまして、そういう時、宣伝の予算もなかったので、20代後半の頃でしたかね、出演者がお店に行ってポスター貼りを頼んだりしていて。そういう口コミも大事かな、と思いまして。その頃の癖というのが、いくつになっても忘れちゃいけないんじゃないかな、と思って。原点に返って、そういう活動をささやかながらさせてもらっています」と話した。

 『駐在刑事』の魅力について寺島は「まず見やすく、わかりやすく、というのがあります。最近、学校でも家庭でも子どもを叱るとか、しつけるといったことが時代的に薄くなってきているけれども、このドラマは昭和のDNAを引き継ぎながら、基本的なこと、ありがとう、ごめんなさい、おはようございます、おやすみなさい、いただきます、ごちそうさまでした、といった基本的なことを大事にしているからなのかな、と思います」。

 シーズン2は「笑いあり、涙あり、義理人情あり、家族愛あり、さらに今回は希望の光ありがポイントになっています。昨年、撮影している最中に台風19号で奥多摩はじめ、全国で多くの方が被災して、まだ不自由な思いをされている方もいると思うんですが、そういった方にも希望が見える、元気を与えられるドラマになっています」とアピールしていた。

 会見には、ほかに江波と対立している警視庁捜査一課管理官・加倉井国広役の北村有起哉、奥多摩専任特別管理官・軽部翔平役の佐藤寛太、奥多摩で山岳ガイドをしている池原孝夫役の鈴之助。孝夫の母で水音旅館の女将・池原美也子役の市毛良枝、シーズン2の新レギュラー、移動販売パン屋を営む綿谷夏子役の田中美里が出席した。

 加倉井のメイン回や、山岳ガイド・内田遼子(笛木優子)をめぐる翔平と孝夫の三角関係、そして江波と夏子の“オトナの恋”も見どころの一つとなる。

オリコン

「ドラマ」をもっと詳しく

「ドラマ」のニュース

トピックス

BIGLOBE
トップへ