Kis-My-Ft2カレンダー秘話 台湾の足つぼで最も痛がったのは?

1月16日(水)16時0分 NEWSポストセブン

Kis-My-Ft2の新カレンダー撮影秘話

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 放送作家でコラムニストの山田美保子氏が独自の視点で最新芸能ニュースを深掘りする連載「芸能耳年増」。今回はジャニーズの人気グループ、Kis-My-Ft2について。


 * * *

 この時期、各社が持ち回りで編集する「ジャニーズ事務所公認カレンダー」。予約の締め切りが、いよいよ1月22日に迫ってきた。


 今年、小学館が担当しているのは、Kis-My-Ft2。実は4年前にも担当しており、今回で2回目だ。


 前回、メンバーは海外での撮影を熱望していたのだがスケジュールの都合で叶わず。当時の担当者がライブツアー先のナゴヤドームまで打ち合わせに行っていたのを思い出す。とてもではないが、海外に出かけるスケジュールが捻出できなかったのだと思われる。


 今冬も5年ぶりとなる冬場のドームコンサートが京セラドーム(大阪)と東京ドームであり、そのリハーサルなどを考えれば、海外ロケは夢のまた夢だったが、奇跡的にスケジュールが出て、キスマイの事務所公認カレンダーとしては初の海外ロケが昨秋に実現できたのである。


 ロケ地は台湾。日本文化が街並みに残る迪化街や、メンバーの千賀健永の希望で急遽、行くことになった人気パワースポットの龍山寺、日本でいうと吉祥寺のような雰囲気の富錦街などなど、1泊2日ながら、メンバーも、事務所公認カレンダー初の海外ロケに満足気だったと聞く。


 なかでも印象的なエピソードを藤ヶ谷太輔が話してくれた。それは、初日、夜市に出かけた後、、ホテルに戻り、千賀と横尾渉と藤ヶ谷で足つぼマッサージ店に行ったときの話。


 台湾の足つぼマッサージといえば、本場中の本場であり、日本のバラエティー番組でも、台湾の施術者による足裏の反射区にピンポイントで押されるそれは、罰ゲームに使われることもあるほど痛いものだ。


「どこが痛いかわからないほど、めちゃくちゃ痛かった」と振り返る藤ヶ谷。3人の中で、もっとも痛がったのは千賀だったそうで、藤ヶ谷は、その大きなリアクションと、それを見ていた周囲のお客や施術者の爆笑を見て、「キスマイ、アジアのバラエティーでもイケるかもしれない」と思ったそうである。


 キスマイは、ジャニーズの歴代グループの中でも、もっとも芸人との共演番組が多いと言っても過言ではない。


 デビューの翌年に“バラエティーの基本”を叩き込んでくれたのは、『濱キス』(テレビ朝日系)で共演した、よゐこの濱口優。



 声を張ることも、立ち上がってリアクションすることも知らなかったキスマイに、徹底的にバラエティーでの“お約束”を教えてくれた濱口。ほぼ毎週変わるゲームは、全員が成功するまで終わらせてもらえず、体を張るだけでなく、10時間以上の収録になることもザラであった。その後、番組はタイトルを変えながら、師匠は濱口のまま、丸2年、続いた。メンバーにとっては、いわば修行の場であった。


 さらに、『Kiss My Fake』(TBS系)では、おぎやはぎと共演。スタジオショーだったが、メンバー一人ひとりのキャラクターを引き出してくれたのが、おぎやはぎの2人。私がもっとも印象に残っているのは「お前は計り知れねぇな」という矢作兼から横尾への言葉。時間があったからペット介護士の資格を取ったと告白したときのリアクションだった。


 また、『もしもツアーズ』(フジテレビ系)では、キャイ〜ンと。レギュラー編成では、メンバーは1人ずつでの出演となるが、玉森裕太は、ウド鈴木と毎回コスプレに挑戦。毎回、意外な一面を披露している。


 ほかにも、北山宏光は、爆笑問題MCの『世界の日本人妻は見た!』(TBS系)で出川哲朗と2人で海外ロケに出ている。


 さらには、横尾や千賀の俳句、北山が書道で好成績をおさめ、視聴率も好調な『プレバト!』(同)の司会はダウンタウンの浜田雅功だし、『10万円でできるかな』(テレビ朝日系)はサンドウィッチマンが見届け人だ。


 そして事務所の先輩の中で圧倒的に多いのは、バラエティーの達人にして日本を代表する名MC、中居正広との共演。


 そもそも、『キスマイBUSAIKU!?』(フジテレビ系)にて、中居の発案で誕生したのが、横尾、千賀、宮田俊哉、二階堂高嗣による「舞祭組」。さらに、横尾の歌唱力に注目し、「師匠」とニックネームを付け、『UTAGE』(TBS系)で、いじり倒したのも中居。どれだけ、お勉強させてもらったことだろうか。


 そうした番組中、誰かが必ず前に出て、それを残りのメンバーが盛り上げたり、フォローしたりしてきたことが、昨年クリスマスイブからクリスマス当日まで24時間オンエアされた『チャリティー・ミュージックソン』(ニッポン放送)で存分に活かされた。ラジオは5秒、無音だったら「すわ放送事故か」とリスナーに思われてしまうメディア。メインでまわしていたのは北山だったが、日頃、自身の役割を十二分にわかっている他メンバーは、決して、かぶることなく、24時間ラジオを全うした。


“完走”後の会見で、目に涙をためながら「強いグループになった」「さらに、まとまった」と口々に感想を漏らしたメンバーたち。番組中、サプライズで駆け付けた中居とのやりとりも、それは見事なでき栄えだった。


 一方、CDの売り上げやライブの動員数において、デビュー以来、確実に結果を出し、老若男女にファンを増やしつつあるのがキスマイだ。



 

 カレンダーの中身に話を戻そう。海外ならではの開放感にあふれるカットが多数あり、その一部を私がレギュラー出演している『ドデスカ!』でいち早く紹介をさせてもらった。ファンの皆さんも、初の海外ロケへの期待感や、「メンバーが楽しかったのなら、それは良かった」との感想をもちつつ、「かっこいいキスマイも見たい」という御意見がSNS上に見られた。


 安心してください! かっこいいカット、キメ写真、メンバーが「ファッション誌みたい」と評したようなカットも多数あります。


 というのは、キスマイが“撮られ方”を既に熟知しているから。カレンダーに採用する写真をメンバー自ら選ぶという取材のとき、スタッフから「カッコイイ」と褒められた二階堂が口にしたのは「長く、撮っていただいてますから」だった。


 確かに、メンバー全員が、表情やポーズのバージョンを複数持ち合わせているだけでなく、カメラマンや編集者のリクエストに瞬時に応えられるのだ。それは、Jr.時代を含めると、全員15年〜20年超えのベテランで、先輩たち同様、アイドル誌やテレビ誌の取材を毎週のようにこなしてきた彼らだからこその“ワザ”なのだ。


 そしてキスマイは“苦労人”でもあるがゆえ、与えられたチャンスを一つも無駄にすることなく、“結果”を出すために人知れず努力を重ねるメンバーが揃っているグループでもある。


 今回、初の海外ロケが実現できたことで、それぞれアイディアを出し合い、これまでにはないカレンダーを完成させたKis-My-Ft2。これは“買い”だろう。そして藤ヶ谷が「やれる」と言っていたアジア圏でのバラエティー番組にも期待している。

NEWSポストセブン

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