佐藤高石×髙石あかり 愛を再発見 手塚作品でW主演 TBS系2月スタート「アポロの歌」
2025年1月16日(木)7時0分 スポーツニッポン
timeleszの佐藤勝利(28)と女優の髙石あかり(22)が来月18日スタートのTBS系「アポロの歌」(火曜深夜1・28)でダブル主演を務める。佐藤は「愛というものを再発見していただける作品となりました」とアピールした。
愛を軽蔑して生きている大学生(佐藤)が、ある事件がきっかけで幼なじみ(髙石)を死なせてしまい、さまざまな世界をさすらいながら「何度生まれ変わっても結ばれぬ恋をする」というパラレルラブストーリー。原作は手塚治虫の同名漫画。人間のダークな部分を掘り下げた“黒手塚”とも呼ばれている作品で、手塚プロダクションの監修のもと現代解釈して描く。髙石は「愛の形もさまざまで、家族や友人、恋人、表現も人それぞれ。だけど形は違えど確かに同じ愛がそこにはあると学びました」と作品のメッセージを受け取った。
佐藤は所属するtimeleszの新メンバーオーディションが大きな話題に。個人では昨年下半期の「ViVi国宝級イケメンランキング」で1位を獲得する端正なルックスが人気な一方でコントユニットを結成してライブを開催するなど新境地を開拓。髙石は高い演技力で知られ、今年後期のNHK連続テレビ小説「ばけばけ」で主演に抜てきされた。
2人は今作で初共演。「とても難しい役どころでしたが、髙石さんと一緒に、人間の愛とは何かというのを見つめながら演じさせていただきました」(佐藤)と、ともに作品に向き合っていった。活躍の幅を広げている2人により手塚作品がどのように描かれているか期待がかかる。(糸賀 日向子)